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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FLC

有価証券報告書抜粋 株式会社パレスホテル 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税増税前の駆け込み需要に対する反動で個人消費が落ち込んだこと等により、4月以降成長が鈍化したものの、日銀の金融緩和政策や円安の効果等により企業収益や雇用・所得環境が改善し、基調としては緩やかな回復傾向となりました。
ホテル業界におきましては、国内のビジネス客および旅行・レジャー客が好調な推移を示すと共に、新興国向けビザ(査証)発給要件の緩和や羽田空港の国際線増枠等に円安効果も加わり、訪日外国人は前年比約3割増の1,341万人に達しました。この結果、客室稼働は高水準で推移し、客室単価も前年を上回りました。また、レストラン利用や法人の宴会需要は、交際費課税の緩和等の効果もあり復調の兆しが見られました。
このような環境のなか、開業3年目に入った「パレスホテル東京」は、国内外の顧客等に対する積極的な営業活動に加え、サービス品質の一層の向上や洗練された料理の提供によりラグジュアリーホテルとしての認知が進展し、顧客層の厚みも拡がって参りました。この結果、宿泊・レストラン・バンケットの各部門において増収となりました。また、事業部門の主たる営業所が、宴会需要の取り込みにより好調に推移すると共に、オフィスビル市況の改善を受けて賃貸部門の収入も増加し、ホテル事業にオフィス賃貸事業を併設する当社の収益基盤が整って参りました。
当連結会計年度の売上につきましては、「パレスホテル東京」の売上およびオフィスの賃貸収入等を合わせた売上高27,144百万円となり、前年同期と比べ1,538百万円(6.0%)の増収となりました。
一方、経費面におきましては、引き続き徹底した原価管理と諸経費の削減を推し進めた結果、営業利益は3,824百万円と前年同期と比べ864百万円(29.2%)の増益となりました。経常利益は1,737百万円と前年同期と比べ649百万円(59.7%)の増益となりました。これに法人税、住民税及び事業税ならびに法人税等調整額を加減算した結果、当期純利益は2,039百万円と前年同期と比べ656百万円(47.5%)の増益となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① ホテル事業
売上高は前年同期5.8%増の21,660百万円となり、営業利益は前年同期と比べ35.9%増の1,936百万円となりました。
② 不動産賃貸事業
売上高は前年同期6.7%増の5,484百万円となり、営業利益は前年同期と比べ17.9%増の2,376百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースでの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,549百万円となり、前連結会計年度と比べ1,098百万円の減少となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は下記のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は5,672百万円(前連結会計年度は9,513百万円の資金の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,752百万円、減価償却費による影響額3,458百万円、長期預り保証金の増加525百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,349百万円(前連結会計年度は4,951百万円の資金の使用)となりました。これは主に無形固定資産取得による支出1,129百万円、有形固定資産取得による支出211百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は5,421百万円(前連結会計年度は2,823百万円の資金の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出71,923百万円、長期借入れによる収入68,800百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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