シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004QQ9

有価証券報告書抜粋 東宝株式会社 対処すべき課題 (2015年2月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


当社グループの主要事業を取り巻く経営環境は、国内の人口減少と少子高齢化により市場の拡大が望みにくいことに加え、エンタテインメント業界全般において、デジタル技術の革新によりコンテンツの視聴スタイルが多様化し、メディア間の競争が激化している状況にあります。
そうした環境下で、当社グループは、今後も持続的な成長を遂げるために、中長期的なビジョンや経営戦略を明確化することが重要と考え、この度「TOHO VISION 2018 東宝グループ 中期経営戦略」を策定いたしました。
この中期経営戦略においては、事業の三本柱である「映画・演劇・不動産」において、それぞれの事業で築き上げてきた当社グループのポジションや強みを今後も強化していくと同時に、当社グループの業績をさらに一段上の成長ステージに上げるために、次の5つの分野に重点的に取り組んでいくことを掲げております。

① 自社企画作品の拡充及び幅広いライツの確保
映画・演劇、アニメ等の社内の企画・プロデュース能力を強化し、部門間の連携をさらに深め、外部の才能の早期発掘や有力コンテンツの権利確保に努めると共に、多様な関連領域と新しい市場における利用展開を加速してまいります。
② ゴジラを中心としたキャラクタービジネスの展開
昨年ハリウッドで復活した「ゴジラ」は当社がオールライツを保有する大切なキャラクターであり、社内に横断的な組織を設置し、今後の新作公開と並行して、商品化やイベント等、キャラクタービジネスとして積極的かつ継続的な事業展開を図ってまいります。
③ 海外市場開拓のビジネスモデルの確立
自社作品の海外セールス強化に加え、自社及び日本国内の「企画」を積極的に海外に売り込み、有力なパートナーとの共同開発・製作を進めるなど、多面的アプローチで海外市場開拓のためのビジネスモデルを確立すべく取り組んでまいります。
④ TOHOシネマズの戦略的出店と高機能・高付加価値化
昨年の「日本橋」、本年の「新宿」に続き、今後も「仙台」「上野」「日比谷」等、都市中心部への集中的な出店や、映像・音響・座席等の施設の高機能化、商品・サービスの高付加価値化を図り、さらに強力なシネコンチェーンへ進化させるべく取り組みます。
⑤ グループ不動産事業再編による基盤強化と新規取得
東宝不動産㈱の完全子会社化を踏まえ、グループ内の機能再編により事業基盤の強化を図ると共に、当社の本拠地「日比谷」「有楽町」地区の活性化に向けた取り組みや、新規物件の取得も含め、グループ不動産事業の競争力向上を目指してまいります。
当社グループは、上記の経営戦略に基づいた具体的な経営施策を積極的に展開し、着実な業績の伸長と企業価値向上に向けて、全力で取り組んでまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04583] S1004QQ9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。