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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006LSB

有価証券報告書抜粋 株式会社アドバンスクリエイト 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2014年10月1日~2015年9月30日)におけるわが国経済は、円安・株高基調が継続し、企業業績は引き続き緩やかな回復基調にありますが、個人消費の回復は弱く、依然として先行きは不透明な状況となっております。海外経済においては、中国や新興国経済の減速や欧州経済の不安定化等により、景気動向に重要な影響を与える懸念が一段と高まりつつあります。
保険業界においては、改正保険業法の施行を来年に控え、保険代理店にも保険募集管理態勢の一層の強化が求められております。そのような中、営業環境についても、公的保障を補完するものとして民間保険に対する底堅いニーズはあるものの、景況感の改善に伴い消費者心理が貯蓄から投資や消費へ向かう等、生活防衛色に一服感が見られ、やや逆風下にあると言えます。
このような状況の下、当社グループは、保険流通改革のパイオニア企業として国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」を主軸とする「Web to Call to Real」(※1)の一気通貫型サービスにより、お客様のあらゆる保険ニーズに対応できるプラットホーム戦略を推進してまいりました。
国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」は、保険情報のディストリビューターとしてさらなるお客様のユーザビリティ向上と、保険会社各社との連携強化のための進化を追求しております。特に、スマートフォン・タブレットを含めたあらゆるデバイスを通じた保険の比較・申込サービスの拡充を積極的に進め、マーケット動向に機敏に対応しながら、保険に対するニーズに着実にアプローチしております。加えて、当社独自開発の顧客管理システムを活用したCRM戦略(※2)の一環として協業提携先とのネットワーク化を進め、万全の顧客管理と保全管理体制を構築しながら、高度なお客様サービスを実現しております。
さらに、当社は保険業法改正に先んじて、ガバナンス体制およびコンプライアンス体制の充実や情報セキュリティ体制の強化を図り、社内に対応プロジェクトチームを設置する等、より一層の保険募集管理態勢の構築に向けて全社的に取り組み、管理体制面においても積極的に経営資源を投下してまいりました。
保険代理店事業においては、都市圏のランドマーク的オフィスビル内を拠点とした商談環境の整備・充実によるお客様サービスの向上、保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」とのシナジー効果の最大化を追求いたしました。また、ターゲットを明確にした効果的なWebマーケティングを実施した結果、投資効率が大きく改善し、営業生産性を向上させることができました。なお、上述のとおり、来年の改正保険業法の施行に対応して、コンプライアンスチェック体制の充実ならびに保険募集管理態勢の強化を引き続き優先課題として取り組み、セグメントの業績における営業収益は対前期比で減少しております。
広告代理店事業においては、保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」の価値向上に比例して収益力が高まっており、また、再保険事業においても保険代理店との相乗効果により着実に取扱高を拡大する等、全ての事業セグメントにおいて連結業績に貢献できる体制を構築してまいりました。
以上の結果、売上高は、7,274百万円(前期比2.5%減)、営業利益は、1,153百万円(前期比1.9%増)、経常利益は1,143百万円(前期比3.3%増)、当期純利益は644百万円(前期比1.8%減)となりました。

(単位:百万円、前期比%)
連結ベース単体ベース
売上高・営業収益7,27497.56,62995.9
営業利益1,153101.91,019105.8
経常利益1,143103.31,003106.0
当期純利益64498.253097.1

セグメントの業績は次のとおりであります。
保険代理店事業におきましては、営業収益は6,629百万円(前期比4.1%減)、営業利益は1,019百万円(前期比5.8%増)となりました。
広告代理店事業におきましては、売上高は353百万円(前期比9.2%減)、営業利益は76百万円(前期比8.5%減)となりました。
再保険事業におきましては、売上高は555百万円(前期比22.7%増)、営業利益は55百万円(前期比32.8%減)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローの収入2,155百万円により、投資活動によるキャッシュ・フローの支出450百万円及び財務活動によるキャッシュ・フローの支出554百万円を賄い、1,150百万円増加し、1,664百万円となりました。
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度は、売上債権の減少(債権流動化を含む)により1,605百万円の収入等があり、営業活動により獲得した資金は2,155百万円(前連結会計年度は489百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、無形固定資産の取得による支出303百万円等があり、450百万円(前連結会計年度は12百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払額429百万円及び社債の償還による支出200百万円等があり、554百万円(前連結会計年度は961百万円の支出)となりました。

※1 「Web to Call to Real」
保険選びサイト「保険市場」等の運営をポータル(入口)とし、そこでの保険情報の提供や商品比較・資料請求を起点とした通販や店舗による対面販売、さらにそれらを補完するコールセンター等様々な販売チャネルを融合させた当社の営業形態を表した語。
※2 CRM戦略
CRMとは「Customer Relationship Management」の略。当社独自開発の顧客管理システムを活用し、既契約者や過去の資料請求者に対して様々なプロモーションを行い収益に繋げる戦略のことを指す。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05280] S1006LSB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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