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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10048EH

有価証券報告書抜粋 カンロ株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融緩和政策から円安基調となり、景気は緩やかな回復基調が続いているものの、消費税率引き上げに伴う個人消費の弱さなどから先行きは依然不透明な状況となりました。
菓子業界におきましては競争が一層激しく、物流費や販売促進費の増加などメーカーの収益環境は、引続き厳しいものとなりました。
このような経営環境の下、当企業集団は、主力商品である「金のミルク」「ピュレグミ」についてTVCMを投入し、また育成商品である「パリコレ」「ボイスケアのど飴」などについて商品PRイベントや試供品のサンプリングを行うなど積極的なプロモーション活動を実施し、売上拡大を図りました。
袋キャンディは、のど飴群と「金のミルク」の売上増加などにより、前期比4.7%の増加となりました。ポケットキャンディは、積極的なプロモーション活動を実施したものの「ピュレグミ」の売上が減少したことと、スティックのど飴群の売上が減少したことを主因に、前期比5.7%の減少、素材菓子は2013年9月より「茎わかめ」の販売を再開したこともあり、前期比18.5%の増加となりました。
以上の結果、連結売上高は、前期比4億95百万円(2.7%)増収の188億5百万円となりました。
利益につきましては、売上総利益は、原料価格及び燃料価格の上昇、利益率の高い主力品の売上減少により売上原価率が上昇しましたが、売上高の増加に伴い前期比1億53百万円(1.9%)増益の81億9百万円となりました。販売費及び一般管理費は、研究開発費の増加や物流費の高騰に加え、広告宣伝費を増額したことなどから前期比4億62百万円増加の82億52百万円となり、この結果、連結営業損益は前期比3億9百万円減益の1億43百万円の損失となりました。連結経常損益は前期比3億20百万円減益の80百万円の損失、連結当期純損益は、工場製造設備等の減損損失による特別損失の計上2億93百万円及び繰延税金資産の一部取崩しに伴い1億67百万円を法人税等調整額に計上したこともあり、前期比5億41百万円減益の4億95百万円の損失となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当期末の現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べ11億34百万円増加し19億39百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、6億円(前年同期比4億87百万円減少)の収入となりました。
これは主に減価償却費10億30百万円、減損損失2億93百万円により資金が増加しましたが、税金等調整前当期純損失2億93百万円、役員退職慰労引当金の減少1億51百万円、仕入債務の減少1億70百万円により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、10億82百万円(前年同期比6億1百万円減少)の支出となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出11億68百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、16億15百万円(前年同期比24億90百万円増加)の収入となりました。
これは主に長期借入金の返済による支出4億円、配当金の支払2億16百万円により資金が減少しましたが、短期借入金の純増減額23億円により資金が増加したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00378] S10048EH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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