ゴールドウイン開発株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)

(1)業績
当事業年度におけるわが国の経済は、政府による経済政策や日本銀行による金融緩和政策を背景に、企業業績や雇用環境に緩やかな改善が見られたものの、消費増税や円安による輸入製品の価格上昇に伴う個人消費の低迷等により、景気回復の動きは鈍く、依然として先行き不透明な状況が続いております。
一方、ゴルフ場業界におきましても、個人消費の伸び悩みに加え、早い積雪、雨天などの天候不順の影響を受け、厳しい経営環境が継続しました。
このような状況の下、当社では、集客増加策や顧客満足向上努力を継続し、また、経費節減による収支改善も行って参りました。
その結果、当事業年度における売上高は291,291千円(前事業年度比0.8%増)、経常利益は4,828千円(前事業年度比5.7%増)、当期純利益は9,307千円(前事業年度比7.2%減)となりました。


(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物は100,703千円となり、前事業年度末より14,759千円増加しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは30,679千円(前事業年度は22,549千円の獲得)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは1,500千円(前事業年度は131,697千円の使用)となりました。これは主に、固定資産の購入及び定期預金の預入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは14,420千円(前事業年度比54,830千円の使用)となりました。これは主に、リース債務の返済によるものであります。