有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZW1
株式会社清水銀行 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)
当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
(1)経営成績の分析
①主な収支
連結粗利益は、前期比3億34百万円減少の214億96百万円となりました。経費は、前期比2億39百万円減少の170億96百万円となりました。
有価証券関連収益の減少により、連結業務純益は前期比1億79百万円減少の43億83百万円となりました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | |
連結粗利益 | 21,830 | 21,496 | △334 |
資金利益 | 17,155 | 17,066 | △89 |
役務取引等利益 | 3,354 | 3,687 | 333 |
その他業務利益 | 1,320 | 742 | △577 |
経費(除く臨時処理分) | 17,335 | 17,096 | △239 |
連結業務純益 | 4,563 | 4,383 | △179 |
②与信関係費用
与信関係費用は、一般貸倒引当金繰入額が前期比85百万円増加の16百万円、個別貸倒引当金繰入額が前期比16億16百万円減少の9億69百万円となり、与信関係費用総額は前期比16億31百万円減少の11億86百万円となりました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | |
与信関係費用総額 | 2,817 | 1,186 | △1,631 |
個別貸倒引当金繰入額 | 2,585 | 969 | △1,616 |
一般貸倒引当金繰入額 | △69 | 16 | 85 |
債権売却損 | 34 | 1 | △32 |
その他 | 266 | 198 | △68 |
③株式等関係損益
株式等関係損益は、前期比5億69百万円減少の11億17百万円となりました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | |
株式等関係損益 | 1,687 | 1,117 | △569 |
株式等売却益 | 1,846 | 1,117 | △728 |
株式等売却損 | 158 | ― | △158 |
株式等償却 | ― | ― | ― |
(2)財政状態の分析
①貸出金
貸出金は、前期末比142億4百万円増加の1兆456億30百万円となりました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | |
貸出金(末残) | 1,031,426 | 1,045,630 | 14,204 |
リスク管理債権の状況
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | ||
リスク管理債権 | 破綻先債権額 | 3,154 | 3,673 | 519 |
延滞債権額 | 23,609 | 22,671 | △937 | |
3ヵ月以上延滞債権額 | 586 | 308 | △277 | |
貸出条件緩和債権額 | 5,195 | 3,303 | △1,892 | |
合計 | 32,546 | 29,956 | △2,589 | |
前連結会計年度 (%)(A) | 当連結会計年度 (%)(B) | 比較(%) (B)-(A) | ||
貸出金残高比率 | 破綻先債権額 | 0.30 | 0.35 | 0.05 |
延滞債権額 | 2.28 | 2.16 | △0.12 | |
3ヵ月以上延滞債権額 | 0.05 | 0.02 | △0.03 | |
貸出条件緩和債権額 | 0.50 | 0.31 | △0.19 | |
合計 | 3.15 | 2.86 | △0.29 |
②預金
預金は、前期末比222億82百万円増加の1兆3,997億38百万円となりました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | |
預金 | 1,377,456 | 1,399,738 | 22,282 |
うち個人預金 | 906,508 | 911,854 | 5,346 |
譲渡性預金 | ― | 68,215 | 68,215 |
③有価証券
有価証券は、前期末比169億8百万円増加の3,181億74百万円となりました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | |
有価証券 | 301,265 | 318,174 | 16,908 |
国債 | 147,511 | 122,455 | △25,056 |
地方債 | 23,832 | 22,683 | △1,148 |
社債 | 48,828 | 62,565 | 13,737 |
株式 | 15,976 | 20,343 | 4,366 |
その他証券 | 65,116 | 90,125 | 25,009 |
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
営業活動によるキャッシュ・フローは、譲渡性預金の増加等により、前期比401億56百万円増加の839億60百万円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入の増加等により、前期比71億11百万円増加の△44億90百万円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比119億74百万円減少の△87億24百万円となりました。これらの結果「現金及び現金同等物」の当期末残高は、前期末比707億35百万円増加の1,925億円となりました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 比較(百万円) (B)-(A) | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 43,803 | 83,960 | 40,156 |
うち譲渡性預金の純増減(△) | △31,900 | 68,215 | 100,115 |
うちコールローン等の純増(△)減 | 65,000 | 5,000 | △60,000 |
うちコールマネー等の純増減(△) | △3,978 | ― | 3,978 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △11,601 | △4,490 | 7,111 |
うち有価証券の取得による支出 | △200,733 | △426,436 | △225,703 |
うち有価証券の売却による収入 | 151,660 | 416,469 | 264,808 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 3,249 | △8,724 | △11,974 |
現金及び現金同等物の期末残高 | 121,765 | 192,500 | 70,735 |
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