有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056YV
株式会社ブルボン 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 研究開発の目的
当社グループは「安全・安心・安定および健康」をお客様にお届けすることを目指し「品質保証第一主義」に徹した活動を行っております。
新しい時代のニーズや少子高齢化への対応、生活習慣病予防のための商品開発、新素材開発の研究、おいしさと楽しさの追求、消費者ニーズや流通からの要請への迅速な対応、新カテゴリーの創造、独創機械開発、流通開拓を目的としております。
(2) 研究開発の課題と成果
○ 先端研究、新食糧・栄養科学研究分野
健康科学研究所では、先端医学研究、植物高付加価値化研究、新食糧研究、栄養科学研究を通じて、健康関連事業の基盤づくりに取り組みました。
先端医学研究分野では、信州大学医学部との共同研究を通じて、ヒト多能性幹細胞を用いた再生医療のための周辺ツール開発に取り組みました。
植物高付加価値化研究分野としては、閉鎖系環境(植物工場等)において、機能性を有する天然有機化合物の富化に関する研究や、希少植物種の成長制御を目的とした研究を行いました。
新食糧研究分野では、信州大学医学部メディカル・ヘルスイノベーション講座(寄付講座)との連携により、主に免疫賦活効果を有する伝統食材の機能顕在化のための研究を行いました。
また、2014年4月より、新潟大学医学部内に寄付講座(先進老化制御学)を設置し、老化や老化疾患に対する先制医療をサポートするための機能性食品開発研究を行っております。
栄養科学研究分野では、産学における共同研究を継続し、イソマルチュロース等を利用したスポーツ栄養食品開発研究の他、生活習慣病予防のための機能性米研究を行いました。また、開発部門と連携し、新たな機能性表示制度に対応した食品の研究開発に積極的に取り組みました。
○ 新製品開発分野
製品開発部では、消費者の食に対する安全・安心・安定への要求の高まりの中で、生活スタイルの変化に対応した製品と、市場のニーズ・流通業界の要望にお応えする実質価値のある製品、特に市場のトレンドである新しい口どけや食感および和素材と洋菓子のコンビネーションなどをテーマに取り組みました。
新たな製造技術による製品の開発展開として、チョコレートでは、ガナッシュを用いて口どけがよく夏でも手につきにくい「焼きトリュフ」、グミでは、すっぱくてハードな食感の「サワースイッチグミ(コーラ味)」、スナックでは、手作り感たっぷりで本格的な味わいのポップコーン商品「アーモンドキャラメルポップコーン」と生うどんをそのままフライした「こんがりうどん和風だし醤油味」などの開発を行いました。
ちょっと贅沢にワングレード上を楽しむ商品として、頑張った自分へのご褒美をコンセプトにしたデザート商品「果実のご褒美」シリーズと、見た目も華やかなナッツやドライフルーツをちりばめたチョコレート「ショコラジュエリー」、満足感を高めたプレミアム商品の「アルフォートミニチョコレートプレミアムホワイト」、「チーズおかきプレミアム」、上質感を高めた大人プチシリーズ「大人プチチョコサンドカカオ50」、「大人プチチョコサンドリッチミルク」のビスケット商品などの開発を行いました。
健康志向への対応商品として、グミでは、アサイーを使用した「フェットチーネグミ アサイーバナナ味」、フルーツグラノーラとヨーグルト風味のチョコレートを組み合わせ乳酸菌を配合した「フルノーラヨーグルト味」の開発を行いました。また、野菜をベースにしたうす焼せんべい「お野菜キッチン」、デザートでは粒状のゼリーを入れたドリンクタイプのチルド商品「粒ジュレ0kcal」シリーズと「ソースINデザート0kcal」シリーズを展開しました。
夏季対応商品では、凍らせてもなめらかな食感の和風デザート「凍らせて食べるフルじぇら水ようかん」、飲料では「お菓子屋さんのおいしい塩バニララテボトル缶280」などの開発を行いました。また、夏塩シリーズとして、チョコレートで「もちしょこら塩バニラ味」、半生で「夏ブッセ塩レモン味」、焼菓子で「エリーゼFS塩バニラ&ハニーレモン」、サマーフルーツシリーズでは、ビスケットで「ショコランデマンゴー」、半生で「ふんわりバームマンゴー味」などの開発を行いました。
○ 機能性食品分野
機能性食品開発部では、消費者の健康ニーズにお応えするため、注目の機能性素材ユーグレナ(ミドリムシ)を使用した「石垣島の恵みユーグレナ入りチョコチップクッキー」、「石垣島の恵みユーグレナ入りクラッカー」を開発するとともに、栄養調整食品の「スローバー」シリーズで、夏向けの新味「スローバーフルーツヨーグルト味」とココナッツ素材をたっぷり使用した「スローバー濃厚ココナッツミルク」の開発を行いました。また、機能性表示食品制度の施行に合わせそれらの素材等の調査・研究・開発に取り組みました。
装備開発部では、新製品のための新しい機械及び装置の研究・開発とその軌道化、基幹設備の設備更新時の新しい機構、機能の導入研究および機械開発とその軌道化、品質向上のための設備の根本的な見直しと、そのための研究・検証活動や設備改善、安全・安心のための各種検査装置等の開発および導入検証、省人化・収益性改善のための設備開発などに取り組みました。
自販機営業部では、複合食品自動販売機「プチモール」の設置拡大に合わせて、新しいコンセプトやさらなる省エネルギー、脱エネルギーを目指した独自の自動販売機開発およびエンターテーメント性の高いデザインや付帯機能の研究・開発とその実現に向けた試作検証を継続的に行っております。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費は957百万円(前年同期比100.4%)となりました。
(3) 研究開発の体制
当社グループでは、経営企画研究本部と開発開拓本部とに二分して取り組んでおります。
当社グループは「安全・安心・安定および健康」をお客様にお届けすることを目指し「品質保証第一主義」に徹した活動を行っております。
新しい時代のニーズや少子高齢化への対応、生活習慣病予防のための商品開発、新素材開発の研究、おいしさと楽しさの追求、消費者ニーズや流通からの要請への迅速な対応、新カテゴリーの創造、独創機械開発、流通開拓を目的としております。
(2) 研究開発の課題と成果
○ 先端研究、新食糧・栄養科学研究分野
健康科学研究所では、先端医学研究、植物高付加価値化研究、新食糧研究、栄養科学研究を通じて、健康関連事業の基盤づくりに取り組みました。
先端医学研究分野では、信州大学医学部との共同研究を通じて、ヒト多能性幹細胞を用いた再生医療のための周辺ツール開発に取り組みました。
植物高付加価値化研究分野としては、閉鎖系環境(植物工場等)において、機能性を有する天然有機化合物の富化に関する研究や、希少植物種の成長制御を目的とした研究を行いました。
新食糧研究分野では、信州大学医学部メディカル・ヘルスイノベーション講座(寄付講座)との連携により、主に免疫賦活効果を有する伝統食材の機能顕在化のための研究を行いました。
また、2014年4月より、新潟大学医学部内に寄付講座(先進老化制御学)を設置し、老化や老化疾患に対する先制医療をサポートするための機能性食品開発研究を行っております。
栄養科学研究分野では、産学における共同研究を継続し、イソマルチュロース等を利用したスポーツ栄養食品開発研究の他、生活習慣病予防のための機能性米研究を行いました。また、開発部門と連携し、新たな機能性表示制度に対応した食品の研究開発に積極的に取り組みました。
○ 新製品開発分野
製品開発部では、消費者の食に対する安全・安心・安定への要求の高まりの中で、生活スタイルの変化に対応した製品と、市場のニーズ・流通業界の要望にお応えする実質価値のある製品、特に市場のトレンドである新しい口どけや食感および和素材と洋菓子のコンビネーションなどをテーマに取り組みました。
新たな製造技術による製品の開発展開として、チョコレートでは、ガナッシュを用いて口どけがよく夏でも手につきにくい「焼きトリュフ」、グミでは、すっぱくてハードな食感の「サワースイッチグミ(コーラ味)」、スナックでは、手作り感たっぷりで本格的な味わいのポップコーン商品「アーモンドキャラメルポップコーン」と生うどんをそのままフライした「こんがりうどん和風だし醤油味」などの開発を行いました。
ちょっと贅沢にワングレード上を楽しむ商品として、頑張った自分へのご褒美をコンセプトにしたデザート商品「果実のご褒美」シリーズと、見た目も華やかなナッツやドライフルーツをちりばめたチョコレート「ショコラジュエリー」、満足感を高めたプレミアム商品の「アルフォートミニチョコレートプレミアムホワイト」、「チーズおかきプレミアム」、上質感を高めた大人プチシリーズ「大人プチチョコサンドカカオ50」、「大人プチチョコサンドリッチミルク」のビスケット商品などの開発を行いました。
健康志向への対応商品として、グミでは、アサイーを使用した「フェットチーネグミ アサイーバナナ味」、フルーツグラノーラとヨーグルト風味のチョコレートを組み合わせ乳酸菌を配合した「フルノーラヨーグルト味」の開発を行いました。また、野菜をベースにしたうす焼せんべい「お野菜キッチン」、デザートでは粒状のゼリーを入れたドリンクタイプのチルド商品「粒ジュレ0kcal」シリーズと「ソースINデザート0kcal」シリーズを展開しました。
夏季対応商品では、凍らせてもなめらかな食感の和風デザート「凍らせて食べるフルじぇら水ようかん」、飲料では「お菓子屋さんのおいしい塩バニララテボトル缶280」などの開発を行いました。また、夏塩シリーズとして、チョコレートで「もちしょこら塩バニラ味」、半生で「夏ブッセ塩レモン味」、焼菓子で「エリーゼFS塩バニラ&ハニーレモン」、サマーフルーツシリーズでは、ビスケットで「ショコランデマンゴー」、半生で「ふんわりバームマンゴー味」などの開発を行いました。
○ 機能性食品分野
機能性食品開発部では、消費者の健康ニーズにお応えするため、注目の機能性素材ユーグレナ(ミドリムシ)を使用した「石垣島の恵みユーグレナ入りチョコチップクッキー」、「石垣島の恵みユーグレナ入りクラッカー」を開発するとともに、栄養調整食品の「スローバー」シリーズで、夏向けの新味「スローバーフルーツヨーグルト味」とココナッツ素材をたっぷり使用した「スローバー濃厚ココナッツミルク」の開発を行いました。また、機能性表示食品制度の施行に合わせそれらの素材等の調査・研究・開発に取り組みました。
装備開発部では、新製品のための新しい機械及び装置の研究・開発とその軌道化、基幹設備の設備更新時の新しい機構、機能の導入研究および機械開発とその軌道化、品質向上のための設備の根本的な見直しと、そのための研究・検証活動や設備改善、安全・安心のための各種検査装置等の開発および導入検証、省人化・収益性改善のための設備開発などに取り組みました。
自販機営業部では、複合食品自動販売機「プチモール」の設置拡大に合わせて、新しいコンセプトやさらなる省エネルギー、脱エネルギーを目指した独自の自動販売機開発およびエンターテーメント性の高いデザインや付帯機能の研究・開発とその実現に向けた試作検証を継続的に行っております。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費は957百万円(前年同期比100.4%)となりました。
(3) 研究開発の体制
当社グループでは、経営企画研究本部と開発開拓本部とに二分して取り組んでおります。
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