シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058X7

有価証券報告書抜粋 焼津水産化学工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発活動は、新規調味料製品開発、新規機能性食品開発及び基幹製品の用途開発など、当社オリジナル製品開発を精力的に行うと同時に、ユーザーである食品・健康食品会社からの開発依頼に基づく製品開発も迅速な対応にて進めております。更に新たな事業領域へ展開を図るべく、食品以外の領域における製品開発・研究活動も積極的に推進しております。
当連結会計年度において、これらの活動に要した研究開発費は2億10百万円であります。

(1) 調味料
調味料事業部門では、当社独自の抽出技術、乾燥技術、反応技術を用い、風味や調理機能に特長のある商品開発を行っております。
当連結会計年度中には、当社独自の抽出技術により(特許取得済み)、家庭の出汁の10倍濃厚な出汁製品4品を「風味の雫シリーズ」として上市いたしました。この抽出技術は、濃縮することなく、濃厚な出汁が得られます。そのため他社製品よりも製造工程中の風味の劣化が少なく、出汁の上質な風味を有することが特長です。また、掛川新工場での製品開発もエキスを中心に積極的に行ってまいりました。

(2) 機能食品
機能性食品事業部門では、海洋資源を中心とした新規の素材開発を進めており、大学などの研究機関と共同研究することにより、次期製品の早期の開発を推し進めております。
前期商品化に成功した紅茶の機能性成分である「テアフラビン素材」も当社独自の機能性データを取得する一方、静岡県の補助金を活用し、静岡県産茶葉のみを原料とした「静岡テアフラビン素材」の開発に深化させております。一方、既存の主力製品である「N-アセチルグルコサミン」、「コラーゲンペプチド」および「アンセリン」についても新たな機能性データを取得すると共に、食品カテゴリー以外の領域への展開も視野に、製品化に向けた調査研究を深耕しております。

(3) 水産物
水産物事業部門では、カツオ・マグロを主原料とした加工食品の開発を継続して進めております。現在、「カツオの漬け」等二次加工品を外食向けに販売中であります。さらに、回転寿し向けに黄肌マグロを主原料とした「スライス」「ネギトロ」の開発販売に着手していく計画であります。

(4) その他
その他の事業では、機能性素材の開発で培った技術を活用し、「N-アセチルグルコサミン」や「コラーゲンペプチド」を配合した働く女性向け化粧品製品等を開発し、当社通販事業分野で販売を開始しております。また、キチンを低分子量化した肥料用の素材の開発に成功しました。当素材を配合した肥料商品「きちんとみのーる」を肥料登録し、新規事業領域への展開を図っております。

(5) 工業所有権の状況
当連結会計年度における工業所有権の状況は、次のとおりであります。
工業所有権の内容出願件数(件)うち登録件数(件)
特許権316(55)61(13)
実用新案権6(-)2(-)
商標権59(9)57(9)

(注)( )内は、海外出願または登録を内数で示しております。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00475] S10058X7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。