有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004SOV
株式会社スリーエフ 業績等の概要 (2015年2月期)
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府と日銀による各種政策の効果により、企業収益や雇用などに改善が見られ、景気は緩やかな回復基調となりました。しかしながら、消費税の増税や円安に伴う原材料価格の高騰、物価の上昇などにより消費マインドは停滞し、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。小売業界におきましては、コンビニエンスストアの出店が加速している中、ミニスーパーやドラッグストア等との競争も激化しており、非常に厳しい市場環境が続きました。
このような環境の下、当社グループは「スリーエフらしさ」をビジョンとして掲げ、クリーンネスやフレンドリーサービスといった商売の基本の徹底を図りつつ、他チェーンとの差別化・独自性の明確化により、個店毎の特長を強化することで、お客様にまた利用したいと思われるお店作りを目指してまいりました。運営面では、「スリーエフらしさ」を創出するため、販売什器等の設備投資を強化することに加え、商圏や個店ごとの使われ方などの分析を活かし、これまで以上に地域商圏に沿った品揃えを提案してまいりました。商品面ではオリジナル商品の強化に加え、地域で評判の商品をエリアや個店に限定して積極的に導入し、魅力的な売場作りを行ってまいりました。しかしながら、市場競争の激化に加え、消費税の増税や、夏から秋にかけての天候不順、たばこの売上が引続き前年を下回ったこと等が売上にマイナスの影響を与えました。以上の結果、当連結会計年度の営業総収入は前期比6.4%減の209億90百万円となり、営業損失は3億53百万円、経常損失は3億5百万円となりました。なお、株式会社スリーエフ中四国との四国地区エリアフランチャイズ契約解約に伴う、解約金6億10百万円を特別利益に計上したことにより、当期純利益は54百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ5億15百万円増加し、13億円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が83百万円となり、公共料金収納代行等の預り金が3億76百万円の増加(前連結会計年度は1億57百万円の減少)となったこと等により、前連結会計年度より5億10百万円多い14億35百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出が1億51百万円(同3億2百万円の支出)、有形固定資産の取得による支出が4億5百万円(同2億89百万円の支出)となりましたが、敷金及び保証金の回収による収入が3億25百万円(同6億48百万円の収入)となったこと等により、前連結会計年度より1百万円多い2億28百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、ファイナンス・リース債務の返済による支出が6億12百万円(同4億34百万円の支出)となったこと等により、前連結会計年度より2億10百万円多い6億91百万円の支出となりました。
(3) 最近2連結会計年度末現在における店舗数(加盟店及び直営店の合計店舗数)の状況
地域別 | チェーン全店店舗数 | ||
前連結会計年度 (2014年2月28日) | 当連結会計年度 (2015年2月28日) | 比較増減 | |
神奈川県 | 263(31) | 261(33) | △2( 2 ) |
東京都 | 151(12) | 149( 8) | △2(△4) |
千葉県 | 94( 6) | 93( 7) | △1( 1 ) |
埼玉県 | 55( 6) | 55( 4) | - (△2) |
合計 | 563(55) | 558( 52) | △5(△3) |
(注) 1.( )内の数字は直営店の店舗数であり、内数であります。
2.当連結会計年度中に、直営店27店を加盟店に変更いたしました。また、加盟店22店が直営店に変更されております。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03286] S1004SOV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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