株式会社府中カントリークラブ 対処すべき課題 (2014年12月期)

3【対処すべき課題】
「固定資産税等の大幅な軽減による経営基盤の確立」と「クラブ存立の基盤である重要な資産の維持・改善」を2大テーマとして鋭意取り組んで参りましたが、「クラブ存立の基盤である重要な資産の維持・改善」につきましては、本事業年度において、
イ)グリーンを中心としたコースの改修
ロ)クラブハウス等の諸設備の改修
ハ)乗用カートの全面導入化
に着手し、年度内に完遂致しましたので、ハード面における当面の課題は解消したものと考えております。
従いまして、今後は、良好なコースコンディションを維持するためのメンテナンス技術の向上とコース管理体制の強化、接遇技能の習熟による質的サービスの向上等、ソフト面の改善に取り組んで参ります。
「固定資産税等の大幅な軽減による経営基盤の確立」につきましては、市街化調整区域への区域区分見直しにより、固定資産税・都市計画税の大幅な軽減を図るべく、目下、①八王子市・東京都に対する「固定資産評価審査申出に対する決定取消訴訟」、並びに②八王子市に対する「都市計画税賦課処分の取消訴訟」を行っております。
上述①については第7回口頭弁論期日、②については第2回口頭弁論期日を経ておりますが、今後も訴訟遂行の委任先である「小林･福井法律事務所(代表 小林元治弁護士)」との連携を密にし、勝訴を目指して取り組んで参ります。