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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006GHU

有価証券報告書抜粋 株式会社文教堂グループホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年8月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについて過去の実績等を参考にして合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度における我が国の経済は、企業の業績が改善し一部で雇用・所得環境の改善がみられ、景気の回復が期待されているものの、中国経済の減速などの影響もあり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
出版流通業界におきましても、雑誌を中心とした販売低迷により市場規模の縮小が続いており、改善の兆しもなかなか見えない状況です。
このような状況下、当社グループにおきましては、引き続き店舗運営の効率強化を図るため、既存店舗のリニューアルを含めスピード感を持ってスクラップアンドビルドに積極的に取り組んでまいりました。

新規出店につきましては、当社グループ限定販売商品の取り扱いなどにより好調な推移を見せているアニメ関連商品に特化した「アニメガ」を中心に新業態・複合店舗の出店を進めており、当連結会計年度はJOY仙台ロフト店、つくし野とうきゅう店、BunGood高崎店、アニメガヴィーナスフォート店、あざみ野とうきゅう店、八千代緑が丘駅店、アニメガリミテッドストア渋谷パルコ店、アニメガリミテッドストア福岡パルコ店、アニメガ吉祥寺パルコ店、アニメガ池袋アルタ店、大津パルコ店、アニメガ横浜ビブレ店の12店舗を出店いたしました。
また、関西エリアの競争力を強化させるとともに、スケールメリットを生かした経営の効率化及び事業の拡大を図るため、2014年11月1日付でキャップ書店からオーク2番街店、逆瀬川店、王寺店、立花店、千林店、河内長野店、京橋店、御堂筋本町店の8店舗を譲り受けました。
リニューアルにつきましては、店頭の活性化及び新規顧客の獲得のため、既存店への文房具売場の新設や、人気のアニメ・ゲームキャラクターとコラボレーションしたグッズカフェを導入するなど、既存の書店のイメージにとらわれない店舗づくりを進めており、当連結会計年度においては、二子玉川店、栄上郷店、中央林間とうきゅう店、ホビー・アニメガ町田店、アニメガ新宿アルタ店、王子神谷店、新中野店、SHIZUOKA109店、市原店、弥富店、水戸店、JOY仙台ロフト店、本庄店、横浜北山田店、新横浜駅店、鎌倉店の16店舗のリニューアルを行うとともに、FC店2店舗を含め18店舗の閉店をいたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、33,335百万円(前連結会計年度比0.2%増)、経常損失は386百万円(前連結会計年度は経常損失444百万円)、当期純損失は553百万円(前連結会計年度は当期純損失831百万円)となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、税金等調整前当期純損失、棚卸資産の増加、仕入債務の減少、店舗有形固定資産の取得による支出等の影響を受けております。
新規出店・増床に伴う有形固定資産の取得状況に関しましては、「第3 設備の状況 1.設備投資等の概要 2.主要な設備の状況」をご参照ください。
また、当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況に関しましては、「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照ください。
(4)財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における資産の部の合計は、24,922百万円(前連結会計年度比3.0%減)となりました。
流動資産は17,141百万円(同1.1%減)となり、主な要因としましては、現金及び預金の減少(同589百万円減)、商品の増加(同515百万円増)によるものであります。
固定資産は7,756百万円(同6.9%減)となり、主な要因としましては、長期貸付金の減少(同41百万円減)、差入保証金の減少(同303百万円減)、リース資産の減少(同269百万円減)、繰延税金資産の減少(同22百万円減)によるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債の部の合計は、24,196百万円(前連結会計年度比0.8%減)となりました。
流動負債は15,464百万円(同1.7%減)となり、主な要因としましては、支払手形及び買掛金の減少(同431百万円減)、短期借入金の増加(同404百万円増)、一年以内リース債務の減少(同272百万円減)によるものであります。
固定負債は8,732百万円(同0.7%増)となり、主な要因としましては、長期借入金の増加(同49百万円増)、リース債務の減少(同34百万円減)、退職給付に係る負債の増加(同22百万円増)によるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産の部の合計は、725百万円(前連結会計年度比44.1%減)となりました。
主な要因としましては、当期純損失の計上553百万円に伴う利益剰余金の減少によるものであります。
(5)重要事象等について
当社グループは、「4[事業等のリスク]5.継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、当連結会計年度において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を解消すべく、引き続き店舗リニューアルを含めたスクラップアンドビルド及び人員体制再構築などによる事業構造の改革を着実に進めることにより、営業利益及び営業キャッシュ・フローを獲得できる体制を構築してまいります。
今後の新規出店及び既存店のリニューアルにつきましては、好調な推移を見せている「アニメガ」を中心に新業態の出店を加速して新たな需要を喚起し、商品開発におきましても、高い収益性と集客性が見込める人気のアニメ・キャラクターグッズなどの当社グループ限定商品を積極的に展開し、収益力の向上を図ってまいります。
資金面につきましても、金融機関を中心とした手当により問題はないと認識しております。
以上により、当社グループは、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03221] S1006GHU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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