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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005486

有価証券報告書抜粋 トナミホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2014年4月1日~2015年3月31日、以下「当期」という。)におけるわが国の経済は、消費税率引き上げや天候不順などによる影響もあり個人消費が低迷する一方で、円安に大幅な原油安も加わり、企業の収益環境が好転したことなどから、景気は緩やかな回復基調で推移したものと見られます。
物流業界におきましても、物流需要の緩やかな回復基調が見られる中、原油価格の下落に伴う燃料価格の値下げ傾向にあるものの、トラックドライバー不足の深刻化に伴う外注費の上昇、受注獲得に向けた業者間の競争激化など、変化著しい環境への対応が求められ、依然として厳しい経営環境が継続しました。
そのような中、当社グループは「中期経営計画」(2012年4月1日~2015年3月31日)の最終年度として、成長戦略の一層の進展をはかり、業績目標の達成に向けて邁進いたしました。
また、貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業において、新規顧客拡販・既存顧客深耕による安定的収益の確保、適正運賃収受などに取り組むとともに、重点とする3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業をはじめとする業容拡大に努めました。
その結果、当社グループの当期経営成績は、営業収益において122,547百万円と前連結会計年度に比べ1,417百万円(1.2%)の増収となりました。
利益面におきましては、「中期経営計画」における「事業構造改革」の進展、運賃・料金単価の改善など収益力の強化により、下払料の高騰・原材料価格の上昇をはじめコストアップ要因の吸収をはかり、営業利益は4,752百万円と前連結会計年度に比べ1,511百万円(46.7%)の増益となりました。
また、経常利益は5,149百万円となり、前連結会計年度に比べ1,622百万円(46.0%)の増益となりました。
当期純利益は3,238百万円を計上し、前連結会計年度に比べ867百万円(36.6%)の増益となりました。

セグメントの業績を説明いたしますと、次のとおりです。
なお、以下におけるセグメント利益は営業利益ベースの数値であります。

① 物流関連事業
当期における物流関連事業は、前連結会計年度における消費税増税前の駆け込み需要の影響等による取扱数量の伸び悩みが見られたものの、貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業や3PL事業における適正運賃・料金収受施策の推進に努めたことにより、営業収益は112,720百万円と前連結会計年度に比べ2,028百万円(1.8%)の増収となりました。
セグメント利益は、事業構造改革の進展、運賃・料金水準の改善、第3四半期以降の燃料価格の値下げなどもあり、下払料をはじめとする外注費などのコストアップ要因を吸収して3,923百万円を計上、前連結会計年度に比べ1,429百万円(57.4%)の増益となりました。
② 情報処理事業
情報処理事業の営業収益は3,015百万円で前連結会計年度に比べ43百万円(1.4%)の減収となりました。
セグメント利益は253百万円を計上し、前連結会計年度に比べ3百万円(1.3%)の微増となりました。
③ 販売事業
物品販売並びに委託売買業、損害保険代理業等の販売事業における営業収益は6,105百万円と前連結会計年度に比べ510百万円(7.7%)の減収となりました。
セグメント利益も394百万円で前連結会計年度に比べ37百万円(8.7%)の減益となりました。

その他では、自動車修理業、ダイレクトメール業等で営業収益705百万円を計上しましたが、前連結会計年度に比べ56百万円(7.4%)の減収となりました。
セグメント利益は119百万円で前連結会計年度に比べ33百万円(39.2%)の増益となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ2,946百万円増加し、12,185百万円となりました。これは営業活動によるキャッシュ・フローの収入(9,286百万円)と、投資活動によるキャッシュ・フローの支出(1,881百万円)及び財務活動によるキャッシュ・フローの支出(4,459百万円)によるものであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは9,286百万円の収入となり、前連結会計年度に比べて3,263百万円増加しました。これは主に税金等調整前当期純利益を5,269百万円計上したこと、減価償却費の計上が4,365百万円あったことなどによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは1,881百万円の支出となり、前連結会計年度に比べて636百万円の支出減少となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が2,619百万円あったことなどによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは4,459百万円の支出となり、前連結会計年度に比べて547百万円の支出増加となりました。これは主に長期借入れによる収入が4,070百万円あった一方で、短期借入金の返済による支出が2,170百万円、長期借入金の返済による支出が3,786百万円、リース債務の返済による支出が2,105百万円あったことなどによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04185] S1005486)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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