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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056HS

有価証券報告書抜粋 森永製菓株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおける研究開発活動は、「世界の人々の豊かで安全な食生活の実現と健康の増進に貢献していくこと」を使命とし、パイオニアスピリットに溢れた企業活動を通して、お客様に満足していただける商品・サービス・情報を提供すべく、「食」に関連する様々な技術分野において研究を進めております。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は20億5百万円であります。セグメントごとの研究開発費は「食料品製造」が19億2百万円、報告セグメントに含まれない「その他」が1億3百万円であります。

当連結会計年度は、中期経営計画に沿った開発体制の強化として、「既存商品のブラッシュアップ」「新商品開発・次期主力商品の創出」を推進いたしました。また、成長分野への取り組みとして「健康・栄養分野での食品機能の研究」に取り組みました。

(1)「既存商品のブラッシュアップ」
菓子食品部門では、引き続き主力ブランドの品質向上に注力し、研究開発を行ってまいりました。「ハイチュウ」ブランドでは、12粒ハイチュウ基幹4品の風味改良に取り組み、特にについては、いちごチップを使用する事でストロベリー感の高い品質に仕上げました。高い品質価値にこだわり、大人をターゲット層とした商品として「大人に贅沢チョコボール、、」、「小枝大人のくちどけ」、「大人パックンチョ、」、「エンゼルパイプレミアム、」を発売いたしました。素材・製法に特徴のある「マクロビ派ビスケット」に「マクロビ派ブラウニー」「マクロビ派チップス」の2品を加えてシリーズ展開を行いました。同様にアントステラブランドを活用した「マカダミアナッツクッキー」、「チョコチップクッキー」に、「黄金色のアップルパイ」、「木苺のショコラケーキ」、「厚焼きガレット」の3品を加えてシリーズ展開を行い、東名阪地区で発売いたしました。また、伸長する甘酒市場において、甘酒ドリンクのサブフレーバーとして30~40代女性飲用層の拡大を狙った麹仕込の上品な甘さとアルコールフリーが特徴の「いちご甘酒」を開発し発売いたしました。また好調なスティックタイプの粉末飲料市場には、健康イメージの高いアサイーのパウダーを配合し、バナナの厚みのある味わいを合わせた「牛乳で飲むココア」をスティックタイプで発売いたしました。
冷菓部門では、主力商品である「チョコモナカジャンボ」について、チョコレートコーチング部分に対して商品価値向上を目指して、様々な取り組みを進めました。同様に姉妹品である「バニラモナカジャンボ」においても、アイスクリーム部分・モナカ皮部分に改良を加え、よりおいしさにこだわった品質に仕上げました。パリパリチョコとアイスの組み合わせ商品である「サンデーカップ」はチョコレートの風味を改良し「パリパリバー」についても、アイスクリームの味わいにこだわった品質改良を行いました。
健康部門では、ウイダーinゼリーの顧客価値を改めて見つめ直し、「必要な栄養素を手軽に補給できるゼリー飲料」という機能価値を訴求したラインナップとデザインに変更し発売いたしました。


(2)「新商品開発・次期主力商品の創出」
菓子食品部門では、濃厚な味わい深い品質に仕上げた「プレミアムミルクキャラメル」、バランス良く塩分補給が出来る「ウイダーinタブレット塩分プラス」、チョコレート・ビスケットのコンビネーション菓子に当社独自技術を活用したマシュマロの食感と味わいを組み合わせた商品である「マッシュボン」を発売いたしました。また、当社独自の技術を背景にした育成ブランドであるベイクの更なる商品進化を目指し、焼き菓子とチョコの味わいにこだわった「ベイククッキーショコラ」、上質で味わいのあるビターチョコを味わう冬季限定「ベイクノワール」を発売いたしました。さらに森永ココア発売95周年を記念し、乳原料と砂糖にこだわった「95周年記念限定ココア」を開発し、アンテナショップと通販限定で発売いたしました。また、プレミックスではチョコレート風味のソフトクッキー、ホットケーキ、ガトーショコラを作ることが出来る「ショコラミックス」を新たな商品として発売いたしました。
冷菓部門では、「チーズスティック」の姉妹品として、濃厚チョコレートケーキの味わいにこだわったスティックアイスである「ショコラスティック」を発売いたしました。
健康部門では、当社が独自素材として開発したパッションフルーツ種子エキス“パセノール™(Passienol™)”を配合した「パセノールドリンク」および「パセノール(粒)」を開発し、通信販売ルートで販売を開始しました。さらに2015年4月1日に施行された機能性表示食品制度に対応するため、全社横断的なワーキングチームを立ち上げ、本制度の積極的な活用を目指し取り組んでいます。

(3)「健康・栄養分野での食品機能の研究」
独自素材“パセノール™”のアンチエイジング作用について大学等と共同研究を進め、“パセノール™”のSIRT1遺伝子(長寿遺伝子)の誘導作用や血糖値降下作用について国際学術雑誌に発表いたしました。また、血管老化の予防効果について国内の各学会で発表いたしました。
機能性茶品種“べにふうき”については、独立行政法人農業・食品産業技術研究機構の「機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト」に参画し、応用研究について継続して取り組んでいます。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00369] S10056HS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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