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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004QT1

有価証券報告書抜粋 株式会社 良品計画 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、個人消費が活発な米国、成長率の鈍化は見られるものの引き続き高い経済成長率を維持する中国が牽引いたしました。一方、日本においては、消費税率引上げに伴い、年度前半はマイナス成長となりました。またユーロ圏においては、経済危機から緩やかな回復を見せるものの、地域別の格差や政治的な問題により、不透明感が持続しております。
このような状況の中、当社グループ(当社、連結子会社)は、「『感じ良いくらし』を実現する企業」として、『ムダをなくす取組み(廃棄物削減)』『天然資源の保全』『安心・安全への配慮』『絆を大切にする活動』『温暖化への配慮』といったテーマを軸に、より良い商品の開発、店舗数の拡大に努めてまいりました。

当連結会計年度における当社グループの業績については、下記のとおりであります。
営業収益 2,602億54百万円(前年同期比 18.0%増)
売上高 2,596億55百万円(前年同期比 18.0%増)
営業利益 238億46百万円(前年同期比 14.0%増)
経常利益 266億2百万円(前年同期比 15.4%増)
当期純利益 166億23百万円(前年同期比 2.8%減)

(当連結会計年度におけるセグメント別の概況)
当連結会計年度における当社グループのセグメント別業績は、次のとおりであります。
① 国内直営事業
国内直営事業のうち、直営店の売上高は前年同期に比べ7.8%増加したことに加え、WEBの売上高が前年同期に比べ6.6%の増加となり、高い伸びを示しました。
代表的な商品として、衣服・雑貨部門では、素材感にこだわった「オーガニックコットン混デニム」などのデニムシリーズや、スプリングコート、生活雑貨部門ではクリスマス時期のアロマディフューザーや関連するエッセンシャルオイルシリーズ、食品部門ではバレンタインデー時期の製菓キット「自分でつくる」シリーズなどが中心となり、売上を牽引しました。
出退店は、24店舗の出店、9店舗の退店を実施し、当連結会計年度末店舗数は、284店舗となりました。
この結果、国内直営事業の営業収益は1,441億26百万円(前年同期比7.8%増)、セグメント利益は103億55百万円(同12.0%減)となりました。
② 国内供給事業
一般供給先店舗及び西友店舗は、店頭売上高が前年同期に比べて1.9%の増加となったことにより供給売上高も伸長いたしました。
出退店は、5店舗の出店及び4店舗の退店を実施し、当連結会計年度末店舗数は117店舗となりました。
この結果、国内供給事業の営業収益は280億14百万円(同2.1%増)、セグメント利益は21億38百万円(同2.2%減)となりました。
③ 欧州地域事業
好調なイギリス及びドイツが牽引し増収となりましたが、地域による業績の格差が顕著となり減益となりました。一方で、2014年9月には、フランスパリに欧州地域の旗艦店と位置付ける売り場面積851平方メートルの店舗を出店いたしました。今後の欧州地域における重要な情報発信拠点として好調に推移いたしております。
出退店は、7店舗の出店(うち4店舗は供給店)及び4店舗の退店(うち3店舗は供給店)を実施し、当連結会計年度末店舗数は63店舗となりました。
この結果、欧州地域事業の営業収益は114億49百万円(同15.3%増)、セグメント損失は82百万円(前年同期は2億50百万円のセグメント利益)となりました。
④ アジア地域事業
中国を中心に積極的な出店及び高い既存店の成長率により、大幅な増収増益を達成いたしました。2014年12月には、中国の成都に3,065平方メートルの海外最大規模の出店も果たしました。一方で、ネットストア事業、飲食事業などの芽も育んでおり、さらなるブランドの深化を推進いたしております。
出退店は、44店舗の出店及び2店舗の退店を実施したことに加え、台湾で29店舗を展開する台湾無印良品股フン有限公司を2014年1月に子会社化したことにより、当連結会計年度末店舗数は215店舗となりました。とりわけ、海外事業成長の鍵となる中国においては、30店舗の出店及び2店舗の退店を実施し、当連結会計年度末店舗数は128店舗となりました。
この結果、アジア地域事業の営業収益は622億58百万円(同80.5%増)、セグメント利益は73億10百万円(同91.9%増)となりました。
⑤ その他地域事業
米国において、効果的なSNSの活用に加えて、情報発信力の高い地域に毎年コンスタントに出店を行ってきたことにより、ブランド認知も浸透し、好調に推移いたしました。また、2014年11月には新規国といたしまして、カナダに出店を行いました。
出退店は、2店舗の出店を実施し、当連結会計年度末店舗数は10店舗となりました。
この結果、その他地域事業の営業収益は34億10百万円(同42.7%増)、セグメント利益は38百万円(同53.0%減)となりました。
⑥ その他
アジア地域でライセンスドストアを展開する国での出退店は、3店舗の出店及び4店舗の退店を実施したことに加え、前述した台湾で29店舗を展開する台湾無印良品股フン有限公司を子会社化したことにより、当連結会計年度末店舗数は13店舗となりました。
また、当社の事業である飲食事業は、1店舗の出店を実施し、当連結会計年度末店舗数は19店舗となりました。
この結果、営業収益は109億94百万円(同13.4%減)、セグメント利益は61億88百万円(同67.4%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動及び新規出店等による投資活動、並びに財務活動を行った結果、当連結会計年度末の資金残高は、前連結会計年度末に比べ54億63百万円増加し304億64百万円となりました。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動で得られた資金は、146億19百万円(前年同期比4億97百万円減)となりました。
主たる資金の増加項目は、税金等調整前当期純利益264億94百万円、減価償却費40億76百万円によるものです。
また、主たる減少項目は、たな卸資産の増加額124億円、法人税等の支払額89億30百万円によるものであります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動の結果使用した資金は、221億93百万円(前年同期比43億51百万円増)となりました。
これは主に、店舗及び物流センター等の固定資産の取得による支出164億90百万円、店舗出店による敷金等の支出16億84百万円及びソフトウエア投資等の無形固定資産の取得による支出21億96百万円によるものであります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動の結果得られた資金は、113億77百万円(前年同期は53億85百万円の支出)となりました。
これは主に、短期及び長期の借入れによる収入157億71百万円、配当金の支払43億84百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03248] S1004QT1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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