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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051L4

有価証券報告書抜粋 株式会社星医療酸器 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融対策により、円安・株高傾向が進み、輸出企業を中心とした企業収益の改善や設備投資の持ち直しが見られ、景気は緩やかな回復基調にありました。
医療・介護業界は、高齢者人口の増加による需要拡大が大きく期待されていますが、2014年4月実施の診療報酬改定は実質マイナス改定となり、引続き厳しい対応を求められております。医療行政におきましては、社会保障・税の一体改革で描かれた2025年の医療・介護の将来像の実現に向けた機能分化を推し進める医療制度改革をおこなっております。
このような環境のもと、当社グループは、医療・在宅・介護・福祉に関わる顧客ニーズの多様化と変化に即した柔軟な経営に努め、営業力の強化とノウハウの蓄積をおこなってまいりました。これらの結果、当連結会計年度の連結売上高は9,587百万円(前期比9.5%増)と増収、利益面でも連結営業利益は1,184百万円(前期比11.8%増)、連結経常利益は1,209百万円(前期比11.8%増)、連結当期純利益は734百万円(前期比9.7%増)と、いずれも前期を上回りました。

セグメント別の概況は、次のとおりであります。
①医療用ガス関連事業
当部門は、薬剤や医療機器の進歩と医療技術の発達によって入院日数が減少し、医療用酸素ガスの消費量は緩やかな鈍化傾向となっています。
このような環境のなか、医療用ガスの生産性と収益性を考慮し、安定供給と迅速な対応を旨とした営業努力を重ねた結果、売上高は3,415百万円(前期比1.8%増)、セグメント利益は439百万円(前期比8.6%増)と増収増益となりました。

②在宅医療関連事業
当部門は、当社グループが、以前より注力して重要な収益源の一つとなっております。HOT(在宅酸素療法)等の診療報酬改定は2年毎におこなわれておりますが、次回2016年度の診療報酬改定で報酬ダウンが予想されています。このような環境を踏まえ、きめの細かい営業活動をおこないました。患者様の日常生活のトータルサポートを目的に開発した自社製品「パレッツ」の出荷台数も徐々に増加しており、また「人工呼吸器」、「CPAP」(持続陽圧呼吸療法)のレンタル台数も好調に推移しました。これらの結果、売上高は3,536百万円(前期比6.8%増)、セグメント利益は618百万円(前期比18.8%増)と増収増益となりました。

③医療用ガス設備工事関連事業
当部門は、メンテナンス・工事の両部門において、医療機関での耐震工事や建物の老朽化による増改築工事、メンテナンスの需要が継続しております。需要動向を分析し、丁寧な施工と計画的な営業活動に努めました。これらの結果、売上高は1,164百万円(前期比49.7%増)、セグメント利益は124百万円(前期比84.4%増)と大幅な増収増益となりました。

④介護福祉関連事業
当部門は、在宅や各医療機関や医療施設等への取扱商品の販売とレンタルの他、訪問看護・居宅介護支援事業所の運営管理をおこなっております。販売・レンタルにおきましては、取扱商品のラインナップを増やし幅広く営業することに努めました。また、訪問看護・居宅介護支援事業所は、2014年8月に開設いたしました、「星医療酸器訪問看護・リハビリステーション巣鴨」(東京都文京区)も好評をいただいており、更なる顧客ニーズ対応と事業の拡大を図りました。これらの結果、売上高は478百万円(前期比4.7%増)と増収でしたが、利益面では商品構成の変化による粗利率の低下や新規事業の先行投資負担などから、セグメント損失29百万円(前期セグメント利益55百万円)となりました。


⑤施設介護関連事業
当部門は、有料老人ホームと通所介護施設の運営管理をおこなっております。有料老人ホーム「ライフステージ阿佐ヶ谷」(東京都杉並区)は、入居者様、ご家族様に「安全」「安心」「思いやり」を提供し、他施設との差別化を図るため、24時間看護師常駐、地元医療機関等との連携強化による付加価値サービスの向上に努めました。また、今後の高齢者人口の増大を視野に、通所介護施設「あしつよ・文京」(東京都文京区)、「あしつよ 巣鴨」(東京都豊島区)に引続き、2014年12月に「あしつよ 王子」(東京都北区)を開設し、事業の拡大に努めました。これらの結果、売上高は286百万円(前期比11.6%増)と増収でしたが、利益面ではセグメント損失71百万円(前期セグメント損失65百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況


1.当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況説明
当連結会計年度において、現金及び現金同等物は692百万円増加し、当連結会計年度末残高は、6,567百万円となりました。
2.各活動別の説明及び前年同期比
①営業活動により得られた資金は1,509百万円(前年同期比504百万円増)となりました。
これは、税金等調整前当期純利益が1,208百万円となり、減価償却費414百万円、法人税等の支払額390百万円があったこと等によるものであります。
②投資活動により使用した資金は257百万円(前年同期比7百万円増)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出301百万円、投資有価証券の取得による支出39百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入105百万円があったこと等によるものであります。
③財務活動により使用した資金は559百万円(前年同期比35百万円増)となりました。
これは、リース債務の返済による支出276百万円、長期借入金の返済による支出117百万円及び配当金の支払額165百万円があったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03330] S10051L4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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