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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058L3

有価証券報告書抜粋 鈴与シンワート株式会社 事業等のリスク (2015年3月期)


対処すべき課題メニュー経営上の重要な契約等


経営成績及び財政状態に関するリスク等のうち、投資者の判断に重要な影響をおよぼす可能性のある主なものは、以下のとおりであります。
① 設備投資、保守管理費用
物流事業において連結子会社である鈴与シンワ物流株式会社の所有設備の芝浦倉庫においては、築25年以上経過し、外壁塗装等の補修が必要になってきており、引き続き補修を検討しております。
また、賃貸事業における自社所有の東扇島冷蔵倉庫において、第二冷蔵倉庫(第2期棟)の自動倉庫システムの保全工事及び第一冷蔵倉庫(第1期棟)の設備機器の更新や補修を毎年計画的に実施しております。
② データセンター及びクラウド事業の採算
グループ企業と連携したデータセンター事業においては、採算面での改善は進んでおり、当期は当社単独及びグループとしても黒字を維持し拡大しております。今後も適切な設備及び機器の増強、サービス拡充を行い、さらなる採算改善に努力してまいります。
③ 電力需給対策として実施される瞬間最大使用電力規制による影響
データセンター事業においては、東京電力より「電力の安定供給を確保できる見通し」との発表があるものの、発電所の計画外停止や急激な気温の変化による需要増加の可能性が残っており、自家発電設備での対応が必要となることも考えられますが、自家発電機稼働に必要な燃料についてはグループ企業から供給を受けるルートができております。一方、自家発電稼動の場合のコストアップが懸念材料であります。
また、営業事務所も含めエレベーター稼働制限等、可能な限りの設備面での節電を実施中であり、今後も実施していく予定であります。
④ 電気料金値上げによる影響
データセンター事業においては相当量の電力を使用しており、燃料調整費及び再生可能エネルギー発電促進賦課金の変動等、電気料金値上げによりコスト増となっております。値上げ分はデータセンター利用のお客様にご負担をお願いしており、徐々に回収が進んでおります。今後も、全額回収を目指し、ご協力頂けるよう調整を進めてまいります。
⑤ 固定資産の減損処理
現在使用している資産においては、時価評価の基礎を固定資産税評価額においているため、実勢価額から乖離する可能性があります。
⑥ トラブル・プロジェクト
情報サービス事業では、損益に重大な影響を与えるトラブル・プロジェクトが発生すると収益面に重大な影響をおよぼす可能性があるため、プロジェクト収支管理システムの運用を徹底し、品質の見える化を実行、リスクを最小限に抑えるべく、努力してまいります。
⑦ 陸運事業の事業環境
連結子会社である鈴与シンワ物流株式会社が、実運送子会社のシンワ運輸東京株式会社とともに行っているセメント輸送では、生コン・新規現場への輸送量拡大が、小麦粉輸送では輸送品質の更なる向上が課題であります。引き続き原価経費削減による収益力の増強とともに事業運営に欠かせない要員確保に努めてまいります。

対処すべき課題経営上の重要な契約等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04337] S10058L3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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