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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057Y5

有価証券報告書抜粋 大和ハウス工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループでは、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、お客様と共に新たな価値を創り、活かし、高め、人が心豊かに生きる社会の実現を目指すために、安全・安心、スピード・ストック、福祉、環境、健康、通信、農業をキーワードとして掲げ、一般ユーザーはもとより、官公庁、国内外の大学、異業種企業とも密接な連携をとりつつ、基礎・応用研究から新技術・新商品開発まで多岐にわたる研究開発活動を行っています。
なお、当連結会計年度の研究開発費は7,731百万円となりました。研究開発スタッフは当連結会計年度末現在で387名となっています。
当連結会計年度の主な活動は次のとおりです。
(1)戸建住宅事業、賃貸住宅事業、マンション事業、住宅ストック事業
・鉄骨戸建住宅商品「xevo(ジーヴォ)」シリーズにおいて、高級商品のラインアップを強化するために、25種類105色のタイルを選択可能な総タイル外壁戸建住宅商品「xevo TILE(ジーヴォ タイル)」を開発しました。
・木造戸建住宅商品の商品ラインアップを拡大するために、「xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)平屋暮らし」、「xevo GranWood 都市暮らし」を開発しました。
・戸建住宅全商品をスマートハウス「SMAEco(スマ・エコ)」として展開するために、太陽光発電システムを搭載することでエネルギーの収支ゼロを目指す「スマ・エコ ゼロエナジー」と、停電時に非常用電源として生活に必要な電力を供給する家庭用リチウムイオン蓄電池を搭載した「スマ・エコチャージ」の2つの商品仕様を開発しました。いずれも、テレビ視聴・録画ができる新型HEMS「D-HEMS 3」を標準搭載します。
・戸建住宅最上位商品「xevo ∑(ジーヴォシグマ)」は、日本経済新聞社が主催する「2014年日経優秀製品・サービス賞」において、「最優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞しました。
・戸建住宅最上位商品「xevo Σ(ジーヴォシグマ)」に標準搭載されている鋼製デバイス「Σ形デバイス」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2014年度グッドデザイン賞」を住宅・住空間向けの工法部門で受賞しました。「Σ形デバイス」は地震エネルギーを繰り返し吸収し、初期性能を維持するためのコア技術として開発されたものです。
なお、当事業に係る研究開発費は4,740百万円です。
(2)商業施設事業、事業施設事業
・当社と株式会社フジタは、物流施設や工場等の設計段階で、床振動を短時間かつ高精度に解析できるシステム「大型施設用床振動解析システム」を共同開発しました。
・当社と株式会社フジタ、株式会社フレームワークスは、配送時間から到達エリアを算出し、物流拠点建設に最適な立地を提案するシミュレーションソフト「DFⅡ-glas(ディーエフツー・グラス)」を共同開発しました。
・株式会社フジタは、覆工コンクリートの打込みから脱型、養生までの施工状況を"見える化"できるシステム「覆工ウォッチャー」を開発し、次世代型施工システムとして道路トンネル工事に適用しました。
・株式会社フジタは、気泡シールド工法においてシールド掘削中は緻密な気泡で切羽の安定を図り、掘削後の排出土は自然消泡性に優れ環境にやさしい起泡剤『環境8号』シリーズ(環境8号、環境8号R)を開発しました。
・株式会社フジタは、福島県内の除染現場から発生する放射性セシウム含有の除染排水を作業現場で処理し、同時に処理水の放射能濃度を監視する可搬式の「水質監視型オンサイト除染排水処理システム」を開発しました。
・当社と株式会社フジタは、分譲マンションや賃貸住宅など様々な建物に適用可能で、鉄筋コンクリート造の基礎梁に、梁せいの2分の1までの大口径貫通孔を設けられる「スターズ基礎梁工法」(星形補強筋を用いた基礎梁の貫通孔補強工法)を共同開発し、建築技術性能証明を取得しました。
・当社と株式会社フジタは、大型物流倉庫をはじめ、高層マンションや中低層の建物など様々な物件に適用可能な耐震・制振部材「DUAL CORE BRACE(デュアルコアブレース) 」(平鋼を角形鋼管で座屈拘束した耐震・制振ブレース)を共同開発し、建築技術性能証明を取得しました。
・当社と大和リース株式会社は、壁面緑化をしながら大気を浄化することができるシステムを共同開発しました。壁面緑化の土壌に大気を通過させることで、二酸化窒素は約1/10、PM2.5は約1/3に軽減できることを実証しました。
・物流施設を主な対象として、経済的かつ合理的な免震構造を実現するために弾性すべり免震支承を黒沢建設株式会社、株式会社ビービーエムと共同開発し、東京都江東区の「(仮称)Dプロジェクト有明Ⅰ新規工事」に採用されました。
なお、当事業に係る研究開発費は2,171百万円です。
(3)その他の事業
・当社と立命館大学は、鉱物油で汚染された土壌の対策工法として、日本で初めて活性炭とバイオ(油分解菌)を組み合わせた「オイルバクット(OIL BACT)工法」を開発しました。ガソリンスタンド跡地や工場跡地等で油臭・油膜を1時間で解消した上で、油を分解できる画期的な油汚染土壌対策工法です。
・大和リース株式会社は、立体駐車場商品「フリーパーク型 連続傾床型」、「フリーパーク型 フラット型」の各々について、防耐火構造認定、型式適合認定を追加取得し、ラインアップの拡充を図ると共に、建設までのスピード短縮が可能になりました。
なお、当事業に係る研究開発費は819百万円です。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00048] S10057Y5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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