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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004E5F

有価証券報告書抜粋 コスモ・バイオ株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

当連結会計年度(自 2014年1月1日 至 2014年12月31日)における財政状態及び経営成績の分析は以下のとおりであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社及び子会社の連結財務諸表は、我が国におきまして、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されておりますが、この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りにつきましては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っていますが、見積りには不確定性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがあります。
当社及び子会社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5〔経理の状況〕1〔連結財務諸表等〕(1)〔連結財務諸表〕の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

(2) 財政状態及び経営成績の分析
① 経営成績の分析
連結売上高は対前年比2.6%増の7,235百万円となりました。
利益面では、為替レートが当連結会計年度平均は106円/ドル(前連結会計年度96円/ドル)で推移したことから、連結売上総利益は2,424百万円(前年実績2,620百万円)、連結売上総利益率は33.5%(前年実績37.2%)となりました。販売費及び一般管理費は、2,261百万円(前年実績2,349百万円)となりました。
その結果、連結営業利益は対前年比40.2%減の162百万円(前年実績271百万円)、連結経常利益につきましては、対前年比35.8%減の285百万円(前年実績444百万円)となりました。
以上の結果、連結当期純利益は、対前年比35.6%減の201百万円(前年実績313百万円)となりました。

② 資産、負債及び純資産の状況
流動資産につきましては、前期末の5,527百万円から293百万円減少して5,234百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が182百万円増の2,438百万円に、たな卸資産が125百万円増の1,110百万円となった一方、有価証券が300百万円減の501百万円、現金及び預金が252百万円減の981百万円となったことによるものです。
有形固定資産につきましては、27百万円増加し、無形固定資産につきましては、7百万円減少いたしました。投資その他の資産につきましては、157百万円増加いたしました。固定資産合計は前期末に比べ177百万円増加して2,927百万円となりました。
以上の結果、総資産は前期末の8,277百万円から116百万円減少して8,161百万円となりました。
流動負債につきましては、支払手形及び買掛金が前期末に比べ122百万円増加したことを主因に、1,130百万円となりました。固定負債につきましては、繰延税金負債が201百万円減少したことを主因に、162百万円減少し、497百万円となりました。
以上の結果、負債合計は前期末の1,479百万円から148百万円増加して1,628百万円となりました。
自己資本につきましては、その他有価証券評価差額金が346百万円減少したこと等により、前期末の6,310百万円から260百万円減少して6,049百万円となり、自己資本比率は前期末の76.2%から74.1%となりました。

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
詳細につきましては、 「3.対処すべき課題」、「4.事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(4) 経営戦略の現状と見通し
当社は、中長期的な経営戦略として、以下の事項に取り組んでまいります。
① 顧客満足度の追求
研究動向にあったメーカー、優れた商品・サービスの開拓・導入、自社製品・サービスの拡大、またCOSMO BIO USA,INC.の積極活用により、顧客が満足する商品のラインアップに努めます。また、各種集客プロモーションや最適な在庫運用による顧客獲得の強化、顧客にとって役に立つ情報の提供に努めます。

② 業容の拡大
既存の市場でのシェア拡大のため、上記顧客満足度を追求し、エンド・ユーザー、代理店、仕入先に選ばれる会社を目指します。また、引き続き海外事業の一層の強化を図ってまいります。更に、成長のためのM&Aや新規事業への投資を積極的に行ってまいります。

③ 経営基盤の安定化
社会に誇れる会社として、法令や商道徳などの遵守、また、株主資本・経営資本を安定化させることで、営業活動に専念してまいります。

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度におきましては、重要な資本の調達はありませんでした。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの分析は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは297百万円の収入(前年実績126百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が330百万円となったこと等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは227百万円の支出(前年実績99百万円の支出)となりました。これは主に、資金運用等のため有価証券の取得を行ったこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、株主還元の一環として、配当金の支払を118百万円行ったこと等により、122百万円の支出(前年実績126百万円の支出)となりました。

以上の結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は当期首の1,435百万円から52百万円減少して1,383百万円となりました。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社ではコア事業である国内研究用試薬販売の比率が高く、エンド・ユーザーも政府の研究予算の影響を受け
る大学・公的研究機関の比率が高いと認識しております。
先にも述べましたが、企業の研究受託市場への展開や海外への輸出は、安定した成長基盤を築くことにもつな
がります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02991] S1004E5F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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