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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004XWO

有価証券報告書抜粋 太陽化学株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和により円安・株高傾向が続き、企業収益や雇用環境に改善の動きが見られ、緩やかな景気回復基調で推移しました。海外では中国をはじめとする新興国での減速懸念による景気の下振れリスクなど先行きについては不透明な状況が続いております。
当社事業の主要分野であります食品業界におきましては、消費税増税の影響が長引き、実質賃金の減少や天候不順の影響などによる個人消費の低迷、円安による輸入原材料の高騰などコスト上昇圧力が続きました。
このような環境の中で当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は、引き続き対処すべき課題として、①市場変化への対応、②販売の強化(グローバル化)、③品質管理体制の維持・強化、④環境への取り組み、⑤人材育成、⑥業務改善による全体最適化を掲げ、企業価値の向上に取り組んでおります。
この結果、当連結会計年度の売上高は、欧州等海外市場の売上高が伸張したことにより382億42百万円(前年同期比5.2%増)となりました。営業利益は、原材料価格等の上昇はありましたものの、22億89百万円(前年同期比13.5%増)、経常利益は、為替相場の変動による為替差益が増加したことにより27億91百万円(前年同期比22.5%増)、当期純利益は、16億92百万円(前年同期比21.0%増)となりました。

当連結会計年度におけるセグメントの概況は次のとおりであります。

① ニュートリション事業
医療、健康食品、飲料業界等にカテキン(緑茶抽出物)、テアニン(機能性アミノ酸)、水溶性食物繊維等の機能性食品素材、ミネラル製剤、ビタミン製剤等を製造、販売しております。
水溶性食物繊維は、国内、欧米市場の医療用途が大幅に増加いたしました。
カテキン(緑茶抽出物)は、国内の飲料、サプリメント用途やアジア市場のサプリメント用途が大幅に増加いたしました。
ミネラル製剤は、国内市場で堅調に、欧米市場で低調に推移いたしました。
テアニン(機能性アミノ酸)は、米国市場のサプリメント用途が伸張いたしました。
ビタミン製剤は、堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は、69億13百万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は、7億12百万円(前年同期比13.3%増)となりました。

② インターフェイスソリューション事業
乳製品、飲料、菓子、パン、加工油脂等の業界、及び化粧品・トイレタリー業界等に乳化剤、安定剤等の食品素材、品質改良剤を製造、販売しております。
乳化剤は、一般食品用乳化剤、化粧品、トイレタリー用乳化剤は、堅調に、飲料用乳化剤は、低調に推移いたしました。
安定剤は、医療食用途、惣菜用途が大幅に増加いたしました。
この結果、売上高は、127億27百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は、14億35百万円(前年同期比3.6%増)となりました。

③ アグリフード事業
乳製品、飲料、菓子、パン、ハム・ソーセージ、即席めん、農産加工業界等に、鶏卵加工品、たん白素材、即席食品用素材、フルーツ加工品、農産加工品等の食品素材、品質改良剤を製造、販売しております。
鶏卵加工品は、粉末卵が大幅に増加し、液卵加工品は、低調に推移いたしました。
即席食品用素材は、増加いたしました。
フルーツ加工品は、ヨーグルト用途が伸張し、パン用途が堅調に、冷菓用途が低調に推移いたしました。
この結果、売上高は、184億91百万円(前年同期比3.0%増)、原材料価格の上昇はありましたものの、アジア市場での即席食品用素材が増加したことにより、営業利益は、1億30百万円(前年同期は、14百万円の損失)となりました。

④ その他
料理飲食等の事業を行っております。
売上高は、1億10百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は、10百万円(前年同期比40.1%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、59億10百万円(前連結会計年度より19億40百万円増加、48.9%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により13億77百万円の資金を獲得いたしました(前連結会計年度より15億30百万円減)。
その主な理由は、税金等調整前当期純利益が27億62百万円、減価償却費計上による自己金融効果11億1百万円による資金の増加の他、売上債権の増加5億87百万円、たな卸資産の増加6億52百万円、仕入債務の減少1億43百万円、法人税等の支払9億34百万円による資金の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により9億48百万円の資金を獲得いたしました(前連結会計年度は21億30百万円の支出)。
その主な理由は、定期預金の払戻による収入18億88百万円、定期預金の預入による支出が1億32百万円、有形固定資産の取得による支出が7億38百万円となったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により7億62百万円の資金を支出いたしました(前連結会計年度より3億30百万円の支出の増加)。
その主な理由は、短期借入れによる収入118億80百万円の他、短期借入金の返済による支出122億10百万円、配当金の支払額4億30百万円となったことによるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00472] S1004XWO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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