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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004S7K

有価証券報告書抜粋 株式会社アークス 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に、一部で企業収益や雇用情勢の改善傾向が見られるものの、消費税増税後の反動や物価の上昇等による個人消費の低迷が鮮明となり、景気の回復は先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主力事業である食品小売業界におきましても、天候不順、消費税増税や電気料金の値上げ等に伴う消費者の節約志向に加え、競合各社との価格競争、異業種との競争激化により、経営環境は引き続き厳しい状況で推移してまいりました。
このような状況のなか、当社グループは、地域シェアの拡大と企業価値の向上を図るため、これまで以上に積極的な施策を進めてまいりました。
2014年9月1日には、当社グループの東北エリアにおける一層の競争力強化を図ることを目的として、岩手県及び宮城県に店舗を展開している㈱ベルプラス(本社:岩手県盛岡市)と株式交換による経営統合を実施いたしました。また、当社の連結子会社である㈱ユニバースが、2014年3月31日付で㈱リッツコーポレーション(本社:福島県会津若松市)の全株式を取得して子会社化し、同年9月1日に同社を吸収合併いたしました。
組織体制面におきましては、2014年9月1日より、これまで㈱イワイが担当していた酒販事業を㈱ラルズへ移管し直営化させることで、食品売り場と連携した販売力強化に努めてまいりました。
また、グループシナジーの更なる追求を目的として前年度に大きく見直しを行った委員会・プロジェクトの活動を通じ、当社グループのスケールメリットを生かした商品・資材調達への取り組みや、新たな販売チャネル開発を始めとする新規事業の研究を継続してまいりました。更に、当社と当社子会社の機能及び役割の明確化によるグループ・ガバナンスの強化並びに公正な取引を推進するための業務改革を、グループ共通の取り組みとして継続してまいりました。
営業面におきましては、新規出店として2014年7月に「スーパーアークス室蘭中央店」(運営会社㈱ラルズ)を、同年12月に「スーパーアークス大縄店」(運営会社㈱道南ラルズ)をそれぞれオープンいたしました。いずれの店舗も地場商品の取扱い強化、惣菜バイキングや各種少量パック並びに簡便商品の品揃えを充実させた他、お買いものをお楽しみいただき、地域の皆様の憩いの場としてもご活用いただけるための取り組みを行い、ご好評をいただいております。その他、㈱ユニバースが5店舗の移転・新築と1店舗の改装を実施するなど、業態変更や店舗改装を積極的に進めてまいりました。
一方、店舗政策の効率化のため、2014年6月に「ラルズプラザ札幌店」及び「ラルズマート札幌店」(いずれも運営会社㈱ラルズ)を閉店した他、「フクハラるる店」(運営会社㈱福原)の大幅な改装に伴い、同店と商圏を同じくする「フクハラ広尾店」(運営会社㈱福原)を2014年10月に閉店いたしました。
また、販売面におきましては、アークスグループ共同の販売促進を強化し、テレビCMの投入やお客様プレゼントキャンペーンなどを積極的に実施いたしました。その他、昨年8月以降、東北地区へ順次展開してきたアークスRARAカードは、総会員数が2015年3月末現在で257万人を超えました。
以上の取り組みにより、当連結会計年度の連結業績は、当第3四半期より連結子会社となった㈱ベルプラスの業績貢献などにより売上高は4,703億10百万円(対前期比3.5%増)となりましたが、東北地区におけるポイントカード会員数の大幅な増加や直近のお客様のポイント使用実績等を踏まえ、将来使用されると見込まれる予想額を見直した結果、当連結会計年度のポイント引当金繰入額が増加したことなどにより、営業利益127億12百万円(対前期比5.4%減)、経常利益142億90百万円(対前期比2.7%減)となりました。当期純利益につきましては㈱ベルプラスの子会社化に伴う負ののれん発生益24億75百万円、段階取得に係る差益4億30百万円を計上したことなどにより94億75百万円(対前期比48.6%増)となりました。
なお、当連結会計年度末現在の当社グループの総店舗数は、319店舗(北海道204店舗、青森県36店舗、岩手県69店舗、秋田県2店舗、宮城県8店舗)となっております。

当連結会計年度に実施した新規出店等は以下のとおりであります。

概 要店舗名称実施時期運営会社
新規出店
(2店舗)
スーパーアークス室蘭中央店2014年7月㈱ラルズ
スーパーアークス大縄店2014年12月㈱道南ラルズ
移転新築
(5店舗)
ユニバース種市店2014年10月㈱ユニバース
ユニバース二戸荷渡店2014年11月㈱ユニバース
ユニバース軽米店2014年11月㈱ユニバース
ユニバース湊高台店2014年12月㈱ユニバース
ユニバース桔梗野店2014年12月㈱ユニバース
業態変更
(2店舗)
スーパーアークスパルプタウン2014年8月㈱道北アークス
スーパーアークス西神楽2014年11月㈱道北アークス
改装
(11店舗)
ジョイス龍ヶ馬場店2014年3月㈱ジョイス
ジョイス大船渡店2014年4月㈱ジョイス
東光ストア平岡店2014年4月㈱東光ストア
ユニバース新井田店2014年6月㈱ユニバース
ジョイス石鳥谷店2014年6月㈱ジョイス
ジョイス本町店2014年7月㈱ジョイス
ジョイス二戸店2014年9月㈱ジョイス
ビッグハウス金ヶ崎店2014年10月㈱ベルプラス
フクハラるる店2014年10月㈱福原
ラルズマート江差店2014年10月㈱道南ラルズ
ロッキー紫波店2014年11月㈱ジョイス
閉店
(2店舗)
ラルズプラザ・ラルズマート札幌店2014年6月㈱ラルズ
フクハラ広尾店2014年10月㈱福原

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して99億52百万円増加し、332億40百万円となりました。当連結会計年度における連結キャッシュ・フローの各々の状況とそれらの主な要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、法人税等の支払額55億28百万円があったものの、税金等調整前当期純利益160億3百万円、減価償却費55億40百万円の計上などにより、177億64百万円(対前期比57億6百万円増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入57億53百万円があったものの、新規出店や店舗改装に伴う有形固定資産の取得による支出66億81百万円、貸付けによる支出30億87百万円などにより、34億67百万円(対前期比2億5百万円増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、長期借入れによる収入22億円があったものの、長期借入金の返済による支出19億69百万円、及び配当金の支払額21億96百万円などにより、43億44百万円(対前期比1億51百万円減少)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03199] S1004S7K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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