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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100530R

有価証券報告書抜粋 株式会社ニチレイ 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、株式会社ニチレイフーズ 研究開発部・技術戦略部(加工食品事業)、株式会社ニチレイロジグループ本社 技術部(低温物流事業)、株式会社ニチレイバイオサイエンス 開発センター(その他の事業)及び当社 技術戦略企画部(全社共通)を研究開発部門として、市場の変化に対応した新商品及び新技術の開発並びに新規事業の育成を目指した研究開発活動を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は17億30百万円で前期に比べ1億22百万円増加しました。セグメント別の内訳は、加工食品事業では9億98百万円、低温物流事業は42百万円、その他の事業は4億87百万円、全社共通は2億1百万円となりました。

セグメント別の研究開発活動の状況は次のとおりであります。
(1) 加工食品事業
冷凍食品が更なる成長を実現するために、冷凍食品ならではの新たな「価値」を創出し、お客様へお届けすべく商品開発とそれに係る技術開発を進めました。
当連結会計年度においては、家庭用冷凍食品では、冷凍米飯No.1の「本格炒め炒飯」をプロの工程を再現した「新・本格炒め製法」の技術を導入し大幅に品質改良するとともに、主要米飯商品の原料米を国産一等米に限定し商品価値を向上させました。業務用冷凍食品では、こだわり製法の包餡成型により、中具のおいしさを包み込んだ手作り感溢れる「ほっかり包みコロッケ」、「完熟トマトのメンチカツ」を発売しました。

(2) 低温物流事業
環境保全に関する取組みとして、自然冷媒であるアンモニア冷凍システムの導入を進めております。
また、地球温暖化・オゾン層破壊など環境負荷に起因するフロン冷媒を使用した冷凍システムでは、高感度検知器を導入することにより軽微な漏洩も発見・改善を行う適正な管理体制を全事業所に展開しております。
CO2排出量削減の取組みについては、LED照明、高効率冷凍システムなど各種省エネ機器の導入・検証を進めております。

(3) その他の事業(バイオサイエンス事業)
分子診断薬、迅速診断薬の開発を行うほか、グループ企業の素材調達力を活かして、有用な機能性素材の開発にも注力しております。
当連結会計年度においては、分子診断薬では、コンパニオン診断薬としてヒストファイン ALK iAEP® キットの製造販売承認を取得し、販売を開始しました。また、迅速診断薬ではStrep-Aスティックタイプ自社開発品を発売しました。

(4) 全社共通
中長期視点での新商品やサービス創出の核となる研究を行うほか、短期的視点で各事業の利益に貢献できる研究を実施しております。
中長期視点では、不凍タンパク質(AFP)の開発を含めた冷凍技術研究、超高齢社会対応を想定した「食と健康」の取組みやそれに対するアセロラ等の自社素材の応用(研究)、生活者の深層心理を探るサイコメトリクスの商品開発への活用等について、社外の研究機関との共同研究を積極的に活用して行っております。
短期的視点では、各事業における課題に対して、情報提供や分析技術の提供など幅広く技術的支援を行っております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00446] S100530R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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