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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051G7

有価証券報告書抜粋 株式会社フレンドリー 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


外食産業を取り巻く環境は今後とも厳しい状況が続くと考えておりますが、当社の原点である経営理念に立ち返り、「お客様満足度」の向上を徹底して追求していくことによりお客さまの支持の回復を図りたいと考えております。
また、当面の最重要課題は「収益力の回復」「黒字転換」でありますが、第57期より取組んだ「経営構造改革」の成果である体質改善(「固定費の大幅削減」と「変動費コントロール力の向上」など)を活かすべく、まず既存店の集客力の回復により収益改善を図ります。
具体的には、中長期的な経営戦略として下記の施策に重点的に取組んでまいります。

(1)既存店舗の改装による集客力の改善
2006年3月期以降の業態転換、新業態開発の結果が芳しくなく、更新投資に充てられるキャッシュ・フローを確保できなかったため、近年は店舗の改装・更新投資を控えてまいりました。これが集客力の低下の一因であると考えております。この点を解消するため、当社は、36店舗の改装を実施いたしました。

(2)改善されたハード(店舗設備)を最大限に活かす店舗オペレーションの改善
上記(1)の改善に見合うソフト面の改善も集客力改善のためには不可欠であることから、お客様に対する接客姿勢等の改善を図ることで、お客様に再来店を動機付ける店舗作りを目指します。
特に、DHC(Delicious:マニュアル以上に旨いもの作りにこだわる、Hospitality:ほのぼのとした温かさの提供、明日への活力の提供、Cleanliness:磨き上げたピカピカの店舗)運動の強化に取組んでまいります。
さらに、経営理念の浸透・会社方針の明確化・クレームへの適切な対処・パートナーの戦力化等の従業員教育の強化に取組んでまいります。

(3)業態転換による業態の絞り込みと集中
不採算業態からの撤退により、既存8業態を2017年3月期までに6業態に絞り込む一方、既存店舗の一部を比較的収益性が高い業態に転換し、経営資源の集中を図ります。
なお、2015年3月に「ハッピーコング」巣本店を閉店したことにより、2015年3月末現在、7業態になっております。

(4)売上改善への取組み強化
上記(2)の店舗オペレーションの改善を基礎として、「中価格・高品質」・「旨い・綺麗・安心」を商品創作の基本方針とし、商品の進化に取組むとともに、ターゲット及びプライスゾーンの明確化等々の施策を織り交ぜて増客を目指します。

(5)本社管理機能の効率化及び追加のコスト削減
店舗運営を支援する本社についても、業態の集約等に合わせた支援体制を再構築することにより、より効率的な組織運営を目指します。また、集客力アップに繋がる広告宣伝・販売促進活動の戦略的選択や、会議体等の情報伝達方法の改善を図り業務効率を高めることで、店舗運営の支援強化を目指します。
また、全経費の見直しによる適正化の判断を行うとともに、全経費の必要性と削減案の検討によるコスト低減を図ります。

(6)戦略的な店舗撤退
既存85店舗(2015年3月末現在)のうち、店舗採算性に関して一定水準を維持できない店舗については撤退を行うことを計画しております。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


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