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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100524F

有価証券報告書抜粋 株式会社ファルコホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。当社の連結財務諸表の作成において、損益又は資産の状況に影響を与える見積り及び判断は、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したうえで行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループでは、見積り及び判断に影響を及ぼす重要な会計方針として以下のものがあると考えております。
① 子会社への投資に係る損失の計上
将来、子会社の財務状況が悪化した場合、のれんの償却期間及び評価の見直しなどにより損失を計上する可能性があります。
② 退職給付費用
当社グループの従業員の退職給付に備えるための退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定されている割引率、将来の給与水準、退職率等の前提条件に基づいて算出しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、又は前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用及び債務に影響を与える可能性があります。

(2)当連結会計年度の経営成績及び財政状態の分析
① 経営成績
当社グループの当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ11,807百万円減少し、46,593百万円(前年同期比20.2%減)となりました。売上高の減少は、主として、2013年12月16日付で㈱示野薬局の全株式を譲渡し、前連結会計年度においてドラッグ事業から撤退した影響によるものであり、ドラッグ事業の売上高は前連結会計年度に比べ10,919百万円減少しました。また、臨床検査事業につきましては、医療情報システムの売上の減少等により、売上高は前連結会計年度に比べ224百万円減少し、28,731百万円となりました。調剤薬局事業につきましては、前連結会計年度における㈱示野薬局の株式譲渡に伴い調剤薬局店舗数が14店舗減少した影響により、売上高は前連結会計年度に比べ662百万円減少し、17,875百万円となりました。
営業利益は、前連結会計年度に比べ557百万円増加し、1,675百万円(同49.9%増)となりました。臨床検査事業につきましては、人事諸制度の改正等に伴い固定費が増加していた前連結会計年度と比べ、営業利益は300百万円増加し、422百万円となりました。調剤薬局事業につきましては、薬価及び調剤報酬の改定や消費税増税の影響があったものの、処方箋枚数の増加やコスト削減等により、営業利益は前連結会計年度に比べ201百万円増加し、1,360百万円となりました。
経常利益は、営業利益の増加に加え、支払利息等の金融関連費用が減少したことにより、前連結会計年度に比べ707百万円増加し、1,825百万円(同63.2%増)となりました。
当期純利益は、経常利益が増加したものの、前連結会計年度において㈱示野薬局の株式譲渡に伴う関係会社株式売却益3,401百万円を計上した影響により、前連結会計年度に比べ1,161百万円減少し、1,117百万円(同51.0%減)となりました。

② 財政状態
当社グループの当連結会計年度末における資産につきましては、前連結会計年度に比べ2,685百万円減少し、30,192百万円(前年同期末比8.2%減)となりました。流動資産は、主に現金及び預金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ911百万円減少し、16,567百万円(同5.2%減)となりました。固定資産は、有形固定資産や投資有価証券の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,774百万円減少し、13,624百万円(同11.5%減)となりました。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ3,279百万円減少し、13,826百万円(同19.2%減)となりました。流動負債は、短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の減少や未払法人税等の減少により、前連結会計年度末に比べ2,383百万円減少し、10,252百万円(同18.9%減)となりました。固定負債は、主に長期借入金の減少により、前連結会計年度末に比べ895百万円減少し、3,574百万円(同20.0%減)となりました。
純資産につきましては、自己株式が増加したものの、一方で当期純利益の計上による利益剰余金の増加や有価証券評価差額金の増加により、前連結会計年度末に比べ593百万円増加し、16,365百万円(同3.8%増)となりました。

(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループは、「医療総合サービスの新展開」をグループ経営方針に掲げ、予防医学を基盤とする個別化医療時代の到来を見据えたビジネスを推進するとともに、基盤事業の収益力の強化を図ってまいります。
このような経営方針のもと、臨床検査事業においては、将来の事業環境を見据えた事業構造の改革を進めるとともに、遺伝子検査等の付加価値の高いサービスの強化に取り組んでまいります。
調剤薬局事業においては、薬局におけるサービスの向上及び店舗運営の効率化を図りながら、在宅事業やセルフメディケーション用品の販売等により、個別化医療時代に対応したサービスを推進してまいります。
また、将来の事業環境の変化を見据え、事業基盤を強化するため、人材の育成を図るとともに、バランスシート重視の経営を行ってまいります。
当社グループでは、資産効率性を重視しており、株主資本利益率、総資本利益率を主な経営指標として、企業価値の最大化を目指してまいります。また、財務基盤の強化に取り組み、安定的なフリーキャッシュフローの創出及び自己資本比率の向上を図ってまいります。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資金需要
設備投資、運転資金、借入金の返済及び利息の支払い並びに配当及び法人税の支払い等に資金を充当しております。
② 資金の源泉
主として営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入により、必要とする資金を調達しております。
③ キャッシュ・フロー
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。
④ 長期借入金及び短期借入金
当連結会計年度の借入金残高は1,635百万円であります。このうち、金融機関からの長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)は1,165百万円であり、金融機関からの短期借入金は470百万円であります。
(6)経営者の問題意識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおりであります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04982] S100524F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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