シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004Z02

有価証券報告書抜粋 株式会社サンゲツ 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費増税による駆け込み需要の反動の影響があったものの、反動減の一巡に伴い、後半には緩やかな回復が感じられました。
当社事業に関連の深い住宅市場においては、駆け込み需要の反動により、新設住宅着工戸数が12カ月連続でマイナスになるなど、厳しい状況が続きました。一方で、消費者のインテリアに対する関心は、ライフスタイルの多様化やワークライフバランスを背景に高まっています。
こうした状況のなか、当社グループは“中期経営計画(2014-2016)Next Stage Plan G”に基づき、人事制度やITシステムを含む組織体制の整備、商品開発力強化や営業手法の見直しにより、多様な需要に対応できる体制構築などを推進しました。また、高いデザイン性に加え、安全性、機能性及び環境に配慮した商品開発に積極的に取り組むとともに、新築市場のみならずリフォーム市場や非住宅市場への販路拡大など、きめ細やかな営業活動を展開しました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高132,050百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益8,031百万円(同10.3%減)、経常利益8,506百万円(同10.2%減)、当期純利益4,402百万円(同19.4%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。

(インテリア事業)
インテリア事業においては、壁装事業部、床材事業部、カーテン事業部の3つの利益責任を有する組織を設立し、それぞれの事業部において新しい商品開発、マーケティング戦略の立案を行うとともに、3事業部共通の課題である新しいプロモーション、ブランディング政策の見直しを実行しました。
壁装事業では、「リザーブ1000」、「リアテック」、「エクセレクト」の3つの新しい見本帳を発刊しましたが、消費増税前の駆け込み需要の反動による新設住宅着工戸数の落ち込みや、リフォーム市場の低迷を受け、壁装材の売上高は55,618百万円(前年同期比0.2%減)となりました。一方、前連結会計年度(2013年度)以来の原材料高騰による仕入価格上昇を、市場の理解を得て当連結会計年度に販売価格に転嫁することにより総利益は改善しました。
床材事業では、医療・福祉施設、商業施設といった非住宅分野の市場が拡大し、メンテナンス性や衝撃吸収性に優れた高機能商品が好調に推移した結果、床材の売上高は38,641百万円(同1.9%増)となりました。しかしながら、原材料費の高騰や為替の影響によるコスト上昇から総利益はほぼ横ばいとなりました。
カーテン事業では、見本帳改訂に伴う価格改定により総利益率は改善したものの、新築住宅市場の低迷、駆け込み需要からの反動減が影響し、カーテンの売上高は8,110百万円(同1.6%減)となりました。
これらの他、施工代などを含むその他の売上10,993百万円(同2.6%減)を加え、インテリア事業における売上高は113,364百万円(同0.2%増)、営業利益は7,550百万円(同14.6%減)となりました。

(エクステリア事業)
エクステリア事業を担う株式会社サングリーンにおいては、積極的な営業強化策を実施し、関東地区においては前年同期比約30%の伸長となりました。
一方で、エクステリア市場においても新設住宅着工戸数の落ち込みが影響し、特に10月以降は前年の増税前特需を上回ることができず、エクステリア事業の売上高は14,699百万円(前年同期比2.1%減)、営業利益は455百万円(同18.1%減)となりました。

(照明器具事業)
照明器具事業を担う山田照明株式会社においては、医療・ホテル・オフィスなどの非住宅分野及びZライト販売先への付加価値商品の販売を強化しました。さらに、重点顧客と位置付ける設計事務所、照明デザイン事務所への営業活動に注力したことにより、非住宅分野での売上が伸長しました。
その結果、照明器具事業の売上高は4,022百万円(前年同期比5.3%増)となりました。また、昨年評価損を計上した商品の受注が回復したことなどにより、営業利益は30百万円(前年同期は営業損失435百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,207百万円増加し、15,540百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4,765百万円(前年同期は7,878百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を7,158百万円計上したことによる収入、法人税等の支払額4,451百万円による支出などを反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は6,134百万円(前年同期は5,477百万円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の新規取得と償還との差額収入10,390百万円と、預金の預入と払戻による差額支出4,111百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は7,692百万円(前年同期は3,025百万円の使用)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出4,810百万円及び配当金の支払額2,857百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03071] S1004Z02)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。