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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004C1C

有価証券報告書抜粋 B-R サーティワン アイスクリーム株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期(2014年1月~12月)における我が国経済は、円安効果による輸出環境の改善や経済政策の効果により景気は緩やかな回復を続け、個人消費も底堅く推移いたしました。しかし、震災以降の消費行動の変化による外食市場の縮小と中食増加など、お客様の消費選別がますます進展いたしました。その影響により外食業界では業態を超えた競争が激化し、更に4月の消費増税による可処分所得の実質目減りなどの国内景気の下振れ要因もあり、依然ファストフードにおいても厳しい状況が続いております。
このような環境の下、当社ではサーティワンアイスクリームの永遠の経営モットーであります“We make people happy.”「アイスクリームを通じて皆様に幸せを。」をスローガンに、全てのお客様に高品質で美味しいアイスクリームと“FUN(楽しいこと、嬉しいこと、感動すること)”に満ちたひとときを提供し、日本で最も愛され親しまれるチェーンとなることを目指すとともに、企業の継続的成長の維持と、企業価値の増大に努めてまいりました。
また、4月からは、顧客基盤の拡大を目標とした「Re-branding」(ブランドの再構築)のため「サーティワンLOVE」をテーマとした広告宣伝活動を始動いたしました。TVCMについてはキャンペーン告知からブランディングを中心に、店頭・店内の販促用材もアイスクリームのおいしさ・たのしさを訴求するものに変更し、これまで女子高校生・主婦層が顧客の中心だったブランド・イメージを一新して、サーティワンから暫く離れていたファンや新しい顧客の来店促進を図り売上の向上を目指しております。
営業面においては、1月はアイスクリームの詰め合せ商品であるバラエティパック・ギフトボックスをお買い上げのお客様に、‘スヌーピー’スクエアディッシュをプレゼントするニューイヤープロモーション(1月1日~1月13日)を実施し、フレーバーのバラエティさ・楽しさを訴え、高単価商品の拡販とヘビーユーザーの再来店を促進いたしました。
引き続き冬場のテイクアウト商品として、テイクアウト用保冷バッグやアイスクリームのパッケージも全て‘ミッキー&ミニー’のデザインとした期間限定の新商品「‘ミッキー&ミニー’LoveLoveバッグセット」(1月14日~3月14日)を販売し、お客様の購買意欲を高めました。また、通年商品として“‘ミッキー&フレンズ’アイスクリームパーティーセット”を新発売し、テイクアウト商品ラインナップの強化を図っております。
3月の「ひなまつり」(2月15日~3月3日)では、“ひなだんかざり”、“おひなさまカップ”、ひなまつり仕様のアイスクリームケーキなど期間限定商品を販売いたしました。更に2月28日までに“ひなまつりアイスクリームケーキ”をご予約いただいたお客様に「キッズコーン券」プレゼントを実施しオケージョン商戦の売上を確保いたしました。
3月4日からは、4年目を迎える「ワンダフルイースター」(3月4日~3月30日)を実施いたしました。イースターらしいタマゴをモチーフにした“エッグカップサンデー”に新商品“ダブルエッグカップサンデー”を加え、持帰り商品の“イースターバラエティBOX”、イースターに因んだアイスクリーム2種類(ヨーグピーチファン、イースターエッグハント)を販売し、3月の売上増を図りました。なお、前年12月26日から4月24日の期間は、苺の美味しさをたっぷり味わえる“フレッシュストロベリーサンデー”を販売し、アイスクリーム専門店サーティワンならではのシーズンサンデーを提供することによりブランドの差別化を図っております。
また、4月1日から4月24日の期間は前年11月に新発売の人気商品“トリプルポップ”(ミニサイズのアイスクリーム3種が一度に楽しめる商品)を更に多くのお客様に認知していただくため、「トリプルポップ・プロモーション」を実施いたしました。
アイスクリーム・ドリンクについては4月よりメニューを一新し、定番のシェイク、お子様から若い女性に人気のポッピングソーダに、ラテ・カプチーノ・モカ・ナッツキャラメルの4種類の新カフェ・ブラスト、新発売のフルーツ・フリーズ2種(マンゴオレンジ、シトラスベリー)を加え、20代から30代の女性など幅広い顧客層にも魅力あるラインナップといたしました。5月12日から5月25日までは「アイスクリーム・ドリンク」プロモーションを実施し、アイスクリーム・ドリンクをお買い上げのお客様全員に‘スヌーピー’スマホスタンドをプレゼントするとともに、LINE公式アカウントで友だち限定50円OFFクーポンを配信(5月12日~6月11日)し、新しいアイスクリーム・ドリンクの訴求に取り組みました。
ゴールデンウィーク期間中(4月25日~5月9日)はダブルコーン・ダブルカップを31%値引きして提供するキャンペーンを行ない、TVCMでの告知を実施しヘビーユーザーや新しい顧客へ周知し来店促進を図りました。
6月12日からは、前年40周年プロモーションとして大好評だった「HAPPY 4 YOU」プロモーションを今年も実施(6月12日~7月30日)しました。これはトリプルポップを注文するとミニサイズのPOPスクープをもう1個プレゼントし、アイスクリームが4種類も選べるお得なプロモーションです。これについても期間中TVCMで告知をして拡販を図りました。
戦略商品のアイスクリームケーキでは、7月25日「‘ミッキー’ Choo-Chooトレイン」、「ドレスアップ ‘ミニーちゃん’」、8月2日「パレット6 パティシエ コレクション」を新発売し、より魅力的なラインナップにしました。
8月は新しいプロモーション「サーティワンLOVE!TRY&GETサマー!!」(8月1日~9月9日)を実施しました。期間中お買上げ300円ごとにフレーバー・シールがもらえ、シールに付いているクジで「当たり」が出たら10,000名様にオリジナル・トートバッグをプレゼント、またフレーバー・シールを5枚集めるとキッズコーンまたはカップと引き換えられるダブル・チャンスのプロモーションで、更にTVCMを放映し新規客誘引と再来店促進を図りました。
同時期に期間限定商品“ゼリーカップサンデー”(8月1日~9月9日)を発売しました。オリジナルのゼリーの上にお好きなレギュラー・サイズのアイスクリームをのせた、夏に爽やかに食べられるサンデーです。
更に、追加の売上増進策として8月1日から6日まで「毎日がサーティワンの日、ダブルコーン・ダブルカップ31%OFF」を実施し、お盆の時期にはTVCMやLINEでバラエティパックを訴求して、最盛期の売上を確保しました。
9月の連休には今年もダブルコーン・ダブルカップを31%値引きするキャンペーン(9月10日~9月23日)を実施し、TVCMやLINEによるキャンペーン告知をしてお客様の来店促進を図りました。また、今年初めて9月30日を「サーティワンの日」とし、ダブルコーン・ダブルカップを31%OFFしました。
10月には恒例の「ワンダフルハロウィン」キャンペーン(9月26日~10月31日)を実施し、ハロウィン・フレーバーやサンデー、ハッピードール、マジカルシェイク、ハロウィンバラエティボックス、ハロウィンケーキなどの期間限定メニューを取り揃え、店内をハロウィン一色に装飾すると同時に、300円お買い上げごとにハロウィンシールを1枚お渡しし、シールに記載されたシリアルナンバーでサーティワン・オリジナルのLINEスタンプをもれなくプレゼント、更にシールに付いているクジで楽しいハロウィン・グッズが当たるプロモーションを一ヶ月間に亘り実施しキャンペーンを盛り上げました。
また10月1日をグローバルアイスクリームケーキデーとし、1ヶ月間「サーティワンLOVE!フォトコンテスト」を実施いたしました。
クリスマス・セールはスタートを半月早め、11月1日から12月25日まで実施いたしました。今年はクリスマスアイスクリームケーキを7種類発売し、予約促進のため11月中に予約・購入すると10%値引きするという早割プロモーションを実施いたしました。更に、大人気のディズニー映画「アナと雪の女王」とタイアップした‘オラフ’雪だるまカップ(11月1日~16日)を新発売し、クリスマス期間中の来店促進と売上増強を図りました。
なお、5月11日には全国1,105店舗において、募金をしてくださったお客様全員にレギュラー・シングルコーンを1つプレゼントする社会貢献イベント「フリースクープ」(今年で13年目)を実施し、全国で74万人以上ものお客様に参加していただきました。お客様よりの募金と、当社からの寄付金を合わせた30,083,296円を、ユニセフを通じてアフリカ13ヶ国を対象に、学校の建設から黒板などの備品の購入、質の高い学校教材の開発、教員のトレーニングなど、教育における様々な支援をする活動「Schools for Africa」に役立てていただきます。
店舗開発の状況といたしましては、2014年から新しい店舗デザイン「Happy1.0」を導入し、店舗イメージ刷新を図っております。新しい店舗は当期38店開設し、当期末の店舗数は1,170店舗と前期末に対して13店舗増加いたしました。改装は当期71店実施し、既存店へも新しい店舗デザインの導入促進をいたしました。
以上のように、当期は商品の強化やキャンペーンの実施と出店・改装の推進により、売上増進に取り組んでまいりました。
しかし、売上高は消費意欲の低迷や消費税増税の影響に伴う外食市場の縮小傾向の進行と、2月の2度にわたる週末の記録的な大雪、最盛期7月の梅雨明けの遅れ、8月の西日本を中心とした大雨、10月の2度にわたる大型台風日本列島縦断、12月の強力な寒波到来による低温や大雪などの外的要因に加え、マーケティング施策の変更に伴いTVCMを「キャンペーン告知」から「ブランド醸成」へ移行したことで最盛期6月と8月のキャンペーン内容が顧客へ十分浸透せず来店客数が減少いたしました。更に、戦略商品「アイスクリームケーキ」の新商品発売タイミングの違い(前年4月下旬、今年7月下旬)による販売期間縮小と商品訴求方法の差による販売量の減少等の内的要因が加わり、186億2百万円(前期比9.4%減)という結果となりました。
また、営業利益は6億21百万円(前期比68.4%減)、経常利益は6億6百万円(前期比70.4%減)、当期純利益は2億81百万円(前期比75.0%減)となりました。
なお、当社はアイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。

(2) キャッシュ・フロー

当期末における現金及び現金同等物は、前期末に比べ10億22百万円減少し19億82百万円(前期比34.0%減)となりました。
営業活動から得られた資金は13億1百万円(前期は16億98万円の獲得)ととなりました。
投資活動に使用した資金は25億53百万円(前期は17億17百万円の使用)となりました。
財務活動から得られた資金は2億29百万円(前期は8億66百万円の使用)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00474] S1004C1C)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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