カンロ株式会社 対処すべき課題 (2014年12月期)

当期(2014年12月期)の経営成績は営業損益における赤字に転落となりました。次期(2015年12月期)の業績見通しは増収・黒字化としておりますが、当企業集団といたしましては、この現状を打破するために利益構造の変革が急務と考えております。
そのため、「カンロ構造改革」として2015年から2019年までの5年間を対象とした「中期経営計画」において、利益創出の障害となっている課題に対し、中長期的視点で抜本的対策を実施いたします。
2015年度に実施する主な事項としましては、まず、商品開発力の一層の強化を図るため、2015年より本社の研究室を江東区豊洲へ移転し、研究設備の拡張と充実を図ります。次に、主力品の商品力強化として、2015年春に「ピュレグミ」について大幅リニューアルを行います。また、事業領域の拡大のため、当社の直営店「ヒトツブ カンロ」の2号店を2015年4月2日に大阪市北区の「LUCUA 1100(ルクア イーレ)」にオープンの予定としております。