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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057RC

有価証券報告書抜粋 株式会社ジャストシステム 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、各種政策の効果を下支えとして円安・株高が進行し、企業収益の改善等により緩やかな回復基調が続いております。情報サービス業界においてもシステム投資は回復基調が継続する中、概ね堅調に推移しました。
このような状況下において、当社グループは、高機能で付加価値の高い新商品・サービスを提供することにこだわり、個人向け・法人向けに展開する既存ビジネスによる安定した収益を基盤としつつ、新たな収益の柱となる商品・サービスの企画・開発及び販売拡大に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は177億22百万円(前期比4.6%増)、営業利益は45億38百万円(前期比10.9%増)、経常利益は47億86百万円(前期比11.0%増)、当期純利益は32億1百万円(前期比13.5%増)となりました。営業利益、経常利益、当期純利益は、いずれも株式上場以来の最高益となり、営業利益、経常利益につきましては15四半期連続で過去最高益を更新しました。
当社はソフトウェア関連事業の単一セグメントでありますが、個人向け、法人向けに分類して概況を説明します。
個人向けには、「一太郎」「ATOK」「ホームページ・ビルダー」などのビジネスアプリケーションに加え、趣味・実用に利用できるソフトウェアやWebサービスを提供しております。
通信教育「スマイルゼミ」は、「タブレットで全学習が完結し、紙教材よりもわかりやすい」「クラウド型」といった「スマイルゼミ」ならではの特長を活かした学習方法が好評で、「小学生コース」「中学生コース」ともに順調に会員数を伸ばしました。「小学生コース」では、学力や目標に応じてより適切な教材で学習できるように、従来の「標準クラス」に加えて、2015年1月度から既存の知識を活用しながら、しっかり考えることで難易度の高い問題でも答えを導ける力が身につく「発展クラス」の提供を開始しました。英検5級(中学初級)レベルの英語力が身につく「小学生英語 プレミアムコース」とともに数多くの会員に追加受講していただいております。
「中学生コース」は、クラウド上に蓄積した学習履歴から一人ひとりの理解度や学習進捗の分析を行い、優先度や取り組むべき問題のレベルを判断し、“自分専用のカリキュラム”をリアルタイムに生成して配信する“オーダーメイド型通信教育”です。これまでにない画期的な教材で、ITと教育のノウハウを持つ当社だからこそ実現できた仕組みであり、2014年4月度からは「入試対策講座」をメインとした中学3年生向けのコースも開講しました。今後も教材やサービスの品質向上に努めつつ、ニーズに合わせたコース拡充をはかることで、より一層の会員増を目指します。
また、以前からご要望が強かったiOS向け日本語入力システム「ATOK for iOS」を2014年9月に発売できたことに加え、通信キャリアが提供している定額制アプリ使い放題サービスでの利用者増も売上に寄与しました。
これらの結果、個人向けの売上高は90億20百万円(前期比26.4%増)となりました。
法人向けには、民間企業、文教、公共、医療の各市場向けに、効率的で誤りのない日本語入力環境を実現するソリューション、大量に散在する情報の中から必要な情報への高速アクセスを可能にする企業内検索システムなどを提供しております。
当期は、商品力の強化と提案型営業が奏功し、ファイルサーバー統合管理システム「GDMS」、オールインワンBIツール「Actionista!」、ノンプログラミングWebデータベースソフト「UnitBase」といったシステム商品の販売が好調で、保守サービスの付帯率も向上した結果、売上増となりました。
文教市場では、2020年までに児童生徒に一人一台の情報端末整備を目指して、授業や課外活動におけるタブレット採用が進んでいくことが見込まれていますが、2014年6月に小学校向けタブレット活用統合ソフト「ジャストスマイル クラス」の提供を開始し、着実に営業活動が進んでおります。
一方、Windows XPサポート終了による買い換え需要が一巡したことでパソコン出荷台数が減少したことに伴い、クライアントPC向けソフトの販売が低調となりました。
これらの結果、法人向けの売上高は87億2百万円(前期比11.3%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
(当連結会計年度の概況)
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、49億46百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億79百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、前連結会計年度比8億97百万円増加の41億30百万円となりました。これは税金等調整前当期純利益47億93百万円、減価償却費9億57百万円等の増加要因と、法人税等の支払額17億10百万円、未払金の減少額5億88百万円等の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比35億85百万円減少の43億46百万円となりました。
これは主に、有価証券の取得による支出102億28百万円、有価証券の償還による収入69億円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比6百万円減少の5百万円となりました。これは、ファイナンス・リース債務の返済による支出の減少によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04996] S10057RC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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