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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005XT5

有価証券報告書抜粋 藤久株式会社 業績等の概要 (2015年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度における国内景気情勢は、政府や日銀による財政金融政策による円安・株高を背景に、企業収益や雇用情勢の改善が見られ、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、円安に伴う輸入品価格の上昇や、新興国経済の動向等の懸念材料もあり、先行きは依然不透明な状況となりました。
手芸・服飾品業界におきましては、業種や業態を超えた企業間競争の激化や淘汰が進むなど、引き続き厳しい経営環境となりました。
このような情勢のもとで、当社では新規出店に当たりましては、中・小型店舗を中心として積極的な店舗展開を推し進めましたほか、既存店では収益力の向上を重点課題とし、業績の向上と業容の拡大に取り組んでまいりました。
当社は、セグメント情報を記載しておりませんので、事業部門別の業績を示すと次のとおりであります。
[店舗販売部門]
新規出店では、手芸専門店「クラフトハートトーカイ」30店舗、「クラフトパーク」4店舗及び生活雑貨専門店「サントレーム」3店舗の合計37店舗を開設しました。一方、退店では、「クラフトハートトーカイ」15店舗、「クラフトパーク」5店舗及び「サントレーム」5店舗の合計25店舗を閉鎖しました。この結果、当事業年度期末現在の総店舗数は前事業年度末比12店舗純増の490店舗となりました。
店舗運営面につきましては、手芸専門店における店舗内ソーイングスクールの開講店舗を、前事業年度末比61店舗純増の222店舗に拡大し、受講者数の増加に努めましたほか、出張講習会やシニア向け講習会の拡充等により既存の店頭講習会の活性化を図り、「教えること」による売上げの増大と顧客層の拡大を図りました。一方、商品面では、北欧テイストの生地を中心にインテリア向けの提案を行う「北欧フェスト」、手づくりバッグに関連する商材や作品を集約した「バッグマルシェ」などの総合提案コーナーの展開を強化いたしました。また「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」などの人気キャラクターを用いた生地やワッペンなどの拡充を推し進めました。生活雑貨専門店においては、ギフト商品の提案力強化を継続して推し進めるとともに、会員獲得の強化や販売促進策の見直しに取り組むなど、既存店の活性化と販売力の強化に努めました。当部門の売上高は、商品区分別では、毛糸、和洋裁服飾品、衣料品及び生活雑貨は前事業年度を下回りましたものの、手芸用品及び生地が前事業年度を上回りました結果、209億71百万円(前年同期比0.1%増)となりました。
[通信販売部門]
手芸用品及び生活雑貨のネット通販サイトでは、アクセス数の増加策の継続実施とともに、出店先電子モールの販売促進策に連動したセール企画を推し進め、売上げの増大を図りました。また、カタログ通販とネット通販の間で展開商品の連動性を高め、通販間相互の活性化と販売力の強化に努めました。当部門の売上高は、商品区分別では、毛糸は前事業年度を下回りましたものの、手芸用品、生地、和洋裁服飾品、衣料品及び生活雑貨が前事業年度を上回りました結果、11億1百万円(前年同期比5.3%増)となりました。
[その他の部門]
当部門の内容は不動産賃貸収入であり、売上高は50百万円(前年同期比2.4%増)となりました。

以上の結果、営業成績につきましては、全業態既存店売上高は1.8%の減収となりましたものの、新店効果及び通信販売部門の増収が寄与し、売上高は221億23百万円(前年同期比0.4%増)となり、利益面では、営業利益は6億82百万円(前年同期比22.0%増)、経常利益は6億85百万円(前年同期比21.2%増)、当期純利益は2億80百万円(前年同期比104.4%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ45百万円増加し、44億73百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、7億40百万円(前年同期比8億71百万円減)となりました。主なプラス要因は、税引前当期純利益6億7百万円、減価償却費4億14百万円、たな卸資産の減少額2億66百万円によるものであります。主なマイナス要因は、法人税等の支払額5億42百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2億89百万円(前年同期比1億48百万円増)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出2億89百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4億5百万円(前年同期比39百万円増)となりました。これは、リース債務の返済による支出2億71百万円、配当金の支払額1億34百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03211] S1005XT5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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