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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005WUZ

有価証券報告書抜粋 株式会社物語コーポレーション 業績等の概要 (2015年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府及び日銀の経済・金融政策により企業収益と雇用情勢が改善へと繋がり、緩やかな景気回復の動きが見られるものの、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動の長期化や円安に伴う物価上昇懸念などから、依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、円安等による原材料価格の上昇、店舗運営における人材確保の深刻化など、依然として厳しい経営環境で推移いたしました。
このような環境の中で当社グループは、「焼肉きんぐ」、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」を中心に積極的な出店を進めるとともに、各業態における品質・サービスレベルの向上、新メニュー開発、積極的な販売促進活動などの施策に取り組み、各既存業態のブランド力向上に努めて参りました。さらには、新業態「熟成焼肉 肉源」の出店や海外事業を軌道に乗せるための改善にも注力し、中長期での安定的な成長基盤を築くための施策に取り組んで参りました。
以上の結果、売上高は33,432,667千円、営業利益は1,959,794千円、経常利益は2,407,408千円、当期純利益は1,257,515千円となりました。
これにより、当社グループが目標とする経営指標である売上高及び経常利益において、10期連続の増収増益を達成することができました。なお、当社では当期より連結財務諸表を作成しておりますので、当該10期とは、前期までの個別決算における9期と当期の連結決算を指しております。
なお、当連結会計年度末における当社チェーン全業態の店舗数は333店舗(直営店(国内)168店舗、フランチャイズ店(国内)160店舗、直営店(海外)5店舗)となりました。

当連結会計年度におけるセグメント別の概況については、当社グループの事業は単一セグメントでありますので、その概況を部門別に示すと次のとおりであります。

①焼肉部門
焼肉専門店ならではの上質な商品の導入、様々な商品を選べる楽しさをより感じて頂けるメニューブックの改善、サービス力の更なる向上の施策に取り組み、高品質でありながらリーズナブルな価格に感じて頂けるテーブルバイキングシステム(お席で注文する食べ放題システム)の改善に注力して参りました。
出店につきましては、当連結会計年度中に「焼肉きんぐ」23店舗の新規出店(直営店13店、フランチャイズ店10店)と1店舗の閉店(フランチャイズ店1店)、「焼肉一番かるび」から「焼肉きんぐ」へ5店舗の改装(直営店3店、フランチャイズ店2店)、新業態「熟成焼肉 肉源」1店舗の新規出店(直営店1店)をしました。
これにより、当連結会計年度末の店舗数は、直営店96店舗、フランチャイズ店56店舗、計152店舗となりました。
この結果、直営店の売上高は19,486,626千円となりました。
②ラーメン部門
看板商品「肉そば」「きゃべとん」を中心とした熟成醤油系ラーメンを豊富に揃えた商品ラインナップの見直しとサイドメニューやデザートを更に充実させたメニューブックの改善、サービス力の更なる向上の施策に取り組み、「幅広い客層を獲得できる郊外型のラーメン専門レストラン」という店舗コンセプトを踏襲したフォーマットの改善に注力して参りました。
出店につきましては、当連結会計年度中に「丸源ラーメン」3店舗の新規出店(直営店1店、フランチャイズ店2店)、「二代目丸源」1店舗の閉店(直営店1店)をしました。
これにより、当連結会計年度末の店舗数は、直営店33店舗、フランチャイズ店79店舗、計112店舗となりました。
この結果、直営店の売上高は4,486,824千円となりました。
③お好み焼部門
「熟成リブロースステーキ塊」という看板商品を導入した食べ放題コースの改善に注力し、新たな店舗内外装デザインの導入等、利用機会の拡大を図った「鉄板焼きが充実したお好み焼き屋」という店舗コンセプトを踏襲したフォーマットの改善に注力して参りました。
出店につきましては、当連結会計年度中に「お好み焼本舗」2店舗の新規出店(直営店2店)と2店舗の閉店(フランチャイズ店2店)をしました。
これにより、当連結会計年度末の店舗数は、直営店21店舗、フランチャイズ店24店舗、計45店舗となりました。
この結果、直営店の売上高は2,482,579千円となりました。

④専門店部門
専門店の店舗力向上を目的に、高級店としてのこだわりの商品とおもてなしを追求する取り組みに注力して参りました。また、「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」については、今後の多店舗展開を見据えた運営ノウハウの蓄積、メニュー施策に注力して参りました。
出店につきましては、当連結会計年度中に「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」9店舗の新規出店(直営店8店、フランチャイズ店1店)と1店舗の閉店(直営店1店)をしました。
これにより、当連結会計年度末の店舗数は、直営店18店舗、フランチャイズ店1店舗、計19店舗となりました。
この結果、直営店の売上高は3,587,596千円となりました。
⑤フランチャイズ部門
フランチャイズ加盟店舗数の増加による売上ロイヤルティ収入の増加等により、2,648,124千円となりました。
⑥その他部門
当社において、「げん屋」の生七味、「丸源ラーメン」の餃子といった、当社店舗で提供しているオリジナル商品や、贈答用商品等の通信販売を運営し、また連結子会社である物語(上海)企業管理有限公司がテーブルバイキング方式(お席で注文する食べ放題システム)で火鍋と寿司の食べ放題レストラン「鍋源」を展開しております。
出店につきましては、当連結会計年度中に「鍋源」2店舗の新規出店(直営店(海外)2店)をしました。
これにより、当連結会計年度末の店舗数は、直営店(海外)5店舗、計5店舗となりました。
この結果、売上高は740,916千円となりました。

なお、当連結会計年度は連結財務諸表の作成初年度であるため、前年同期との比較分析は行っておりません。(以下、「(2)キャッシュ・フローの状況」、「2 生産、受注及び販売の状況」及び「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」においても同じ。)

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、4,766,513千円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は3,393,089千円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が2,308,865千円あったこと及び減価償却費が1,258,930千円あった一方で、法人税等の支払額が1,040,962千円あったこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は4,507,615千円となりました。これは主に、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出が4,197,720千円あったことを反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果得られた資金は307,590千円となりました。これは主に、設備投資のための長期借入金の調達が1,310,000千円あった一方で、長期借入金の返済が738,214千円あったこと等を反映したものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03528] S1005WUZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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