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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YX7

有価証券報告書抜粋 静岡鉄道株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、期前半は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、個人消費の減少傾向が続きましたが、政府による経済対策や日本銀行による金融政策等の効果もあり、雇用・所得環境が改善に向かうなど緩やかな回復傾向で推移いたしました。しかしながら、長引く消費者マインドの低下や海外景気の下振れなど、わが国の景気を下押しするリスクが懸念され、引き続き予断を許さない状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループは、中長期経営ビジョン「GT-100」に基づき、将来にわたり持続的な成長を図るため、さらなる「安全・安心・快適」を追求するとともに、経営効率の一層の向上に取り組み、収益の確保や企業価値の向上に努めました。
当連結会計年度の業績につきましては、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、自動車販売事業の新車販売台数が減少いたしましたが、流通事業が好調に推移したことなどから、売上高は1,529億62百万円(前連結会計年度比0.4%減)、経常利益は40億38百万円(前連結会計年度比9.4%増)、当期純利益は26億97百万円(前連結会計年度比17.1%増)となり、引き続き堅調に推移いたしました。
①交通事業
鉄道事業では、現行車両を1973年に導入して以来約40年ぶりとなる新型車両の導入を決定いたしました。新型車両は、環境への配慮や安全性の向上はもとより、さらなる賑わいを創出し、当社グループの新しい顔となる車両の実現を目指してまいります。また、さらなる安全性の向上を図るため、上原変電所の建替えを行い、設備を更新したほか、古庄国道跨線橋の補修工事等を実施いたしました。
索道事業の日本平ロープウェイでは、開業以来ご乗車いただいたお客様の累計が3,500万人に到達いたしました。
乗合バス事業のしずてつジャストラインでは、2014年4月より高速乗合バス初の取り組みとなるバス車内での弁当販売(通称:バス弁)を開始いたしました。また、2014年9月には、日頃からバスにご乗車いただいているお客様への感謝をこめて「しずてつバスフェスタ」を静岡市清水区で開催し、多くのお客様にご来場いただきました。
このほか、「LuLuCa乗車ポイントサービス」のさらなる周知を図るため、沿線イベント時にルルカポイントを付与するキャンペーンなど、新たな施策を展開いたしました。
以上の結果、交通事業の売上高は156億91百万円(前連結会計年度比2.1%増)となりました。

②流通事業
スーパーマーケット事業のしずてつストアでは、2014年4月に「しずてつストア千代田店」を増床し、新装オープンしたほか、10月に「しずてつストア新静岡セノバ店」を改装オープンいたしました。両店では、購入した商品を店内で飲食することが可能な「イートインコーナー」を設置したほか、地元の高品質な商品を届ける「地産思送」への取り組みを強化することで、さらなる集客力の強化を図りました。
静鉄プロパティマネジメントでは、「東急ハンズ静岡店」において、年に一度の感謝バーゲン「ハンズメッセ」の開催に加え、地域物産展など各種営業施策を積極的に展開し、収益拡大に努めました。
以上の結果、流通事業の売上高は472億87百万円(前連結会計年度比5.7%増)となりました。

③自動車販売事業
自動車販売事業では、静岡トヨペットにおいて、新型車種の「エスクァイア」や「LEXUS RC」などを中心に積極的に販売活動を展開したほか、ネッツトヨタスルガにおいて、「新ネッツ10周年記念」として、大感謝祭の開催や10周年記念特別仕様車の販売等を実施いたしました。また、これらの新車販売に加え、きめ細やかなサポート体制の構築に取り組み、車両メンテナンスや中古車販売などのバリューチェーンの強化を図りました。
自動車リース事業のトヨタレンタリース静岡では、2014年6月にJR裾野駅前に「裾野駅前店」を新規オープンしたほか、2015年3月にJR浜松駅南口に立体駐車場を兼ね備えた大型店舗「浜松新幹線口店」を移転オープンするなど、好立地を活かした店舗開発により、さらなる顧客の獲得を図りました。
しかしながら、消費税率引き上げに伴う買い控えの影響もあり、自動車販売事業の売上高は655億36百万円(前連
結会計年度比4.6%減)となりました。
④不動産事業
不動産販売事業では、JR東静岡駅前のタワーマンション「マークス・アネシスタワー東静岡」(地上28階建・190戸)の全戸引渡が完了いたしました。また、「住まいの防災力強化」をコンセプトとした商品開発に引き続き取り組み、JR草薙駅前において「マークス・アネシスタワー草薙」(地上27階建・129戸)、静岡市葵区大岩二丁目において「グランアネシス大岩」(地上5階建・28戸)の販売を開始いたしました。
ショッピングセンター事業の静鉄プロパティマネジメントでは、新静岡セノバにおいて、会員限定のお得な情報や懸賞応募などをご利用いただけるWeb会員サービス「my cenova」を開始するなど、顧客サービスの拡充による集客力の強化を図りました。
以上の結果、不動産事業の売上高は108億45百万円(前連結会計年度比6.0%減)となりました。

⑤レジャー・サービス事業
ビジネスホテル事業では、2014年5月に、JR沼津駅北口から徒歩3分の好立地に「静鉄ホテルプレジオ沼津」を開業いたしました。静鉄ホテルプレジオ沼津では、女性専用フロアの設置やカードキーシステムによるセキュリティの強化に加え、当社ビジネスホテルでは最大となるシングル客室面積を確保し、独立したバスルームを採用するなど、お客様が安心して快適にご利用いただける機能性を追求いたしました。
花卉販売事業では、2014年9月に新静岡セノバより徒歩1分の好立地において初の花卉小売店舗となる「セントフルーリけやき通り店」をオープンいたしました。
情報サービス事業の静鉄情報センターでは、神奈川県川崎市に「京浜事業所」を開設し、営業エリアの拡大を図りました。
以上の結果、レジャー・サービス事業の売上高は90億39百万円(前連結会計年度比5.1%増)となりました。

⑥その他事業
建設事業の静鉄建設では、静岡市の消防本部および(仮称)石田消防署庁舎の建築工事等を施工いたしました。
以上の結果、その他事業の売上高は45億62百万円(前連結会計年度比2.8%減)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ518,327千円増加し、当連結会計年度末の残高は4,615,064千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,583,947千円(前連結会計年度は13,902,081千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4,505,383千円と減価償却費6,346,058千円及びたな卸資産の減少2,123,775千円等により得られた資金が、売上債権の増加2,770,816千円及び仕入債務の減少3,964,636千円等の資金の使用を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、6,424,459千円(前連結会計年度は7,077,824千円の支出)となりました。これは主に、自動車リース事業におけるリース車両及びレンタル車両の更新やビジネスホテルの建設など有形固定資産の取得に6,692,601千円支出したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、3,358,838千円(前連結会計年度は7,263,559千円の支出)となりました。これは主に、短期及び長期借入による収入が、短期及び長期借入の返済による支出を4,075,054千円上回ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04113] S1004YX7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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