シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056DT

有価証券報告書抜粋 白銅株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
① 業績結果
(a)売上高
売上高は、前年同期比で17.0%増加し、299億2千3百万円となりました。
当連結会計年度における日本経済は、中国経済の減速や原材料高の影響が懸念されましたが、政府の財政政策および日本銀行による金融政策を背景に、企業収益や雇用環境の改善、国内製造業の設備投資に回復の動きが見られる等、全体としては緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のなか、当社グループは、製造工程の見直し、生産設備の新規導入および更新、お客様センターでの応対向上、経費削減等により、業界トップの品質、業界トップの納期、業界トップのサービス、納得してご購入いただける価格の実現を目指すことで顧客満足度の向上を図ってまいりました。
また、ハイスペックシリーズやエコシリーズ、航空機材シリーズ等の特徴のある商品をはじめとする標準在庫品の品揃えを充実させるとともに、標準在庫品以外の商品を掲載した「お取り寄せ品カタログ」の発刊、3Dプリンターによる金属製品の受託製造の開始、24時間365日お見積・ご注文が可能な「白銅ネットサービス」の普及により同業他社との差別化を図ってまいりました。
以上のとおり、比較的良い環境に恵まれたことに加え、前述の施策が実りつつあることにより売上高が伸長したものです。
(b)営業利益
営業利益は、売上高の増加を主要因として前年同期比で22.4%増加し、20億3千8百万円となりました。なお、営業利益には、原材料市況の影響により発生した1億8千2百万円の利益が含まれております。
(c)経常利益
経常利益は、営業利益の増加により前年同期比で21.7%増加し、20億7千2百万円となりました。なお、経常利益には、為替差損6百万円が含まれております。

以上の結果、当期純利益は前年同期比で27.4%増加し、13億5千万円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりとなります。
当連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日)
セグメント売上高営業利益経常利益当期純利益
日本28,675百万円1,922百万円1,957百万円1,235百万円
中国1,242百万円122百万円120百万円120百万円
その他5百万円△6百万円△5百万円△5百万円

② 当社を取り巻く環境
当社グループ業績に影響度の高い半導体製造装置業界および液晶製造装置業界、工作機械業界、事務機器業界、自動車関連業界では、前連結会計年度末から引き続き国内設備投資に堅調な動きが見られました。なかでも工作機器業界は、政府の補助金や税制優遇制度の効果もあり、好調に推移しました。
また、当社グループの売上高のなかで最も品種別売上高比率が高いアルミニウム圧延品の国内メーカーの生産量は、前年対比で増加傾向で推移しました。
原材料市況は、アルミニウム地金(日本経済新聞月別平均値)がトン当たり前連結会計年度末の24万5千円から当連結会計年度末は30万6千円に、電気銅建値はトン当たり前連結会計年度末の72万円から当連結会計年度末は78万円に、ステンレス鋼板(日本経済新聞月別平均値)はトン当たり前連結会計年度末の30万4千円から当連結会計年度末は33万円にいずれも上昇しました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)残高は、前連結会計年度末に比べ、10億1千6百万円減少し、35億1百万円となりました。
その内訳は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローによって資金は、12億5千4百万円となりました。
これは、税金等調整前当期純利益20億5千6百万円、減価償却費5億3百万円、売上債権の増加17億7千5百万円、仕入債務の増加18億4千2百万円、たな卸資産の増加10億7千3百万円、法人税等の支払額により7億3千3百万円支出したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローによって資金は、△3億3千7百万円となりました。
これは、3ヶ月満期を超える定期預金の引出により4億円、有形固定資産の取得により8億3百万円支出したこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローによって資金は、△19億9千万円となりました。
これは、自己株式の取得による支出15億6千6百万円、配当金の支払で4億2千3百万円支出したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03332] S10056DT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。