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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10071JU

有価証券報告書抜粋 株式会社ホテル、ニューグランド 業績等の概要 (2015年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、企業収益の回復による設備投資の増加や雇用情勢が改善に向かうなど回復基調を維持してまいりました。
当ホテル業界におきましても、訪日外国人客の増加や国内旅行を中心に旅行意欲も堅調で、宿泊事業における客室稼働率や客室単価の上昇に大きく寄与いたしました。
こうした経済状況の下、当社におきましては、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、前事業年度において本館大規模改修第一期工事を無事完了いたしました。当事業年度につきましては、全ての施設において営業を休止することなく、売上確保に全力を注いでまいりました。
宿泊部門については、総需要の拡大基調により好調を維持、レストラン部門についても堅調に推移いたしましたが、宴会部門については、前事業年度の工事の影響や競合施設増加等の影響により婚礼売上が計画値を下回りました。
また、営業施策といたしまして、顧客組織「横浜ニューグランドクラブ」の更なる活性化を目指した特典の充実、旅行業免許登録による新たな宿泊商品の造成、外販新商品の開発と販路拡大、催事の積極的開催等を着実に実行してまいりました。
一方で、経費面におきましては、原材料の価格上昇や客室稼働率上昇による光熱水費の増加はありましたが、継続した経費削減及び効率的な経営に努め、収益の確保に邁進いたしました結果、黒字回復を果たすことが出来ました。
当事業年度の売上高は5,464,417千円(前事業年度比11.1%増)、営業利益は48,053千円(前事業年度は315,553千円の営業損失)、経常利益は45,429千円(前事業年度は315,377千円の経常損失)、当期純利益は74,248千円(前事業年度は253,483千円の当期純損失)となりました。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(ホテル事業)
ホテル事業の当事業年度の業績は、売上高5,406,744千円(前事業年度比11.3%増)、営業利益17,503千円(前事業年度は348,249千円の営業損失)となりました。
なお、主な部門別の売上高は、宿泊部門1,348,965千円(前事業年度比22.2%増)、レストラン部門1,471,894千円(前事業年度比11.0%増)、宴会部門2,162,155千円(前事業年度比6.8%増)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業の当事業年度の業績は、売上高57,672千円(前事業年度比4.1%減)、営業利益30,549千円(前事業年度比6.6%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により791,479千円増加し、投資活動により216,723千円増加し、財務活動により329,899千円減少し、この結果、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、678,303千円増加となり、当事業年度末残高は2,339,281千円(前事業年度比40.8%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業収入が694,927千円増加し、原材料又は商品の仕入れによる支出が293,085千円増加、人件費の支出が44,637千円減少、その他営業支出が187,909千円減少したこと、及び法人税等の支払額が109,993千円減少したことなどにより、営業活動全体として前事業年度は87,647千円の支出でしたが、当事業年度は791,479千円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出が1,004,245千円減少し、工事負担金受入による収入が347,557千円増加したことなどにより、投資活動全体として前事業年度は1,143,487千円の支出でしたが、当事業年度は216,723千円の収入となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入れによる収入が1,500,000千円減少し、長期借入金の返済による支出が300,000千円増加したことなどにより、財務活動全体として前事業年度は1,470,403千円の収入でしたが、当事業年度は329,899千円の支出となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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