有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZAF
株式会社 マルタイ 業績等の概要 (2015年3月期)
(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融緩和政策から円安基調となり、株価の上昇をはじめ景気は緩やかな回復基調が続いているものの、消費税率引き上げに伴う個人消費の弱さなどから、先行きが不透明な状況のままで推移いたしました。
食品業界におきましては、円安による原材料価格上昇の影響を受ける一方、消費者の低価格品志向が続いており、引き続き厳しい経営環境を強いられました。また、食品の品質に関する不祥事を契機として、消費者の食の安全・安心への関心がより一層高まってまいりました。
即席めん業界においても厳しい経営環境が続いており、当社は2015年1月に7年振りの製品値上げに踏み切り、その浸透を図ってまいりました。
このような状況の中で、当社では、2013年1月に新築した福岡工場等の多大な減価償却費の影響により厳しい決算が続いておりますが、収支の改善を最優先とする計画を策定し、ブランド価値の高い棒ラーメン、皿うどんの販売拡大を基本戦略に据え、利益重視の販売活動を推進するとともに、費用削減の徹底を図ってまいりました。
その結果、棒ラーメンは海外向け販売の増加などで売上を伸ばすことができましたが、皿うどん、カップめんは厳しい価格競争の影響を受け売上を落とす結果となり、全体の当事業年度の売上高は7,210百万円(前年同期比4.0%減)となりました。
また、損益面につきましては、全社をあげてコスト削減や業務効率化の徹底を図り収支の改善に努めた結果、前期より大幅に改善いたしましたが、依然として減価償却費の負担が大きく、営業損失は248百万円(前年同期は営業損失590百万円)、経常損失は228百万円(前年同期は経常損失592百万円)、当期純損失は228百万円(前年同期は当期純損失579百万円)となりました。
(※印はリニューアル発売製品)
主要製品別の売上状況は以下のとおりであります。
(棒ラーメン)
海外での販売増加により、売上高は2,265百万円(前年同期比11.3%増)となりました。
(皿うどん)
新製法による袋めんの販売攻勢や価格競争の影響を受け、売上高は1,858百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
(カップめん)
新製法による袋めんの販売攻勢や価格競争の影響を受け、売上高は2,700百万円(前年同期比14.1%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ255百万円増加し、資金残高は934百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は286百万円となり、前年同期と比べ204百万円減少しました。これは主に税引前当期純損失が336百万円減少したものの、売上債権の増減額が220百万円、未収消費税等の増減額が185百万円、法人税等の還付額が135百万円減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は65百万円となり、前年同期と比べ206百万円減少しました。これは主に交付金収入の受取額が121百万円、有価証券の売却及び償還による収入が100百万円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は95百万円となり、前年同期と比べ300百万円減少しました。これは主に短期借入金の純増減額が300百万円増加したこと等によるものであります。
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融緩和政策から円安基調となり、株価の上昇をはじめ景気は緩やかな回復基調が続いているものの、消費税率引き上げに伴う個人消費の弱さなどから、先行きが不透明な状況のままで推移いたしました。
食品業界におきましては、円安による原材料価格上昇の影響を受ける一方、消費者の低価格品志向が続いており、引き続き厳しい経営環境を強いられました。また、食品の品質に関する不祥事を契機として、消費者の食の安全・安心への関心がより一層高まってまいりました。
即席めん業界においても厳しい経営環境が続いており、当社は2015年1月に7年振りの製品値上げに踏み切り、その浸透を図ってまいりました。
このような状況の中で、当社では、2013年1月に新築した福岡工場等の多大な減価償却費の影響により厳しい決算が続いておりますが、収支の改善を最優先とする計画を策定し、ブランド価値の高い棒ラーメン、皿うどんの販売拡大を基本戦略に据え、利益重視の販売活動を推進するとともに、費用削減の徹底を図ってまいりました。
その結果、棒ラーメンは海外向け販売の増加などで売上を伸ばすことができましたが、皿うどん、カップめんは厳しい価格競争の影響を受け売上を落とす結果となり、全体の当事業年度の売上高は7,210百万円(前年同期比4.0%減)となりました。
また、損益面につきましては、全社をあげてコスト削減や業務効率化の徹底を図り収支の改善に努めた結果、前期より大幅に改善いたしましたが、依然として減価償却費の負担が大きく、営業損失は248百万円(前年同期は営業損失590百万円)、経常損失は228百万円(前年同期は経常損失592百万円)、当期純損失は228百万円(前年同期は当期純損失579百万円)となりました。
2014年5月 | カップめん | 縦型ちゃんぽん | ||
カップめん | 縦型高菜ラーメン | |||
6月 | 皿うどん | ※ | 四海樓監修太麺長崎皿うどん | |
8月 | 皿うどん | 食物繊維入り皿うどん | ||
皿うどん | 食物繊維入りオイスター皿うどん | |||
皿うどん | サクッと皿うどん | |||
棒ラーメン | 清陽軒監修棒ラーメン | |||
棒ラーメン | 四海樓監修棒ちゃんぽん | |||
その他 | ※ | カップしるこ45g | ||
10月 | 棒ラーメン | ※ | マルタイラーメン(減塩) | |
カップめん | 清陽軒監修久留米ラーメンカップ | |||
袋めん | 本場の味九州長崎ちゃんぽん麺 | |||
袋めん | 本場の味九州博多長浜ラーメン | |||
棒ラーメン | 次世代棒ラーメン | |||
2015年2月 | 皿うどん | 皿うどん醤油風味 | ||
皿うどん | 皿うどん白湯風味 | |||
3月 | カップめん | 四海樓長崎ちゃんぽんカップ | ||
棒ラーメン | 夏棒ラーメン | |||
棒ラーメン | ※ | 屋台とんこつ味棒ラーメン(減塩) |
(※印はリニューアル発売製品)
主要製品別の売上状況は以下のとおりであります。
(棒ラーメン)
海外での販売増加により、売上高は2,265百万円(前年同期比11.3%増)となりました。
(皿うどん)
新製法による袋めんの販売攻勢や価格競争の影響を受け、売上高は1,858百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
(カップめん)
新製法による袋めんの販売攻勢や価格競争の影響を受け、売上高は2,700百万円(前年同期比14.1%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ255百万円増加し、資金残高は934百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は286百万円となり、前年同期と比べ204百万円減少しました。これは主に税引前当期純損失が336百万円減少したものの、売上債権の増減額が220百万円、未収消費税等の増減額が185百万円、法人税等の還付額が135百万円減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は65百万円となり、前年同期と比べ206百万円減少しました。これは主に交付金収入の受取額が121百万円、有価証券の売却及び償還による収入が100百万円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は95百万円となり、前年同期と比べ300百万円減少しました。これは主に短期借入金の純増減額が300百万円増加したこと等によるものであります。
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