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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004E5F

有価証券報告書抜粋 コスモ・バイオ株式会社 対処すべき課題 (2014年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

ライフサイエンス関連の研究は、医療分野だけではなく、少子高齢化対策や、健康維持、食糧確保、環境保護等、さまざまな分野で活発に行われています。特に医療分野では、iPS細胞の利用を含めた再生医療の研究、がん治療の研究等、我が国がリードする研究において、官民あげての取り組みがなされています。しかしながら、その基礎研究においては、大学・公的研究機関の研究資金源となる政府の科学研究予算の伸び悩みや、各研究機関における近年の厳しい予算使用管理による少額購入への移行、また製薬企業等の研究開発拠点の集約や海外シフト等により、国内の基礎研究市場は活発さを欠いており、販売競争が益々激しくなる等、当社グループにとって厳しい環境が続いております。このような厳しい環境ではありますが、積極的な営業活動、在庫施策による販売力強化、有望自社製品の開発等に努め、2014年12月期の売上高は前年を上回ることができました。
一方利益面では、販売競争の激化に加え、年間を通じての円安傾向、特に秋以降の急激かつ振れ幅の大きい不安定な為替変動による商品原価の上昇を主要因に、当社グループにとって、2014年12月期は利益確保に厳しい1年となりました。こうした環境は今後もしばらく続くものととらえております。
このような状況の中、2015年12月期は、1)市場低迷・円安環境に打ち勝つ、2)効率的・合理的な仕事を行う、の2点をスローガンに、適正な商品価格への是正、自社製品を含む利益性の高い商品・サービスの導入・販売、在庫の充実による迅速出荷、輸出の拡大等による販売数量・販売額の増加を目指します。また、引き続き物流経費、事務経費の削減、新規事業への挑戦等に努めてまいります。
当社グループは、日本のみならず世界のバイオ、ライフサイエンス研究の進歩・発展への貢献を使命とし、信頼される研究支援会社として成長を目指しております。特に、より一層顧客に満足いただける企業として成長すべく、日々の業務を見直す活動を引き続き行ってまいります。また、当社グループでは、2016年1月稼働を目標に新基幹システムへの移行中であり、この新基幹システム導入により業務効率の向上、ひいては商品情報の適時的確な提供、販売力・競争力の強化を目指してまいります。

また、中長期的取り組みとしては、以下の3点を重点課題に、引き続き取り組んでまいります。

(1) 顧客満足度の追求
研究動向にあったメーカー、優れた商品・サービスの開拓・導入、自社製品・サービスの拡大、またCOSMO BIO USA,INC.の積極活用により、顧客が満足する商品のラインアップに努めます。また、各種集客プロモーションや最適な在庫運用による顧客獲得の強化、顧客にとって役に立つ情報の提供に努めてまいります。

(2) 業容の拡大
既存の市場でのシェア拡大のため、上記顧客満足度を追求し、エンド・ユーザー、代理店、仕入先に選ばれる会社を目指します。また、引き続き海外事業の一層の強化を図ってまいります。更に、成長のためのM&Aや新規事業への投資を積極的に行ってまいります。

(3) 経営基盤の安定化
社会に誇れる会社として、法令や商道徳などの遵守、また、株主資本・経営資本を安定化させることで、営業活動に専念してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02991] S1004E5F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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