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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FMA

有価証券報告書抜粋 株式会社NJS 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
水と環境のコンサルタントを取り巻く事業環境は、国内外ともに大きく変化しております。21世紀は、気候変動や人口増等により地球規模で水と環境の問題が深刻化すると言われています。途上国における人口増と急速な都市化は生活用水の確保や生活環境を脅かしています。先進国においては、高度成長期に整備したインフラが老朽化し機能低下等のリスクが高まっています。また、気候変動は過去に例のない強い降雨やスーパー台風を発生させ、私たちの生活を脅かしています。水と環境の問題は、こうした課題に対応したインフラ整備の問題であると同時に必要なサービスを提供していくマネジメントの問題でもあります。地域にあった経営システムの構築、民間企業を活用した効率的な経営手法の導入等、持続的なマネジメントの構築に関する課題が重要となっています。このように水と環境のコンサルタントの課題は、一段と多様で複雑になりつつあります。
このような状況のもと、当連結会計年度における当社グループの業績は、国内外における上下水道施設の整備、改築更新、耐震化、豪雨対策等の需要に積極的に対応し、連結受注高は19,208百万円(前連結会計年度比5.8%増)、連結売上高は14,859百万円(同2.0%減)となりました。
利益面では、技術開発と業務効率化の推進により、営業利益は1,299百万円(同48.8%増)、経常利益は1,375百万円(同42.5%増)、当期純利益は538百万円(同4.9%増)となりました。

セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① 国内業務
国内業務につきましては、水と環境の事業環境の変化に積極的に対応し、地震対策・豪雨対策等の災害対策業務、施設の合理的改築更新に向けたアセットマネジメント業務、低炭素化社会形成に向けた環境・エネルギー対策業務、持続可能なマネジメント構築に向けた事業支援業務、サービス向上と効率化を支える情報システム構築業務を重点業務に設定し、技術開発とともに営業強化をしてまいりました。
この結果、受注高は12,471百万円(前連結会計年度比10.0%増)、売上高は10,892百万円(同8.9%増)、営業利益は1,582百万円(同29.4%増)となりました。

② 海外業務
海外業務につきましては、アジアを中心とした新興国における旺盛なインフラ整備ニーズに対応し、インド、バングラデシュ、パプアニューギニア、イラク等で大型案件を受注しました。
この結果、受注高は6,736百万円(同1.1%減)となりました。売上高は、一部案件の売上計上が延期されたこと等により3,867百万円(同23.6%減)となりました。利益面では、不採算案件の処理及び貸倒引当金の計上などにより299百万円の営業損失(前年同期は営業損失422百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ635百万円増加し8,496百万円となりました。
なお、当連結会計年度末の各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,155百万円(前連結会計年度比264.2%増)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益1,329百万円、完成業務未収入金の減少450百万円、未成業務受入金の増加799百万円等であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額664百万円、未成業務支出金の増加899百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は135百万円(前連結会計年度は214百万円の使用)となりました。
主な内訳は、有形固定資産の取得による支出68百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は390百万円(前連結会計年度は409百万円の使用)となりました。
主な内訳は、配当金の支払額390百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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