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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055ML

有価証券報告書抜粋 常磐興産株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるなか、企業収益の回復を反映して設備投資は緩やかに増加し、個人消費も雇用・所得環境の改善や下期における原油安等を背景に持ち直しがみられる等景気は緩やかな回復基調にありましたが、海外経済の下振れリスクの懸念等先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような環境のもと、観光業界において依然福島県内は厳しい状況にありますが、スパリゾートハワイアンズにおきまして、日帰り部門の利用者数は前期をやや下回りましたものの、宿泊部門の集客は首都圏ファミリー層を中心に堅調に推移いたしました。
卸売業につきましては、石炭および石油両部門において販売数量が減少するとともに販売価格が下落したことにより大幅な減収減益となりました。製造関連事業につきましては、需要の増加に伴い堅調に推移し増益となりましたが、運輸業につきましては前期を下回りました。
この結果、当連結会計年度の売上高は494億61百万円(前期比49億68百万円、9.1%減)、営業利益は18億55百万円(前期比2億82百万円、13.2%減)、経常利益は14億24百万円(前期比2億72百万円、16.0%減)、税制改正による繰延税金負債の取崩しに伴い当期純利益は15億9百万円(前期比4百万円、0.3%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
[観光事業]
スパリゾートハワイアンズにつきましては、春休みに「吉本笑学校」、ゴールデンウィークに「仮面ライダー鎧武キャラクターショー」、夏休みに「ジャングルハワイアンズ~7つの大冒険~」、冬休みに「妖怪ウォッチ ジバニャン バラエティーショー」など多彩なイベントを実施いたしました。さらに、7月には「常磐音楽舞踊学院50周年記念東京公演」を実施し、10月からはプロジェクションマッピングによる最新の映像・光・音響を駆使した光のきづなメッセージ「ナイトレインボー」をスタートさせました。加えて、1月からは夜のポリネシアンショーをリニューアルさせる等のスパリゾートハワイアンズ創業50周年企画「BIG MAHALO!!」をスタートさせました。その結果、日帰り部門につきましては、利用人員は1,482千人(前期比24千人、1.6%減)となりましたものの、宿泊部門につきましては、4月から無料送迎バスの発着地を拡大し個人客の集客に努めたことにより利用人員は473千人(前期比13千人、3.0%増)となりました。
クレストヒルズゴルフ倶楽部は、首都圏向け宿泊ゴルフパックを積極的に販売しました結果、利用人員は56千人(前期比0千人、1.0%増)となりました。
この結果、当部門の売上高は、131億35百万円(前期比1億17百万円、0.9%増)となりましたが、消費税増税の影響による日帰り部門の入場者数減少等により営業利益は20億53百万円(前期比1億86百万円、8.3%減)となりました。
[卸売業]
石炭部門につきましては一般産業向け販売数量が、また石油部門につきましては主要納入先である電力会社向け販売数量がそれぞれ減少するとともに両部門とも価格が下落したことにより減収となりました。
この結果、当部門の売上高は、326億7百万円(前期比51億46百万円、13.6%減)、営業利益は2億56百万円(前期比1億1百万円、28.3%減)となりました。
[製造関連事業]
主に中国の需要回復の影響を受け、船舶用モーターの販売数量が増加いたしました。
この結果、当部門の売上高は、16億47百万円(前期比87百万円、5.6%増)、営業利益は1億25百万円(前期比23百万円、23.6%増)となりました。

[運輸業]
港湾運送部門につきましては、セメント輸送が堅調に推移いたしましたものの、石油小売部門につきましては販売数量が減少するとともに販売価格も下落いたしました。
この結果、当部門の売上高は、20億70百万円(前期比26百万円、1.3%減)、営業利益74百万円(前期比3百万円、4.5%減)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、70億78百万円と前連結会計年度末に比べ6億13百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロ-)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、38億33百万円(前年同期は41億30百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が13億60百万円、減価償却費が13億78百万円、仕入債務の増加額7億99百万円及びその他の流動負債の増加額9億55百万円であった一方で、売上債権の増加額2億84百万円、未払消費税等の減少額2億20百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は、5億40百万円(前年同期は6億53百万円の使用)となりました。これは主に、固定資産の取得6億49百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は、39億7百万円(前年同期は46億63百万円の使用)となりました。これは主に、借入金の返済30億44百万円、社債の償還3億43百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00033] S10055ML)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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