各務原開発株式会社 業績等の概要 (2015年6月期)

(1)業績

当期におけるわが国経済は、消費税増税による消費の伸び悩み等もあり経営環境は弱いものの、日銀の金融緩和政策や円安の効果等により企業収益等が改善し、基調としては緩やかな回復傾向となりました。一方、ゴルフ業界におきましては、プレー単価下落には歯止めがかかってはきたものの、ビジターの集客競争は激しく、依然として厳しい状況にあります。
このような経営環境のもと、業績面では売上高は82,200千円(前年同期比0.0%増)となり、販売費及び一般管理費につきましては前年度に引き続き経費節減に努めましたが、借入金利息の負担は重く、経常損失は552千円(前年同期は経常損失2,056千円)となりました。その結果、当期純損失は1,595千円(前年同期は当期純損失3,376千円)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ4,573千円減少し、当事業年度末は6,962千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における営業活動による資金の増加は、23,419千円(前年同期比24.3%減)となりました。これは、税引前当期純損失が552千円であったものの、未払金が前事業年度末より2,462千円増加したこと、減価償却費21,452千円であったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における投資活動による資金の減少は、1,740千円(前事業年度は資金の増減はありません)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が1,740千円あったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における財務活動による資金の減少は、26,253千円(前年同期比18.9%減)となりました。これは、長期借入金3,348千円を借入れ、短期借入金29,602千円を返済したことによるものであります。