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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004RRI

有価証券報告書抜粋 株式会社プレナス 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善等により緩やかに回復したものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動もあって生産が弱含み、設備投資も低迷する等、力強さを欠きました。
当外食産業におきましては、物価の上昇や天候不順等の影響もあり、個人消費の回復が遅れ、加えて原材料価格の上昇や人手不足が大きな課題となる等、厳しい事業環境が続きました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、引き続き新規出店を推進すると共に、店舗のQSC(品質、接客、清潔感)向上、商品力の強化、効果的な販売促進活動の展開に努めました。また、「ほっともっと事業」においてフランチャイズ展開を推進すると共に、「やよい軒事業」においても加盟店の募集を行い、さらなる事業基盤の強化に向けて、活動いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、1,525億85百万円(前期比1.0%増)、営業利益は67億2百万円(前期比15.6%減)、経常利益は77億8百万円(前期比11.7%減)、当期純利益は42億36百万円(前期比15.6%減)となりました。売上高につきましては、新規出店により店舗数が増加したことが要因で、前期実績を上回りました。利益面につきましては、売上高の増加があったものの、店舗運営に係る人件費等の増加が要因で、前期実績を下回りました。

[国内における店舗展開の状況]
前連結会計
年度末
新規出店退店当連結会計
年度末
改装・移転
ほっともっと2,692店124店88店 2,728店 153店
やよい軒247店30店3店274店14店
MKレストラン32店1店31店1店
合計2,971店154店92店3,033店168店

[海外における店舗展開の状況]
展開エリア前連結会計
年度末
新規出店退店当連結会計
年度末
ほっともっと中国5店1店 6店
韓国4店2店2店4店
やよい軒タイ115店18店4店129店
シンガポール4店2店6店
オーストラリア1店1店
台湾2店2店
合計128店26店6店148店


セグメントの業績は次のとおりであります。

[ほっともっと事業]
初めて生のまぐろを使用した海鮮メニュー「ねぎまぐろ丼」や、豆腐が主役の「豆腐牛めし」等、お客様の多様なニーズにお応えする新商品を発売いたしました。また、おいしさだけでなく健康にもこだわった「金芽ごはん」を使用して、店内調理による手づくりの特長を活かした商品の提供に努め、競合店との差別化を図りました。
加えて、webを利用した宅配・受取予約・物販の新サービス「Netto Motto(ネットモット)」を全店で導入し、お客様に新たな「ほっともっと」の利用方法を提供することで、利便性の向上を図りました。
2014年12月には、商品価格の改定を実施いたしました。原材料や人件費等の店舗運営に係るコストが、中長期的に上昇傾向にあるため、全商品一律10円の価格改定といたしました。
フランチャイズ展開につきましては、「ユニットFC制度」を利用して、引き続き新規オーナーの獲得及び既存オーナーの多店舗化に積極的に取り組んだ結果、加盟店は順調に増加しております。
しかしながら、既存店売上高は、前期比99.9%とわずかに前期実績を下回りました。
以上の結果、売上高は、1,217億23百万円(前期比1.2%減)、営業利益は49億11百万円(前期比24.5%減)となりました。売上高につきましては、店舗数は増加したものの、直営店の加盟店への移管が進んだことにより、前期実績を下回りました。営業利益につきましては、店舗運営に係る人件費等の増加が要因で、前期実績を下回りました。

[やよい軒事業]
素材や手作り感にこだわった定食メニューをお手頃な価格で提供することを基本に、「冷汁ととり南蛮の定食」「すき焼き定食」等の郷土性や季節感を取り入れた商品を発売し、他店との差別化を図りました。また、お客様に快適にご利用いただけるよう、店舗のQSCの向上に努めると共に、テレビCMの放映やディスカウントキャンペーンを効果的に実施し、お客様の来店促進を図りました。
また、原材料や人件費等の店舗運営に係るコストが、中長期的に上昇傾向にあるため、本年1月に価格改定を実施いたしました。
さらに、本格的にフランチャイズ展開を推進するため、新規オーナーの募集を行い、加盟店の増加に努めました。
店舗展開につきましては、初めて四国地方に出店する等、事業展開エリアを着実に広げております。
これらにより、既存店売上高は、前期比103.4%となり、5期連続で前期実績を上回りました。
以上の結果、売上高は275億85百万円(前期比13.0%増)、営業利益は18億51百万円(前期比20.2%増)となりました。

[MKレストラン事業]
豊富な具材と個性豊かなスープが選べる「MK鍋」に、本格飲茶や一品料理も取り揃え、より多くのお客様にお楽しみいただけるメニューに一新いたしました。また、店舗のQSCの向上に努めると共に、テレビCMの放映や携帯電話・スマートフォンを利用した「MKポイントサービス」会員の獲得にも注力する等、お客様の来店促進を図りましたが、既存店売上高は前期比97.7%にとどまりました。
以上の結果、売上高は32億76百万円(前期比7.0%減)、営業利益は1億20百万円(前期比82.8%増)となりました。




(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ14億32百万円増加し、165億49百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、100億5百万円(前連結会計年度に得られた資金は107億66百万円)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益67億84百万円、減価償却費48億77百万円、減損損失6億63百万円、法人税等の支払額32億88百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、72億8百万円(前連結会計年度に使用した資金は84億9百万円)となりました。主な内訳は、定期預金の預入による支出102億10百万円及び払戻による収入122億6百万円、有形固定資産の取得による支出82億28百万円、関係会社株式の取得による支出2億58百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、19億35百万円(前連結会計年度に使用した資金は19億28百万円)となりました。主な内訳は、配当金の支払いによる支出19億12百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03200] S1004RRI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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