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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056ZE

有価証券報告書抜粋 スターツコーポレーション株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営の基本方針
当社企業グループは、資産活用の『トータル・ソリューション・カンパニー』として不動産・金融を中心とした資産運用コンサルティング業を基盤に、そこから派生する不動産仲介・賃貸管理等のフィービジネスの拡充を図りながら、インターネットや雑誌などのメディア事業、物販事業、ゆとり事業など地域の人々の暮らしに密着した関連事業を総合的に展開することでお客様の様々なニーズに応え、一生涯お付き合いいただける『生涯顧客』を創造してまいります。また、国内外を問わず地域に密着した『総合生活文化企業』として、長いお付き合いのなかで様々なサービスを提供することにより安定的な収益が見込める『ストック型収益積層ビジネス』を拡充し、『人が、心が、すべて。』の理念のもと、お客様とともに永続的に発展する企業グループを目指しております。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度におきましては、主に「不動産管理事業」「ゆとり事業」「コンサルティング事業」において増収増益となりました結果、売上高は前期と比べまして57億18百万円増加し1,567億52百万円(前期比3.8%増)、営業利益は4億3百万円増加し164億40百万円(前期比2.5%増)、経常利益は1億97百万円増加し163億77百万円(前期比1.2%増)、当期純利益は25億56百万円増加し106億57百万円(前期比31.6%増)となりました。
建設事業におきましては、建築資材の集中購買や工期の平準化を図るなど、コストダウンにも取り組んでまいりましたが、建築資材及び労務費の高騰等の影響も受け、当連結会計年度の業績は、売上高は前期と比べまして9百万円増加し511億91百万円、営業利益は2億38百万円減少し52億1百万円となりました。
不動産管理事業におきましては、不動産管理物件数は、2015年3月末現在、アパート・マンション管理戸数110,792戸、月極め駐車場台数89,189台、時間貸駐車場「ナビパーク」の運営台数34,353台、企業の社宅管理代行業におきましては住宅62,726戸、駐車場10,337台(受託企業数212社)を受託、これに分譲マンション管理戸数3,486戸、24時間緊急対応サービス「アクセス24」受託戸数300,831戸を加えますと、住宅477,835戸、駐車場133,879台、ビル・施設管理件数は1,355件となっております。こうした管理物件数の増加や既存施設の管理実績を評価され受託したホテル・学校・オフィスビルなどの大規模施設、メンテナンス工事の受注増加により、売上高は前期と比べまして30億48百万円増加し600億75百万円となりました。営業利益は前期に比べまして10億78百万円増加し63億94百万円となりました。
分譲不動産事業におきましては、「スターツプロシード投資法人」への賃貸住宅6棟の譲渡等により、売上高は前期と比べまして16億36百万円増加し139億68百万円となりましたが、販売用不動産の評価見直しによる評価減が発生したため、営業損失78百万円となりました。
ゆとり事業におきましては、東京ディズニーランド®の30周年翌年度の反動減による来場者数減少の影響を懸念しておりましたが、「ホテル エミオン 東京ベイ」は引き続き順調な稼働で推移いたしました。「沖縄ナハナ・ホテル&スパ」におきましても、円安を背景とした国内外からの観光客の増加に伴い、客室単価、稼働率ともに伸長いたしました。また、高齢者支援施設を新たに9ヶ所開設いたしましたことにより、売上高は前期と比べまして9億36百万円増加し125億14百万円、営業利益は前期と比べまして22百万円増加し11億27百万円となりました。なお、高齢者支援施設・保育施設につきましては、2015年3月末現在で65事業所を運営しており、首都圏を中心に2事業所の開設を準備しております。
コンサルティング事業におきましては、スターツプロシード投資法人の運用委託及び資産取得に係る報酬や「ピタットハウス」ネットワーク店舗の経営指導に伴う収入、生損保保険代理店手数料収入等が着実に増加し、売上高は前期と比べまして1億87百万円増加し32億25百万円、営業利益は前期と比べまして91百万円増加し7億1百万円となりました。
また、不動産営業店舗「ピタットハウス」は、2015年3月末現在で全国491店舗のネットワーク(スターツグループ店105店舗、ネットワーク店386店舗)となっております。
セグメント別の業績の状況は「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (1)業績」を参照ください。
(3)中長期的な経営戦略
基幹事業であります資産運用コンサルティング業と不動産仲介・不動産管理事業等のフィービジネス業務の強化を図るため、不動産営業店舗「ピタットハウス」におけるサービスの質の向上や賃貸管理受託営業を一層推進し、営業エリアの深耕・拡大、不動産管理物件の拡充等に注力するとともに、グループ内の各事業の連携による新たな商品の企画・サービスの提供、研修制度の充実による人材育成等を積極的に行ってまいります。不動産信託事業は、これまで蓄積してきた資産有効活用のノウハウを活かしながら、信託機能を通して、資産管理から資産継承までワンストップの資産運用コンサルティングサービスの提供を可能とし、将来に向けた顧客基盤の拡大につながるものであります。また、商品開発におきましては、ユーザーニーズの多様化、『安全』『環境』に対する意識の高まりのなかで、低層から中高層まで対応可能な免震構造の住宅や、セキュリティーと居住性の充実を追求した都市型賃貸住宅などユーザーやオーナーの視点に立った良質な『住まい』の企画・開発を引き続き推進するとともに、再開発事業やPFI事業等における施設整備の提案・運営事業にも取り組みながら、都心を中心とした施設管理受託営業の強化も図り、総合的な不動産管理サービス事業を展開してまいります。さらにホテル・温泉旅館、高齢者支援施設等の運営を中心としたゆとり事業におきましては、高齢社会も見据えた様々なサービスの提供に注力するとともに、当社グループのポイントシステム「夢なび」会員の拡大を通して、グループ国内外ともに様々なサービス利用の機会を提供しながら、新たな顧客層の拡大も図り、『総合生活文化企業』として地域に密着した事業展開を継続してまいります。

(4)財政状態の分析
当連結会計年度におきましては、分譲マンション「アルファグランデ小岩スカイファースト」の開発による仕掛販売用不動産の増加等により、総資産は前連結会計年度末と比べて64億38百万円増加し1,789億96百万円となりました。一方、負債におきましては、長期借入金の返済等により前連結会計年度末と比べて54億67百万円減少し1,243億11百万円となりました。また、有利子負債残高は738億28百万円となっております。
(5)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析は「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」を参照下さい。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03945] S10056ZE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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