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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004SEW

有価証券報告書抜粋 株式会社リンガーハット 研究開発活動 (2015年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 研究開発活動の体制
当社グループにおける研究開発活動は「生産技術研究チーム」、「モデル店舗開発チーム」を設け、それぞれ専任担当者を置いて各チームごとに研究開発活動にあたっております。
また、店舗のメニュー開発は「リンガーハット商品開発チーム」と、「浜勝商品開発チーム」が担当しております。
「生産技術研究チーム」においては店舗、工場の設備・機器・システムの研究開発と機器の内製化を推進することにより品質の向上とコストダウン及びノウハウの蓄積を担うべく活動しております。
「モデル店舗開発チーム」においては経営目標達成のために、お客さまのニーズにあった「競争力の高い」モデル店舗をつくりあげる企画開発を各業態、関連組織と連携して活動しております。
「商品開発チーム」においては商品戦略を業態別にロードサイド、フードコート、都心ビルインに分け年間商品開発カレンダーに落とし込み、商品コンセプト策定、消費者ニーズ等の調査、試作、役員試食、消費者試食、オペレーション検証と機器開発、自社工場製造ラインテスト、品質保証チームによる食品衛生チェックを経て、販売を決定する体制をとっております。
ちゃんぽん麺、皿うどん用フライ麺、ぎょうざ、チャーハンをはじめ多くの材料を自社工場で生産するシステムをとり「他社との絶対的な商品の差別化」を図っている当社グループでは、「商品開発チーム」は、素材調達を担当する「購買チーム」及び生産・加工を担当する「生産チーム」と連携して商品開発活動を行っております。
また、販売に際しては、店舗オペレーションマニュアルの作成と周知、店舗責任者への教育・訓練を「トレーニングチーム」と連携して行っております。

(2) 研究開発活動の方針
「すべてのお客さまに楽しい食事のひとときを心と技術でつくる」という企業ミッションを達成するために、研究開発におきましては「お客さまに喜んで頂ける研究開発活動を推進する」こと、商品開発におきましては「健康的で高品質な商品を手頃な価格で提供する」ことをその活動基本方針としております。国内にせまる少子高齢化対応、国内外の多様化する消費者ニーズ等、時代の変化、販売拠点の変化に対応、あるいは企業側からの積極的新提案ができるよう、業界動向、消費者調査、来店客調査から得られる情報を活動方針に反映させております。

(3) 当連結会計年度における研究開発活動
① 長崎ちゃんぽん事業
(イ)ちゃんぽん類の開発
メイン商品のすべてのベースとなっている長崎ちゃんぽん・皿うどんの継続した品質アップ及び、春は「とくえびちゃんぽん」、夏の季節商品「黒酢黒胡麻の冷やし麺・冷やしちゃんぽん」、冬の定番商品「かきちゃんぽん」、店舗限定商品の「あんかけちゃんぽん・レタス鍋ちゃんぽん・その他地域限定商品」などの商品の開発を行いました。
(ロ)サイドメニューの開発
チャーハンに関してはよりパラパラ感を出す為にチャーハン工程の見直しを実施し、季節商品のふわふわたまごのレタスチャーハンの新商品を開発、ぎょうざに関しては品質向上させる取組み活動を行いました。
(ハ)モデル店舗の開発
ちゃんぽん・皿うどんに入れる具材をお客さまのお好みで選び有料で追加できる注文方式「myちゃんぽん」の様々な立地に対応するモデル構築のため、2014年7月にビルインタイプの長崎かじや町店、同年12月にはフードコートタイプのIY奈良店に展開しました。myちゃんぽん追加具材の摂取率は平均で約25%で推移し、myちゃんぽん類の売上高は店舗売上高の約15%程度で推移しています。
さらに、手づくり惣菜にごはんと味噌汁定食タイプの新業態「おかず屋」を開発し、既存フードコートタイプのリンガーハットイオンモール直方店を二分割改装し導入・展開する計画です。
(ニ)食の安全・安心について
近年、食の安全・安心について叫ばれている中、当社はお客さまに安心して召し上がっていただくために、旨味は変わらず、塩分を3割カットした「減塩ちゃんぽん」を開発しました。
また、使用する食材の安全性について研究開発を行った結果、合成保存料・合成着色料を一切排除しております。また、ホームページ上にて主要食材の原産地情報及びアレルギー情報を公開する体制を整えております。
上記の結果、当連結会計年度中に長崎ちゃんぽん事業の研究開発に投資した金額は、83,543千円であります。

② とんかつ事業
(イ)とんかつ類の開発
季節定番のブラッシュアップを行い、「春野菜のミルフィーユかつ」「梅しそ巻とヒレ膳」「かきふらいとヒレ膳」を販売しました。それぞれ小ポーションの商品も開発しました。
(ロ)モデル店舗の開発
デザートビュッフェの商品をブラッシュアップし季節に応じた展開をしました。
(ハ)その他開発
定番商品をさらに美味しくするために、バッタミックスとパン粉の改良を実施しました。
上記の結果、当連結会計年度中にとんかつ事業の研究開発に投資した金額は、43,463千円であります。

③ セグメントに区分できない基礎研究開発活動
生産技術研究チーム
(イ)冷凍ごはんラインの構築
(ロ)回転式電磁調理器の開発と有効活用
(ハ)調理のシステム化の取り組み(オートフライヤーの研究開発)

以上、当連結会計年度中に研究開発活動へ投資した金額の合計は、各セグメントに区分できない費用21,182千円を含め、148,189千円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03099] S1004SEW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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