シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053I3

有価証券報告書抜粋 名糖産業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


(1) 財政状態の分析

① 流動資産
当連結会計年度末における流動資産の残高は8,775百万円となり、前連結会計年度末と比較して833百万円の減少となりました。主な要因としましては、有価証券の減少550百万円および現金及び預金の減少437百万円によるものであります。
② 固定資産
当連結会計年度末における固定資産の残高は43,197百万円となり、前連結会計年度末と比較して6,119百万円の増加となりました。主な要因としましては、投資有価証券の増加6,635百万円によるものであります。投資有価証券の増加につきましては、保有する株式の株価の上昇などによるものであります。
③ 流動負債
当連結会計年度末における流動負債の残高は4,633百万円となり、前連結会計年度末と比較して673百万円の減少となりました。主な要因としましては、1年内返済予定の長期借入金の減少545百万円によるものであります。
④ 固定負債
当連結会計年度末における固定負債の残高は8,637百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,511百万円の増加となりました。主な要因としましては、繰延税金負債の増加1,676百万円によるものであります。
⑤ 純資産
当連結会計年度末における純資産の残高は38,701百万円となり、前連結会計年度末と比較して4,446百万円の増加となりました。主な要因としましては、その他有価証券評価差額金の増加4,934百万円によるものであります。

(2) 経営成績の分析

① 売上高
売上高は20,080百万円(前連結会計年度比4.0%増)となり、前連結会計年度と比較して777百万円の増収となりました。
食品事業につきましては、主力の菓子部門のうち、チョコレート類は、主力ブランドの「アルファベットチョコレート」や新商品の「宇治抹茶チョコレート」などのファミリータイプの商品ならびにエアインチョコレートが売上を伸ばして、増収となりました。キャンディ類は、前期並みの売上となりました。粉末飲料部門は、新商品の「香り高いミルクココア」が好調に売上を伸ばしましたが、「レモンティー」や「ロイヤルミルクティー」などの主力商品が厳しい販売競争の影響を受けて落ち込み、減収となりました。冷菓部門は、自社商品は苦戦しましたが、受託商品が新規取引などにより伸長して増収となりました。連結子会社の株式会社エースベーカリーは、積極的な商品提案や営業活動の展開が功を奏し、主力のバウムクーヘン類やゼリー類がともに順調に売上を伸ばして、増収となりました。
化成品事業につきましては、酵素部門では、チーズ用凝乳酵素「レンネット」は増加しましたが、脂肪分解酵素「リパーゼ」が苦戦して減収となりました。薬品部門では、癌転移検出用医療機器で使用される「デキストランマグネタイト」や医薬品、X線フィルムなどの原料用の「デキストラン」などが売上を伸ばして増収となりました。
不動産事業は減収となりました。
② 売上総利益
売上総利益は5,968百万円(前連結会計年度比7.9%増)となりました。原料価格の高騰への対策として新商品や新規格商品を投入したことなどにより、売上総利益は増加しました。
③ 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、ローコストオペレーションに努めましたが、販売促進費の増加などによって、前連結会計年度より183百万円増加し、6,261百万円(前連結会計年度比3.0%増)となりました。
④ 営業損失(△)
営業損失は連結売上高の増加などにより、292百万円(前連結会計年度は545百万円の営業損失)となり、前連結会計年度と比較し253百万円の増益となりました。

⑤ 営業外損益
営業外収益は、前連結会計年度の734百万円から156百万円減少し、577百万円となりました。これは、主に有価証券売却益の減少101百万円や持分法による投資利益の減少65百万円によるものであります。
営業外費用は、前連結会計年度の58百万円から1百万円増加し、60百万円となりました。
⑥ 経常利益
経常利益は224百万円(前連結会計年度比72.9%増)となり、前連結会計年度と比較し94百万円の増益となりました。
⑦ 特別損益
特別利益として、新株予約権戻入益112百万円を計上しました。
また、特別損失として、投資有価証券評価損93百万円および製品回収廃棄損24百万円を計上しました。
⑧ 当期純利益又は当期純損失(△)
当期純利益は64百万円(前連結会計年度は261百万円の当期純損失)となり、前連結会計年度と比較し326百万円の増益となりました。

(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資金状況につきましては、当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は1,805百万円であり、前連結会計年度末より424百万円減少しました。
① キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは、以下のとおりであります。
2012年3月期2013年3月期2014年3月期2015年3月期
自己資本比率(%)71.172.372.874.2
時価ベースの自己資本比率(%)40.136.338.438.2
キャッシュ・フロー対有利子
負債比率(%)
245.5197.4172.4116.7
インタレスト・カバレッジ・
レシオ(倍)
41.149.957.262.2

(注)自己資本比率 :自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 :有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しており
ます。
※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・
フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利
子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キ
ャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

② 財務政策
当社グループは現在、運転資金および設備投資資金については、自己資金または借入れによる資金調達を行っております。なお、当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行と当座貸越契約を総額5,400百万円で締結しております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00376] S10053I3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。