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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059CO

有価証券報告書抜粋 株式会社大戸屋ホールディングス 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績


当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策、日本銀行による金融緩和策等により大手企業を中心に企業業績の改善や雇用情勢・所得の改善が見られるなど、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、消費税増税や円安に伴う物価上昇に伴い個人消費は足踏み状態が続きました。
外食産業におきましても、消費税増税や食材価格・水道光熱費・人件費の上昇に伴う商品の値上げ等の影響からお客様数が減少するなど厳しい経営環境が続きました。
このような状況の下、当社グループの当連結会計年度は、国内・海外合計500店舗体制への基礎作り中間期と位置づけ、「人々の心と体の健康を促進し、フードサービス業を通じ、人類の生成発展に貢献する」という経営理念のもと、店舗価値のさらなる向上を図るべく、成長のための施策を実施いたしました。
国内におきましては、鮮魚商品をはじめとする比較的高単価な商品の開発に努め「大戸屋」ブランドのさらなる強化を図るとともに、関西地区の店舗開発を強化すべく大阪事務所の設置等に取り組みました。
海外におきましては、アジア地域においては店舗価値向上のため、①きめの細かい店舗改善、②商品メニューの改善、③情報共有の強化を図って参りました。米国におきましては、引き続き新規出店を行うとともに、①「大戸屋Restaurant」事業モデルの構築、②新業態への取り組みを実施し、「大戸屋」ブランドの確立に努めて参りました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高は24,642百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益577百万円(同23.6%減)、経常利益620百万円(同20.7%減)となり、国内外における既存店舗の改装に係る固定資産除却損32百万円、減損損失29百万円を特別損失に計上したため、当期純利益は273百万円(同36.6%増)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 国内直営事業
国内直営事業は「大戸屋ごはん処」9店舗(ビーンズ戸田公園店、ポンテポルタ千住店、グランデュオ立川店、ニッケコルトンプラザ店、成増駅南口店、北千住西口店、ビバモール埼玉新都心店、三宮センタープラザ店、ヤオコー南流山店)の新規出店がありましたが、6店舗(赤坂通り店、本八幡南口店、イオン茨木店、アートヴィレッジ大崎セントラルタワー店、神田鍛治町店、西心斎橋店)の閉店がありました。また、国内直営事業でありました9店舗(中目黒店、府中北口店、和戸店、JR琴似店、王子北本通り店、仙台一番町店、所沢プロぺ店、名古屋栄店、イトーヨーカドー大和鶴間店)が社員独立支援制度によるのれん分け等により国内フランチャイズ事業となりました。
これにより、当連結会計年度における国内直営事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」142店舗、「おとや」等他業態3店舗の総計145店舗となりました。
以上の結果、国内直営事業の当連結会計年度の売上高は14,857百万円(前年同期比0.7%増)となり、営業利益は395百万円(同11.6%減)となりました。


② 国内フランチャイズ事業
国内フランチャイズ事業は、「大戸屋ごはん処」17店舗(イオン南風原SC店、横浜馬車道店、パークプレイス大分店、上越大日店、小手指駅前店、鳴子店、旭川永山店、北谷店、静岡清水店、津嘉山店、ベニバナウォーク桶川店、名護宮里店、登川店、福岡志免店、カインズ塩尻店、魚津店、高崎貝沢店)の新規出店がありました。また、9店舗(中目黒店、府中北口店、和戸店、JR琴似店、王子北本通り店、仙台一番町店、所沢プロぺ店、名古屋栄店、イトーヨーカドー大和鶴間店)について国内フランチャイズ事業としました。
これにより、当連結会計年度における国内フランチャイズ事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」183店舗となりました。
以上の結果、国内フランチャイズ事業の当連結会計年度の売上高は7,230百万円(前年同期比14.2%増)、営業利益989百万円(同15.1%増)となりました。

③ 海外直営事業
海外直営事業は、当連結会計年度末現在、12店舗(香港大戸屋有限公司が香港に4店舗、OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.がシンガポール共和国に3店舗、AMERICA OOTOYA INC.が米国ニューヨーク州に3店舗、M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.がタイ王国に1店舗、大戸屋(上海)餐飲管理有限公司が中国上海市に1店舗)稼働しており、当連結会計年度の売上高は2,068百万円(前年同期比24.6%増)、営業損失257百万円(前年同期は215百万円の営業損失)となりました。

④ 海外フランチャイズ事業
海外フランチャイズ事業は、当連結会計年度末現在、76店舗(タイ王国において47店舗、台湾において22店舗、インドネシア共和国において7店舗)を展開しており、当連結会計年度の売上高は284百万円(前年同期比29.7%減)、営業利益81百万円(同55.4%減)となりました。

⑤ その他
その他は、メンテナンス事業、食育事業及び品質管理事業等であり、当連結会計年度末現在、株式会社OTYフィールがメンテナンス事業を、株式会社OTY食ライフ研究所が食育事業等を、THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.が当社のプライベートブランド商品(焼魚に使用する魚の加工品)に係る品質管理事業等をタイ王国で行っており、THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.が海外向け食材販売の一部を行ったことにより当連結会計年度の売上高は201百万円(外部顧客に対する売上高。前年同期比208.8%増)、営業損失6百万円(前年同期は1百万円の営業損失)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により1,237百万円を獲得し、投資活動により996百万円を使用し、財務活動により170百万円を獲得した結果、当連結会計年度末残高は2,509百万円(前連結会計年度末比21.1%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動の結果、得られた資金は1,237百万円(前年同期比6.2%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益656百万円を計上し、減価償却費912百万円等の非資金的費用がありましたが、店舗売却益110百万円を計上し、法人税等の支払による支出545百万円があったためであります。

② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は996百万円(前年同期比8.0%減)となりました。これは主に、店舗売却による収入225百万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出946百万円があったためであります。

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動の結果、獲得した資金は170百万円(前年同期は1,402百万円の支出)となりました。これは主に、借入による収入が2,000百万円あり、借入金の返済による支出が1,495百万円と配当金の支払額144百万円があったためであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03380] S10059CO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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