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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004D11

有価証券報告書抜粋 鳥越製粉株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、政府による各種経済対策を背景に緩やかな回復基調にありましたが、消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動が長引くなど、景気の先行きは依然として厳しい状況で推移しました。
食品業界におきましては、円安によるコストアップの影響を受ける一方、依然として低価格品志向が続き、収益環境は一層厳しさを増しております。また、食品への異物混入問題を一つの契機として消費者の食の安心・安全への関心が一層高まっております。
このような状況の中にあって当社グループは、当期が最終年度となる中期経営計画「ACTION 2014」に基づく諸施策の実施に取り組み、経営の効率化と中核事業の競争力強化に努めました。
営業面につきましては、昨年4月に輸入小麦の政府売渡価格が改定されたことに伴い、当社は業務用小麦粉の価格改定を実施しました。また、業務用食品展示会において、低糖質食品「パン de スマート」シリーズを出展し低糖質食品の普及を図るとともに、美味しさの追求と更なる品質の向上に努めました。更に、「ヌードルメーカー」専用の低糖質めんミックスをはじめとした家庭用低糖質食品の品揃えの充実を行うなど、積極的な営業活動を展開いたしました。
その結果、売上高は225億8千6百万円と前年同期に比べ8億4千8百万円(3.9%)の増収となりました。
収益面におきましては、販売競争激化の影響や原材料価格の高騰、電力料金の値上げ、人件費や物流費などの諸経費の増加など、厳しい収益環境が続き、経常利益は14億4百万円と前年同期に比べ5億7千1百万円(28.9%)の減益、当期純利益は8億8千2百万円と前年同期に比べ2億8千9百万円(24.7%)の減益となりました。
単一セグメント内の区分別の状況は次のとおりであります。

(食料品)
①製粉については、小麦粉の出荷数量は減少しましたが、前期に実施した製品価格の値上げの影響などにより、売上高は121億7千6百万円(前年同期比3.8%増)となりました。
②食品については、低糖質シリーズの出荷数量が増加し、品質改良剤などの加工食品の売上も上伸したことなどにより、売上高は73億7千4百万円(前年同期比4.6%増)となりました。
③精麦については、精麦製品の出荷数量が増加したことに加え、原料価格の値上がりに伴い製品価格の値上げを行ったことにより、売上高は28億7千7百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
(飼料)
飼料については、出荷数量が減少したことにより、売上高は8千8百万円(前年同期比22.1%減)となりました。
(その他)
その他については、売上高は6千9百万円(前年同期比10.9%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、12億1千5百万円と前連結会計年度比1億3千2百万円増加しました。この主な要因は、「税金等調整前当期純利益」や「仕入債務の増減額」が減少し、「たな卸資産の増減額」や「売上債権の増減額」が増加したことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、△15億5千万円と前連結会計年度比6億1千9百万円支出が増加しました。この主な要因は設備投資による有形固定資産の取得が増加したことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、△4億9千5百万円と前連結会計年度比6千2百万円支出が減少しました。この主な要因は長期借入金による収入が増加したことなどによるものです。
以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、99億8千7百万円となり、前連結会計年度末比8億2千9百万円減少しました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00351] S1004D11)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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