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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006SXU

有価証券報告書抜粋 株式会社メタプラネット 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和の効果により、企業収益の改善や雇用情勢の回復傾向が見られるものの、先行き不透明さが残る結果となりました。
このような状況下、当社グループは成長戦略に向けた更なる事業展開を推し進めるため、2015年9月に新たな資金調達を実施し、ホテル事業及び飲食事業の強化に向けた財務基盤を整えてまいりました。
ホテル事業については、既にオープンしているホテルロイヤルオーク五反田、レッドプラネット那覇沖縄、レッドプラネット浅草東京(2015年8月オープン)、すべてが好調に稼働しており、また、区分所有運営する東京都目黒区の既存ホテルも概ね順調に推移しております。また、名古屋市中区錦では既にホテル用地を取得済であり、中部国際空港(セントレア)ではターミナルに隣接する土地を賃借する予約権を保有しているなど、今後のホテル事業の発展及び安定的な収益確保に向けた取組を継続しております。
ディストリビューション事業については、昨年8月から販売開始の新しい音楽フォーマットサービスを提供するエムカードがアーティスト等を中心に好評であります。当事業は当社グループにおいて安定した売り上げ規模を計上しており、今後更に新譜販売に向けた営業活動などに積極的に取り組んでいく所存であります。
飲食事業については、2015年2月、新設分割により株式会社レッド・プラネット・フーズを設立し、飲食事業を営む子会社の全株式保有及び当該子会社の戦略立案・推進と経営監督に関する事業を承継させました。そして、株式会社レッド・プラネット・フーズを中心として、北海道を中心に多種多様なレストラン19店舗を運営するとともに、東京表参道でスイーツ事業のマグノリアベーカリー(カップケーキ)を出店しているほか、2015年12月には東京六本木にKyochon Chicken(韓国系フライドチキン)の店舗をオープンするなど、積極的な事業展開を図ってまいりました。また、2015年9月に株式会社フード・プラネット(旧 株式会社アジェット)と資本業務提携契約を締結し、飲食事業における事業シナジーを図っていく予定でありました。
しかしながら飲食事業は2015年9月期において当社連結会社であります株式会社レッド・プラネット・フーズの株式の投資損失の計上、営業権(のれん)及び一部の固定資産の減損処理、投資有価証券評価損等、多額の減損損失を計上することとなり、当社グループの財務基盤等に大きな影響を与えました。この現状を踏まえ、事業の集中と選択のため、既存事業である音楽事業(ディストリビューション事業)、ホテル事業を収益基盤の柱とするべきとの考えのもと、2016年1月29日付で「飲食事業の譲渡に関するお知らせ」を開示し、2016年2月から3月を目途に飲食事業を第三者に譲渡することとしました。
なお、現時点においては、飲食事業の譲渡先、方法、価額等については未定であります。
以上の結果、売上高は4,179百万円(前年同期比129.1%)、営業損失843百万円(前年同期営業損失382百万円)、経常損失2,205百万円(前年同期経常損失444百万円)、当期純損失2,717百万円(前年同期当期純損失430百万円)、となりました。
前述のとおり当社グループは、新たな事業領域拡大に伴う資本政策の実施による諸経費の増加、飲食事業及びホテル事業の強化による社内システムの構築、積極的な人材の確保により、本社及び子会社の経費が増加しており、グループの発展の為に要した経費を賄うまでには至りませんでした。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
(ホテル事業)
ホテル事業につきましては、2015年8月に「レッドプラネット 浅草 東京」がオープンし売上に若干寄与したほか、「レッドプラネット 那覇 沖縄」、2014年7月に取得した既存ホテル「ホテルロイヤルオーク五反田」、2014年10月から一部を取得した東京都目黒区の既存ホテルの売上が好調に推移しており、連結売上高は757百万円となりました。
利益面につきましては、稼働するホテルの増加に伴う新システムの導入、オープンに向けた人員の前倒しの確保等により一般管理費を賄うことができず、営業損失168百万円となりました。
(飲食事業)
北海道札幌で19店舗の飲食事業を展開する株式会社キューズダイニングの売上高が大幅に拡大しました。また、株式会社スイートスターが展開するマグノリアベーカリーは昨年6月のオープン当初ほどのブームは見られないものの、一定規模の売り上げは引き続き計上できております。その結果、連結売上高は1,724百万円となりました。
利益面につきましては、売上高は好調に推移したものの、新たに取り組みを開始する別ブランドの飲食店のオープン及び今後展開予定の韓国Kyochon(フライドチキン)のオープンに向けた費用の増加、人件費増により営業損失は567百万円となりました。
(ディストリビューション事業)
当社連結子会社ダイキサウンド株式会社は、新しい音楽フォーマットサービスであるエムカードの認知度がアップし、サポートする一部のアーティストの売上も順調に推移した結果、連結売上高は1,697百万円となりました。
利益面につきましては、売上高が好調に推移したものの、一般管理費を補うことができず、営業損失107百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,271百万円となりました。
各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって支出した資金は598百万円(前年同期は352百万円の支出)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純損失△2,732百万円の支出、減価償却費194百万円、のれん償却100百万円の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって支出した資金は△3,964百万円(前年同期は3,217百万円の支出)となりました。これは主に有価証券及び投資有価証券の取得による支出413百万円、有形固定資産の取得による支出2,840百万円、貸付による支出450百万円の支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって獲得した資金は3,656万円(前年同期は5,362百万円の収入)となりました。その主な要因は長期借入金の返済による支出1,087百万円、株式の発行による収入1,705百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02978] S1006SXU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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