有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FA9
株式会社ラ・アトレ 業績等の概要 (2014年12月期)
(1) 業績
当連結会計年度における首都圏新築マンション市況は、不動産経済研究所の調べによると、2014年の発売戸数は44,913戸と、前年を20.5%下回りました。契約率については、2014年上半期については好調の目安といわれる70%を毎月上回りましたが、その後は70%を下回る月が多くなりました。一方、東日本不動産流通機構調べによる首都圏中古マンションの成約件数は、前年比7.2%の減少となりました。前年が例年になく取引が活発であったことに加え、消費税増税の反動減が重なったことが要因であったとみられます。
そのような環境の中、当社は引き続き首都圏におけるリノベーションマンションの仕入販売に努めるとともに、
地方においてもインベストメント事業等を実施いたしました。
その結果、当連結会計年度の売上高及び損益に関わる業績は以下の通りとなりました。
なお、セグメント間の内部売上は除いております。
セグメント別売上高の概況
セグメント | 前連結会計年度 (自 2013年1月1日 至 2013年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2014年1月1日 至 2014年12月31日) | 構成比 | 前年同期比 |
千円 | 千円 | % | % | |
不動産販売事業 | 2,208,315 | 2,456,805 | 90.8 | 11.3 |
(新築不動産販売部門) | (773,253) | (43,452) | 1.6 | △94.4 |
(再生不動産販売部門) | (1,435,062) | (2,413,353) | 89.2 | 68.2 |
不動産管理事業部門 | 271,654 | 230,237 | 8.5 | △15.2 |
その他 | 40,950 | 17,743 | 0.7 | △56.7 |
合計 | 2,520,921 | 2,704,786 | 100.0 | 7.3 |
①売上高
不動産事業における主な売上実績は、以下の通りとなっております。
(ⅰ)新築不動産販売部門では、販売代理業務に伴う販売代理手数料収入等により、売上高43百万円(前年同期比94.4%減)となりました。また、セグメント利益は29百万円(同58.7%減)となりました。
(ⅱ)再生不動産販売部門では、戸別リノベーションマンション販売業務においてリノベーションマンションを56戸引渡したこと、インベストメントプロジェクト業務において、札幌アートサイドテラスを引渡したこと等により、売上高2,413百万円(同68.2%増)となりました。またセグメント利益は247百万円(同80.7%増)となりました。
(ⅲ)不動産管理事業部門は、管理物件の賃貸収入等により売上高230百万円(同15.2%減)となりました。またセグメント利益は55百万円(同27.7%減)となりました。
(注)セグメント利益とは、各セグメントの売上総利益から、販売費用及び営業外費用を差し引いたものであります。
②営業利益
販売費及び一般管理費は331百万円(同7.2%増)となりました。
その結果、営業利益は195百万円(同5.1%増)となりました。
③経常利益
支払利息77百万円(同6.0%増)、支払手数料25百万円(同58.0%増)を中心に営業外費用が111百万円(同14.5%増)となった結果、経常利益は95百万円(同1.6%増)となりました。
④当期純利益
法人税等を5百万円(同20.8%減)、法人税等調整額を△22百万円(同50.1%増)計上した結果、当期純利益は107百万円(同5.5%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ663百万円の増加となり、803百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益90百万円、たな卸資産の増加1,221百万円等により683百万円の資金支出(前連結会計年度は125百万円の資金獲得)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入929百万円、差入保証金の差入による支出169百万円、有形固定資産の取得による支出91百万円等により632百万円の資金獲得(前連結会計年度は239百万円の資金支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金847百万円の純増加があったこと、長期借入れによる収入1,189百万円、株式の発行による収入405百万円、長期借入金の返済による支出1,722百万円等により714百万円の資金獲得(前連結会計年度は144百万円の資金獲得)となりました。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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