シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004C8H

有価証券報告書抜粋 富士ソフト株式会社 研究開発活動 (2014年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループにおける研究開発活動は、主に連結財務諸表を作成する当社が行っております。
また、当社における研究開発活動はSI事業に係るものであり、その活動状況は、次のとおりであります。

(1)研究開発体制

当社の研究開発については、ロボット事業部及び再生医療研究部において、ITに関する最新の技術動向を調査、研究するとともに、実践レベルでの各種検証を行っております。
なお、当連結会計年度末の研究開発に従事する人員数は、38名であります。

(2)研究開発費用

当連結会計年度の研究開発費用は、総額7億12百万円であります。

(3)研究開発の概要

①ロボット技術
販売・レンタル中の高齢者福祉施設向けのロボットにおいて、施設にて毎日行うレクリエーションや談話時間中の会話など、現場スタッフの負担を低減する機能について、実証実験を繰り返し、機能提供しております。
さらに、ロボットの現場使用環境における故障率の低減を目指し、故障率の高い機構・電装部品および設計を見直し、試行検証を実施しております。
また、さがみロボット産業特区などにおいて生活支援や介護予防の機能および、認知症高齢者に対応可能な機能を搭載したロボットの試行検証を継続して実施しており、高齢者施設での有用性や効果を検証し、将来の高齢者施設への反映の可能性について継続して、調査・研究を進めております。
加えて、高齢者向けの転倒予防と体力向上を目的とした体操プログラムを搭載したロボットの実証実験を進めておりましたが、現場での検証が完了し、検証にて得られたデータの整理を進めております。

②再生医療技術
東京大学医学部付属病院に於いて軟骨・骨再生医療寄付講座(富士ソフト)を開講し、再生医療研究を推進してまいりました。2007年度には科学技術振興機構(JST)より「先天性顔面疾患に用いるインプラント型再生軟骨」に関わる新技術開発委託の採択を受け、産官学連携による研究開発を進めております。また、当社が技術的支援を受けている東京大学での臨床研究にて有効性が確認されたことから、治験申請に向けて独立行政法人・医薬品医療機器総合機構と薬事戦略相談を開始致しました。
再生医療を取り巻く環境といたしまして、2014年11月に再生医療等安全性確保法、及び医薬品医療機器等法が施行されました。これら法の施行により、特定細胞加工物の加工受託が認められ、再生医療製品については仮承認制度が適用されることで、従来よりも治験期間が短縮されることが期待されます。社会環境の面でも再生医療製品の期待は高まっており、より安全性の高い製品を目指して開発を続けてまいります。
さらに、当社は2014年2月には再生医療に特化した子会社を設立致しました。今後、国の進める再生医療サービス事業認定に対応し、これまで貯蓄してきた知財・ノウハウを事業資産として、2014年度より本格的な「再生医療(製造販売業・細胞加工業)」に関する事業化を進めてまいります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04810] S1004C8H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。