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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005A2A

有価証券報告書抜粋 株式会社アルファシステムズ 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、強みである基幹系通信システム分野の開発で得られた経験とノウハウをもとに、先進の通信技術に関する研究及びそれらを利用した製品の研究開発に取り組んでおります。当社では、このための専門組織として、経営企画本部の配下に第一技術推進部と第二技術推進部を設置し、産学官による共同研究を含めて精力的な活動を推進してまいりました。
当事業年度に取り組んだ主な研究テーマは、以下のとおりです。
(1)オープンソースソフトウェア応用システムに関する研究開発
(2)情報家電ネットワークに関する研究開発
(3)ヘルスケアシステムに関する研究開発

当事業年度における研究開発活動の金額は114,809千円(前年同期比16.1%減)であり、主な活動内容は次のとおりであります。これらはすべて新たなビジネスの創出のための活動であり、「その他の事業」に関連して行っております。

(1)オープンソースソフトウェア応用システムに関する研究開発
授業で多数のパソコンを利用する教育機関において、運用管理者の負担を軽減するシステムの研究開発を推進いたしました。
既に製品化しているネットブート型パソコン運用管理システム「V-Boot」(ブイブート)について、起動時間の短縮、多様な周辺機器への対応、新たな起動方式の調査等を進めました。授業支援ソフト「V-Class」(ブイクラス)については、新OSへの対応を実施いたしました。

(2)情報家電ネットワークに関する研究開発
写真や音楽、動画等のデジタルコンテンツを、ホームネットワーク内で相互利用するための仕様であるDLNA(注)ガイドラインに着目し、以下の研究開発を推進いたしました。
イ)DLNAを活用した応用ソフトウェア
宅内外に存在する様々なデジタルコンテンツに対して、その保存先や種類をユーザが意識せずに再生・利用するために、クラウドサービスとのシームレスな連携の実現や、宅外から宅内のデジタルコンテンツを再生する新たな規格への対応等、DLNAの利用シーン拡大に向けた応用ソフトウェアの研究開発を進めました。

ロ)最新のDLNAガイドラインへの対応
「alpha Media Link SDK」の採用機器拡大に向け、最新のDLNAガイドラインで新たに規定された機能についての研究開発を進めました。
ハ)DLNAの利用シーン拡大
スマートフォンやAV機器にとどまらずDLNAの利用シーン拡大のため、搭載可能な機器やOS、プラットフォームの拡充を前提に、よりセキュアなコンテンツ保護の仕組みや高品位なコンテンツを扱えるよう研究を進めました。

(3)ヘルスケアシステムに関する研究開発
高齢者の健康増進、体調管理にスマートフォンやタブレットを活用し、企業が独自サービスを展開するためのサービス基盤となるヘルスケアソリューションの研究開発を進めました。また、この成果を利用して開発した介護サービス支援システム「alpha GoodCare Link」を2015年3月に販売開始いたしました。

(注)Digital Living Network Alliance.音楽や動画を取り扱うデジタル機器間の相互接続仕様を策定する標準化団体。また、そこで定めたガイドライン。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05029] S1005A2A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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