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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050K0

有価証券報告書抜粋 株式会社 メディカルシステムネットワーク 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、政府による経済政策や日本銀行による金融政策を背景に雇用情勢や企業収益の改善が見られ、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、2014年4月以降の消費税増税等の要因により、個人消費については本格的な回復には至らず、依然として消費動向の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが関わる医薬品業界におきましては、高齢化の進展に伴う医療費の増加により中長期的なマーケットの拡大が見込まれる一方、大手ドラッグストアによる調剤併設店の出店強化や、門前薬局主体で店舗展開をしてきた大手調剤薬局が、新業態への積極的な事業展開を図るなど、競争が激化しております。また、薬価基準の引下げや診療報酬・調剤報酬の改定等の医療費抑制のための施策が着実に実行されており、大きな転換期を迎えております。
このような情勢の下、当社グループの当連結会計年度における業績は、主力である調剤薬局事業が順調に推移したことから、売上高は75,548百万円(前年同期比14.2%増)となりました。利益面につきましては、調剤薬局事業において、後発医薬品の利用推進や在宅への取組みに注力し調剤技術料の取得が順調に推移したこと等により、営業利益2,641百万円(同26.3%増)、経常利益2,540百万円(同25.8%増)、当期純利益885百万円(同32.5%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

①医薬品等ネットワーク事業
本事業に関しましては、受発注手数料は堅調に推移したものの、システム売上が減少したこと等により、売上高は2,814百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益1,549百万円(同5.1%増)となりました。
なお、第2四半期連結会計期間において、2014年4月より取引休止中であった大口先(230店舗)の脱退がありましたが、営業協力先からの紹介案件の増加や2015年1月に芙蓉総合リース株式会社と戦略的包括提携契約を結び開発した医薬品仕入代金立替払サービスの導入等により、2015年3月31日現在の医薬品ネットワーク加盟件数は、調剤薬局1,165件、35病・医院の合計1,200件(前連結会計年度末比37件増)となりました。

②調剤薬局事業
本事業に関しましては、M&Aを中心に積極的な出店を進め、40店舗(内、ドラッグストア3店舗)の新規出店を行いました。一方で不採算店舗の閉鎖を進め19店舗(内、ドラッグストア6店舗)の閉店及び事業譲渡を行いました。また、グループ会社の吸収合併(6社)を行い、収益基盤の強化を図りました。2015年3月31日現在の店舗数は、調剤薬局345店舗(休止中の1店舗を除く)、ケアプランセンター2ヶ所、ドラッグストア9店舗、福祉用具貸与事業所1ヶ所となっております。
既存店の処方箋応需枚数・処方箋単価が順調に推移したこと、M&Aにより取得した店舗の業績寄与及び季節性疾患の流行等により、本事業の売上高は71,743百万円(前年同期比13.9%増)となりました。利益面につきましては、後発医薬品の利用推進や在宅への取組みに注力し調剤技術料の取得が順調に推移したこと等により、営業利益2,377百万円(同29.2%増)となりました。


③賃貸・設備関連事業
本事業に関しましては、事業規模拡大のため人員体制を強化したことにより労務費が増加した一方、医療機関誘致による不動産賃貸収入の増加及び2013年5月に開業したサービス付き高齢者向け住宅「ウィステリア清田」(札幌市清田区)への入居が順調に推移したことから、売上高は1,517百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益25百万円(前年同期は39百万円の損失)となりました。
なお、「ウィステリア清田」の入居件数は、2015年3月31日現在、全75戸中60戸と概ね順調に推移しております。

④給食事業
本事業に関しましては、株式会社トータル・メディカルサービスのフードサービス事業部及び株式会社さくらフーズにおいて病院・福祉施設内での給食事業受託業務を行っております。食材の仕入原価率の上昇等により、売上高は1,932百万円(前年同期比218.3%増)、営業損失13百万円(前年同期は12百万円の損失)となりました。
なお、当セグメントは2013年12月より新たな報告セグメントとして追加しており、前連結会計年度の連結対象期間は2013年12月から2014年3月までの4か月間となっております。

⑤その他事業
本事業に関しましては株式会社エスエムオーメディシスが治験施設支援業務を行っております。新規案件の組入が遅延したことから、売上高は182百万円(前年同期比55.2%減)、営業損失76百万円(前年同期は営業利益10百万円)となりました。
なお、前連結会計年度の連結対象期間である2013年12月から2014年3月までの4か月間の実績には医薬品卸事業の経営成績が含まれております。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末の残高は2,485百万円(前連結会計年度末は3,088百万円)となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は3,838百万円となりました。主な要因は、法人税等の支払額1,124百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益2,294百万円、減価償却費1,209百万円及びのれん償却額849百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3,958百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出2,360百万円及び子会社株式の取得による支出1,626百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は483百万円となりました。主な要因は、借入金の増加額481百万円等があったものの、配当金の支払額190百万円及びリース債務の返済による支出698百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05274] S10050K0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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