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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004E53

有価証券報告書抜粋 グリーンランドリゾート株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の当社グループにおいては、ゴルフ事業や北海道の遊園地及びホテル事業は堅調であったものの、主力事業である九州の遊園地及びホテル事業が、多くのお客様の集客が見込まれる繁忙日に悪天候に見舞われたことに加え、夏の記録的な長雨や大型台風の接近により低調に推移したため、当社グループの業績は前連結会計年度を下回る結果となりました。
その結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高7,518,582千円(前連結会計年度比355,032千円減)、営業利益242,913千円(前連結会計年度比117,640千円減)、経常利益268,633千円(前連結会計年度比40,946千円減)となり、当期純利益は171,424千円(前連結会計年度比20,354千円減)となりました。

前連結会計年度
(千円)
当連結会計年度
(千円)
増減額
(千円)
増減率
(%)
売上高7,873,6157,518,582△355,032△4.5
営業利益360,553242,913△117,640△32.6
経常利益309,579268,633△40,946△13.2
当期純利益191,779171,424△20,354△10.6

次に、事業の種類別セグメントの概況をご報告申し上げます。

(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、季節毎に多彩なイベントを開催いたしました。
春のイベントにつきましては、メインイベントを「超決戦バトルステージ」と題し、第一部は獣電戦隊キョウリュウジャー、第二部・第三部では仮面ライダー鎧武をメインキャラクターとし、巨大ステージを舞台に、炎の演出など様々な仕掛けを盛り込み、グリーンランドでしか見ることができないオリジナルのストーリーで開催いたしました。さらに、サブイベントとして「マギ展=マジカルアドベンチャー= in グリーンランド」と題し、若い世代を中心に人気が高いアニメ「マギ」の展示イベントを開催し、併せて飲食店舗でのコラボメニューの販売や、アニメ声優のトークショーを実施しました。さらに、春休み及びゴールデンウィークには、人気のキャラクターショーも開催し、集客に努めました。
夏のイベントにつきましては、世界レベルのパフォーマーたちによるダイビングショー「ハリウッド ウォーターダイブ サーカス」や「仮面ライダー鎧武 究極(アルティメット)バトル」、さらに「劇場版仮面ライダー鎧武 出演俳優トークショー」などのイベントを開催し、集客を図りました。
また、夏恒例の花火イベントとして、「花火シリーズ2014夏」と題し、「さのよいファイヤーカーニバル2014」に始まり、お盆期間の「打上花火ショー」、締めくくりとして「タマホームスペシャル2014 第11回 花火物語」を開催し、8000連発の打上げ花火や水中花火、レーザー光線とのコラボやナイアガラなど、各花火イベントで違った趣向の演出を楽しんでいただきました。さらに、8月の夜間営業におきましては、園内の夜間イルミネーション演出の拡充に加え、夜間特別イベントとして、「サマー大道芸パフォーマンスステージ2014」を開催しました。
秋のイベントにつきましては、「グリーンランド モンスターズハロウィン」と題し、園内にはハロウィンの装飾を施すなど、季節感のある演出を行いました。また、モンスタートラック・スタントカー・フリースタイルモトクロスが日本初共演を果たした「モンスターマシーン アクロバットバトル」を開催し、ハロウィン期間中は装飾や小道具などをハロウィンバージョンとして実施しました。また、こどもたちに絶大な人気を誇る「妖怪ウォッチ」や「仮面ライダードライブ」などのキャラクターショーを開催し、ファミリー層の集客に努めました。その他にも、ハロウィンをイメージした音楽にあわせた花火が夜空を彩る「ハロウィン花火ショー」を開催いたしました。さらに、9月25日に迎えた当社創業50周年を記念して、「おかげさまで50年」と題し、利用者などの思い出の写真や品物を展示するイベントを開催いたしました。
冬のイベントにつきましては、12月20日からの11日間、ウィンターイルミネーション「光のファンタジー」と題し、イルミネーションが輝く幻想的な夜の遊園地を楽しんでいただきました。また、大晦日のカウントダウンイベントは「グリーンランドカウントダウンパーティ DX」と題し、恒例のニューイヤー花火に加え、アーティストによるライブイベントや、福岡よしもとによるお笑いライブなどを開催し、多くのお客様にお越しいただきました。また、カウントダウン特別料金の設定や、ライブ特別観覧席セット前売券などを販売し、売上高の拡大に努めました。

施設面におきましては、お客様に喜ばれる魅力ある施設づくりを進め、園内の四季折々の自然景観の維持及び園内景観の向上に努めました。特に夜間営業時においては、園路周辺に加え、各遊具においてもイルミネーションを拡充させ、新たな光の演出に取り組みました。また、「恋人の聖地」サテライト施設への選定を受け、恋愛スポットの新設や、既存施設のリニューアルを行い、新たなブランド価値の創出にも努めました。さらに、新アトラクションとして、からくり扉やトリックアートなどの仕掛けを駆使した、お客様体験・体感型の施設「巨大立体迷路 KARAKURI城」を新設し、利用者の拡大を図りました。また、大型プール施設「ウォーターパーク」におきましては、新エリア「わんぱくバルーン」をオープンさせ、多くのお客様に楽しんでいただきました。
この結果、季節毎の多彩なイベントの開催や、アトラクションの新設などの園内施設の魅力向上及び入園料改定による売上高の拡大に取り組んだものの、多くのお客様の集客が見込まれる繁忙日に悪天候に見舞われたことに加え、夏の記録的な長雨や大型台風の接近により、利用者数は、前連結会計年度比92,759人減少の821,431人となり、売上高は前連結会計年度比372,534千円減少の3,181,119千円となり、営業利益につきましては、前連結会計年度比108,002千円減少の318,726千円となりました。
『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春のイベントといたしまして、「わんわん大サーカス」や、人気キャラクターを起用した「4大ヒーロー&ヒロイン大集合」を開催し、ファミリー層の集客を図りました。
夏のイベントにつきましては、毎年恒例のコンサート「JOIN ALIVE(ジョインアライブ)2014」が、いわみざわ公園と遊園地で開催され、TOKIO・ウルフルズなど多彩なアーティストが出演し、多くのお客様に楽しんでいただきました。また、「USAバイクサーカス」や「いわみざわ彩花まつり花火大会」・「いわみざわ公園花火大会」により集客に努めました。さらに、夏休みや秋の休日を中心に、「2014サマー&オータムフェスティバル」と題し、テレビなどで人気の様々なキャラクターショーを開催いたしました。この結果、イベントの開催効果や、ゴールデンウィーク期間の好天により利用者数が増加し、フリーパスの料金改定による客単価増加も功を奏し、堅調に推移いたしました。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましても、平年の倍近くの積雪及び低温の影響で、1月の3連休と2月上旬は伸び悩んだものの、その後は新規団体の取り込みや、12月のオープン日の前倒しにより順調に推移しました。以上の結果、北海道の遊園地ならびにスキー場を合わせた利用者数は、前連結会計年度比19,263人増加の232,646人となり、売上高は前連結会計年度比70,732千円増加の673,654千円、営業利益につきましては前連結会計年度比23,843千円増加の46,095千円となりました。
以上の結果、利用者数は前連結会計年度比73,496人減少の1,054,077人となり、売上高は前連結会計年度比301,801千円減少の3,854,773千円、営業利益につきましては前連結会計年度比84,158千円減少の364,821千円となりました。

(ゴルフ事業)
『グリーンランドリゾートゴルフコース』におきましては、ヘッドスピード測定やドライバーの飛距離測定などの多彩なイベントを実施することで、オープンコンペをはじめとしたクラブ主催コンペの魅力を向上させるとともに、コース整備においてもティーグラウンドの拡張・整備を実施し、快適なプレー環境の提供に取り組みました。また、今まで以上に樹木の剪定に取り組み、景観の変化により、これまでと違った楽しみを感じていただけるようにも努めました。クラブハウスにおきましては、男性浴室への全身シャワーの導入や洗い場の拡張、仕切り板を設置する改装を行い、快適性の向上を図りました。また、女性ゴルファーの満足度向上のため、女性向けレストランメニューの充実、浴室内の全面改装、アメニティなどの提供にも取り組みました。
『大牟田ゴルフ場』におきましては、多数の男子プロを含めたプロアマチャリティなど大型コンペの誘致や、シニア層・女性ゴルファーに特化したイベントの定期開催による集客を図りました。コース整備においても、グリーン拡張工事を実施し、今までとは違ったアンジュレーションをつけることで、コースの変化を楽しんでいただきました。さらには、レディースティーの新設、橋梁の塗り替え及び樹木剪定による景観向上にも取り組みました。クラブハウスにおきましても、利便性及び快適性の向上に向けた改修を行い、顧客満足度の向上を図りました。
『広川ゴルフ場』におきましては、毎月1回の誰でも参加可能なオープンコンペの開催や、参加者が女性限定のコンペなど、様々な内容のコンペ開催による集客に努めるとともに、コース整備においても、打ち込み防止センサーの取り付けを行い、安全面の向上にも取り組みました。クラブハウスにおきましては、男性トイレや女性浴室の改修など、設備の改善にも努めました。また、フランス人の整体師によるマッサージサービスの提供も開始し、他ゴルフ場とは違った魅力を創出することで、満足度の向上にも努めました。
また、大牟田・広川ゴルフ場におきましては、快適なプレーが楽しめるキャディ付プレーを積極的に販売し、セルフ化が進む中、他ゴルフ場との一層の差別化を図り集客に努めました。
さらに3ゴルフ場のレストラン共同で地元ブランド牛を利用したステーキやすき焼き等の高単価商品の販売にも取り組み、満足度の向上と単価アップに努めました。
韓国を中心とした海外からのゴルファーの誘客にも積極的に取り組み、年間で6,000名以上の利用者を獲得し、売上獲得へとつなげる一方で、相互施設利用提携も推進し、国内外7ヶ所目となる、韓国の大邱(テグ)カントリークラブと新たに契約を締結し、3ゴルフ場の付加価値の向上に取り組みました。
以上の取り組みの結果、3ゴルフ場を合わせた利用者数は前連結会計年度比1,514人減少の138,855人となったものの、単価アップなどの取り組みが功を奏し、売上高は前連結会計年度比14,559千円増加の1,023,001千円となり、営業利益につきましても、前連結会計年度比28,112千円増加の33,576千円となりました。

(ホテル事業)
『ホテルブランカ』及び『ホテルヴェルデ』におきましては、遊園地内のショップに両ホテルのPRコーナーを設け、情報発信に注力するとともに、相互の人材交流による運営の効率化に努めました。
『ホテルブランカ』におきましては、遊園地に隣接する立地優位性を活かし、遊園地入園とバーベキュー利用をセットにしたプランやパスカワールド(ボーリング場)利用と鍋バイキングをセットにしたプランの販売に取り組むとともに、スペイン・ガリシア州政府公認の「ガリシアプレミアムポーク」をしゃぶしゃぶ・ステーキで楽しむことができる食べ放題イベントを開催し、集客に努めました。また、お客様がホテルヴェルデのトレヴィやグリーンスターを利用する際の無料送迎に加え、期間限定で宿泊者のお食事をお部屋で提供するサービスを開始し、満足度の向上に注力しました。さらに、遊園地やウォーターパークへの通路及びその周辺の環境整備を行うことで、景観の改善にも取り組みました。
『ホテルヴェルデ』におきましては、遊園地の春のイベント開催にあわせ、「仮面ライダー鎧武」ルームを期間限定で新設し、「くまモン」をテーマとした「ゆるっくまルーム」を含めた特徴ある客室の販売に加え、韓国・台湾を中心とした海外からの宿泊客の獲得に注力しました。また、期間限定で付加価値を高めたプレミアム宿泊プランを設定するなど、話題性の高い商品造成にも取り組みました。レストラン部門では、日本料理「小岱」において、第27回全国日本料理コンクール郷土料理部門で東京都知事賞を受賞した料理長による郷土会席を提供するとともに、その情報発信にも注力し、話題性の喚起を図りました。また、カフェ&バー「グリーンスター」のランチメニュー強化や、「トレヴィ」をハイグレードなラウンジに改装し、落ち着いた空間でゆっくりとカクテルなどを楽しむことができるスペースといたしました。さらに、メインエントランス横に、解放感あるデッキでアフタヌーンティーセットなどが楽しめるオープンカフェテラスを新設するなど、各店舗の特色を活かし、様々なニーズに応えることで集客に努めました。婚礼部門では、打上げ花火の演出や、「恋人の聖地」のサテライト施設として選定された遊園地の恋愛スポットでの前撮りなど、オプションサービスを充実させるなどして競合他社との差別化を図る一方、婚礼試食会を最大限に活用した高単価料理の案内にも力を入れ、売上高の拡大にも取り組みました。宴会部門ではカニやステーキが食べ放題のイベントをはじめとした様々なイベントの開催、接客サービスの質の向上により、リピーターの獲得に努めました。また、遊園地内ショップの営業でも、新たに大型2店舗の営業を開始することで、売上高の拡大に取り組み、既存各店舗でも商品構成の見直しを図りました。ギフト商品販売及び保険代理店部門では営業活動の強化や取扱商品の充実に注力しました。
しかしながら、夏休みの長雨や4回にわたる大型台風の接近による予約キャンセルの影響が大きく、ホテルブランカならびにホテルヴェルデを合わせた宿泊者数は前連結会計年度比3,580人減少の63,040人となりました。売上高は遊園地内ショップの増加で前連結会計年度比10,152千円増加の1,529,691千円となりましたが、宿泊者数の減少などにより営業損失は25,758千円(前連結会計年度は営業利益15,341千円)となりました。
『ホテルサンプラザ』におきましては、インターネット予約による取り込みを図る一方、改装された客室の積極的販売により高単価利用者の獲得にも努めました。また、焼酎フェア、ふぐ会席、生バンドに合わせてダンスが楽しめるパーティーの開催など、特色あるイベントの開催や、観光客・視察団などへの昼食の積極的販売にも取り組みました。婚礼部門では、人気が高まってきているバラ園におけるウエディングのPRを強化し、婚礼客の獲得に取り組みました。他にも1階フロアでのワインバーやワインの販売をさらに充実させ、ホテルの魅力度向上にも努めました。
『北村温泉ホテル』におきましては、温泉会員の特典内容の拡充、様々なイベントの開催、パークゴルフプランの販売強化、大学スポーツ部の合宿の誘致などにより、集客に努めました。また、季節感のある食事メニュー展開や、ショップの商品構成見直しによる単価アップも図りました。さらに、4月からは新たに北村中央公園・桜づつみ公園の指定管理者を受託し、売上高の拡大に取り組みました。
この結果、ホテルサンプラザならびに北村温泉の宿泊者数は前連結会計年度比3,408人減少の27,387人となったものの、客単価アップや、北村中央公園・桜づつみ公園の指定管理者受託により、売上高は前連結会計年度比18,478千円増加の629,899千円、営業利益は前連結会計年度比2,964千円増加の17,000千円となりました。
以上の結果、宿泊者数は前連結会計年度比6,988人減少の90,427人となり、売上高は前連結会計年度比28,630千円増加の2,159,590千円、営業損失は8,758千円(前連結会計年度は営業利益29,377千円)となりました。

(不動産事業)
不動産事業におきましては、ウルトラマンランド跡地での駐車場賃貸や通年でメガソーラー事業用地の賃貸があったものの、前年9月までウルトラマンランドの土地賃貸が発生していたため、売上高は前連結会計年度比6,244千円減少の160,739千円となり、営業利益につきましては、前連結会計年度比21,800千円減少の93,990千円となりました。

(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、建設資材の販売は増加したものの、一部受注工事の終了により、土木資材の販売が減少したため、売上高は前連結会計年度比90,176千円減少の320,477千円、営業利益は前連結会計年度比6,769千円減少の48,501千円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は営業活動によるキャッシュ・フローで500,044千円増加したものの、投資活動によるキャッシュ・フローで239,388千円、財務活動によるキャッシュ・フローで226,837千円それぞれ減少したことにより、前連結会計年度末に比べ33,818千円増加し、273,610千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、500,044千円(前連結会計年度に比べ155,335千円減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益により281,735千円、減価償却費により423,303千円、資金がそれぞれ増加したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、239,388千円減少(前連結会計年度に比べ225,430千円増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出で245,121千円、資金が減少したためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、226,837千円減少(前連結会計年度に比べ34,801千円増加)となりました。これは主に、長期預り金の返還による支出により178,400千円、資金が減少したためであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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