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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005296

有価証券報告書抜粋 株式会社 JFLAホールディングス 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策により景気は緩やかな回復基調で推移し、雇用、所得環境も改善の動きが見られました。
外食産業におきましては、景気回復の影響が見られる業態は一部あるものの、円安等による原材料価格の上昇、人材不足による人件費の上昇など、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような中で、当社グループは「食のバリューチェーンを構築する」という目標を掲げ、「既存ブランドの競争力強化と成長」、「ブランド・ポートフォリオの多様化」、「海外市場への進出」、「食品生産事業と六次産業化」の各課題に取り組んでまいりました。
株式会社プライム・リンクでは、「牛角」がファミリー層への取り組みを強化、夏場の人気キャラクターを使ったお子様向けキャンペーンやテレビCMなどの効果の他、秋からのグランドメニューで本格的に投入した高単価・高品質メニューが客単価の向上につながるとともに、フランチャイズで9店舗を新規出店し、業績をけん引しました。また「とりでん」では、季節メニューの投入によるリピーターの増加、映画とのタイアップ等による新規顧客の獲得に取り組みました。
株式会社とり鉄では名物商品の強化、メニュー数の絞り込み等によるオペレーション及び食材管理の効率化に取り組む一方、多言語対応のメニュー等の整備を行い、増加する外国人観光客の取り込みにも力を入れました。
また、2014年9月に株式を取得して子会社化したレゾナンスダイニング株式会社では、小型店舗が中心で親鶏を原料に使用するなど特徴のある「ぢどり亭」が好調に推移しました。
こうした結果、外食事業における当連結会計年度末の店舗数は426店舗となり、前期に比べ81店舗の増加となりました。また既存店売上高前年同期比においては、「牛角」101.7%、「とりでん」98.1%、「おだいどこ」95.8%、「とり鉄」99.2%、「ぢどり亭」104.6%、「浪花屋鳥造」98.7%、グループ全体で100.3%となりました。
前連結会計年度より新たに進出した食品事業では、乳製品メーカーの株式会社弘乳舎が従来からの乳製品加工受託や加工乳製品の製造・販売に加え、新たに事業化した脱脂濃縮乳等の液状乳製品、グループ運営外食店舗向けを含むアイスクリームやデザートの製造・販売の伸びにより堅調に売上が推移いたしました。
また、株式会社フードスタンドインターナショナルの洋菓子製造販売部門であるGOKOKUは、今期新たに始めた関東地区での催事販売により、販路拡大と関東でのブランド認知の獲得に取り組みました。
なお、2014年10月に株式取得を行った高級食材の卸売及びレストランを運営する英国の3 社「T&SEnterprises (London) Limited、S.K.Y. Enterprise UK Limited 及びSushi Bar Atari-Ya Limited」については、当連結会計年度より持分法適用会社として加えております。
以上により、当連結会計年度の売上高は11,167百万円(前年同期比18.8%増)、営業利益は700百万円(同24.5%増)、経常利益は622百万円(同35.1%増)、当期純利益は388百万円(同29.4%増)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
①店舗運営
当連結会計年度における当社グループの直営店舗数は44店舗となり、前年同期に比べ4店舗減少しました。「ぢどり亭」3店舗、「浪花屋鳥造」2店舗、その他1店舗が加わった一方、「とり鉄」はフランチャイズ加盟店への譲渡等により4店舗が減少し、「おだいどこ」、「たこばやし」他計6店舗を閉店しました。その結果、店舗運営の売上高は2,771百万円(前年同期比8.3%減)、営業利益は180百万円(同57.8%増)となりました。

②フランチャイズ
当連結会計年度における当社グループのフランチャイズ店舗数は384店舗となり、前年同期に比べ、87店舗の増加となりました。レゾナンスダイニング株式会社の子会社化により、「ぢどり亭」56店舗、「浪花屋鳥造」28店舗※が加わり、また「牛角」で9店舗、「とり鉄」で2店舗、その他ブランドで1店舗が増加した一方、「とりでん」、「おだいどこ」、「たこばやし」他で計9店舗が減少しました。その結果、フランチャイズの売上高は3,988百万円(同17.9%増)、営業利益は1,497百万円(同31.0%増)となりました。
※「浪花屋鳥造」のうち2店舗は、株式会社プライム・リンクがフランチャイジーとして直営運営しており、上記「店舗運営セグメント」でも店舗数に算入しています。

③食品
食品事業においては、乳製品メーカーである株式会社弘乳舎において、特に新規事業として位置付けている液状乳製品の既存取引先への販売量増加や販売チャネル拡大に加え、グループ内需要の獲得などによりアイスクリームやデザートの受託製造が伸長したことが収益に寄与し、食品の売上高は3,046百万円(同60.0%増)、営業利益は144百万円(同50.7%増)となりました。

④その他
転貸における売上、加盟企業向け販促物の売上、通販や催事における商品売上、食材の外部販売売上等により、売上高は1,360百万円(同25.3%増)、営業利益は209百万円(同57.6%増)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ698百万円増加し3,328百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりとなりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、796百万円となりました。これは、主に店舗営業による収入やフランチャイズ事業におけるロイヤリティ収入などに加え前受金の減少98百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、883百万円となりました。これは、主にレゾナンスダイニング株式会社の子会社化による子会社株式の取得による支出310百万円及び持分法適用会社に対する関係会社株式の取得による支出300百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は、788百万円となりました。これは、主に長期借入金等借入債務の増加によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03508] S1005296)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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